(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎がとりあえず植物のことを中心に、それと昔の旅行記のこととか綴ってます。

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ユーフォルビア 植物

ユーフォルビア'ゴールデンレインボー'って'アスコットレインボー'な気がしてならない件。

更新日:

どもども~(^^)v

今日は斑入りの葉が彩が少ない冬の時期に明るくしてくれ耐寒性にも優れたユーフォルビアについてですが、数年前から気になっていたことを中心に取り上げたいと思います。

画像とデータ

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いつもお世話になっているアルムさんのお庭の株です(^^)

  • 学名: Euphorbia x martinii 'Ascot Rainbow'
  • 別名:
  • 分類:トウダイグサ
  • 原産:南フランス(原種)
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 6a(-23℃前後)
  • 花期:春

園芸や植物を知らない人からしたら、まったく意味不明なタイトルですね 笑.

葉色が寒い時期は赤みがかかり、暖かい時期は黄緑色、また適温の頃は黄色、という年中カラフルなユーフォルビアです。

彩りの少ない冬の時期に威力を発揮しますね、この辺りの葉色が鮮やかなユーフォルビアは(^^)

個人的にですが斑入り種のガーデニングに使用できる草花系のユーフォルビアの中で高温多湿の太平洋側の地域でも、蒸れや暑さで枯れずに年中露地放置で何年も育ってくれる剛健な性質が備えている、と思います。

草丈は90cm、株張りは60cmを目安にしてください。

育て方

育て方系のことは以前まとめてあります。こちらをお読みください。

草花系ユーフォルビアの切り方(剪定)について。主にカラキアスとかアミグダロイデスのような常緑系です。

どもども~(^^)v 主にカラキアスとかアミグダロイデスの園芸品種に代表される常緑性草花系ユーフォルビアの切り方について、まとめてみました。 ※「株元から新芽なんて出てないんだけど・・・・」という方は ...

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「Golden Rainbow」 で検索してもヒットしない

何者???

この斑入りの草花系のユーフォルビアについてですが、このゴールデンレインボーなのかアスコットレインボーなのかという話の前に、

元々はいったい何の斑入り種なのか?というところの説明が必要になるかと思います。

この斑入りの草花系ユーフォルビアは、19世紀後半に南フランスで見つかったカラキアス(E.characias)とアミグダロイデス(E.amygdaloides)の自然交配種で一般的に'マーチニー(E.x martinii)'や'マルティニー'と呼ばれるユーフォルビアの斑入りになります。

カラキアスのように2m近い草丈にならず1mの高さで納まるのはわい性種のアミグダロイデスの血が入っているからでしょうね。

アスコットレインボーとゴールデンレインボーを検索

こちらの画像はユーフォルビア'アスコットレインボー'または Euphorbia ’Ascot Rainbow’ で検索すると出てくる画像です。

一応ユーフォルビアの多くは欧州で使われているということで姿の似ている2種類を横文字で検索してその情報量を比べてみようかと思いましてね。

とりあえず試しにこちらをクリック→ 

Euphorbia ’Ascot Rainbow’ とEuphorbia 'Golden Rainbow'して検索結果を見比べてもらうと・・・

情報の質も量は断然アスコットレインボーの方が充実しています。

しかも画像を見てもどちらがどう違うのかなどどっちがどう、と判断ができる人は世界を見渡しても存在しないと思います。

ほとんど一緒ですよね。

ゴールデンレインボーの出生

もちろん花も同じです(^^)

ゴールデンレインボーは国内の生産者さんがマーチニーを育てていたら出てきた、という話を聞いたことがあります。そこから挿し木で増やしていったみたいです。これ以上の情報は聞いたことがありません。

アスコットレインボーの出生

ゴールデンレインボーの出生はわかりましたが、こんどはアスコットレインボーを掘り下げてみるといったいどのような経緯でこの斑入り種が見つかった、と言うと

2005年にオーストラリアのビクトリア州・アスコットのランブレイ・ナーセリーにてマーチニーからの枝変わりで出たモノを選抜したモノ。

このマーチニーの両親は原種のカラキアスとアミグダロイデスの園芸品種’ルブラ’を交配したマーチニー。

と言われています。

言われている、というか発見された年もナーセリーも判明しているのでほぼ間違いないでしょう。交配親の品種も断定されていますしね。アスコットは町の名前だったんですね(^^)

ついでに2010年にアスコットレインボーはアメリカの品評会というのでしょうか、銅メダルを取っています。

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結論

結局は何が言いたいかと言いますと、

アスコットレインボー=ゴールデンレインボー

なんじゃないかな、と思います。

もっと言ってしまうと、

ユーフォルビア'アスコットレインボー'の和名が'ゴールデンレインボー'というわかりやすいのかわかりにくいのかという説明になってしまいますが・・・・。

今回は

最近ゴールデンレインボーにそっくりなユーフォルビアを見かけて名前が違うけどなんなのアレ?

という質問を頂くことが増えましたのでちょっとはっきりさせようかなっと思いましたのでまとめました(^^

どちらもマーチニーの斑入り種ということには変わりないのでどちらも一緒と言ったら一緒ですが、少し検索したらアスコットレインボーは情報が出てきましたので載せました、

という話です(^^;

最後に

しかしながら個人的には出現した場所や地区、ナーセリー(載せてはいませんが作出した人の氏名も把握してます)、発見された年、さらにはマーチニーの掛け合わせの親の情報なんていう具体的な情報があり、それに基づいて付けられている'アスコットレインボー'の方が正式名称なんじゃないかな、

と思ってます。

最初の方にも書きましたが、このユーフォルビアがゴールデンレインボーとして流通し始めた頃に

「アレ?これって〇〇とそっくりじゃん」

と思ったのをよく覚えてます。

それからさらに数年後に、まさか自分が趣味の園芸でユーフォルビアを取り上げることになり原稿を書いていく中でその時の監修者さんより、

「アスコットレインボーではないのか?」

とご指摘を頂き(ぶっちゃけこの時はさすがだなぁ~と上から目線でしたが思いました 笑)、

その時は

「ゴールデンレインボーという名称の方が流通量が多く、一般的な認知度が高い」

という理由でゴールデンレインボーの名称を採用しましたが、一度時間がある時にしっかり調べてみようかな、と思っていたのでまとめました^^

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というわけで今日はユーフォルビア'アスコットレインボー'についてでした~

ではでは~(^^)v

ちなみに草花系のユーフォルビアの記事は2016年の3月号・趣味の園芸に掲載されています。こちらです→ NHKテキスト 趣味の園芸 2016年 03 月号

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織で事務職という名の雑用をこなした後に、まったくの未知の業種だった園芸を知識、経験、そして資金もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

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