アネモネ ムルティフィダ マゲラニカの花の画像

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アネモネ ムルティフィダ var. マゲラニカ の育て方。白というかクリーム色の花です。

2024年5月29日

どもども~(^^)v

アネモネ ムルティフィダ var. マゲラニカ(Anemone multifida var. magellanica)の育て方になります。

高温多湿の環境にも十分に耐えられるなかなか剛健なアネモネです。

名古屋地方の夏を余裕で何年も超えてます。

初めて種まきをしたのが5年か6年前で、その後も生産しつつ手元に残して経過を見ていてだいたいわかったのでまとめました。

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

もう少し詳しいプロフィールはこちら

画像とデータ

anemone multifida var magellanica blooming

春の開花時の実物は全体的に黄色がかる。クリーム色です。花径は5cmほど。案外大きい。

  • 学名:Anemone multifida var. magellanica
  • 別名:
  • 分類:キンポウゲ科
  • 原産:チリ、アルゼンチン
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 4(-28℃前後)
  • 花期:春(経年株は秋にも)

このアネモネはムルティフィダ種の変種(var.)になります。

アネモネ・ムルティフィダは主に北米に分布していて、このマゲラニカは南米の一部地域に分布しています。

ご存知の通り北米と南米と分布地域的に何千キロという距離があります。

変種は同一種の集団の中から文字通り「変わったモノ」が生まれたものなので、

マゲラニカはどのムルティフィダから現れたのかな?
ムルテキフィダ種はそんな何千キロに渡って分布しているモノなの?

と不思議に思います。

白花のパルマータに似たアネモネ マゲラニカのつぼみ

つぼみ。

人や国によってはマゲラニカはアネモネ・パルマータ(Anemone palmata)と呼ばれている場合があるようですが、

パルマータの画像を検索してみるとどう転んでも見ても花色も葉の形も全然違うんだけど、と思ってしまいます。

 

ちなみにマゲラニカ(magellanica)はフェルディナンド・マゼラン、大航海時代に人類初の船での世界一周をした人が由来です。

歴史の教科書に載っている人ですね。

 

草丈は30cmで株張りは15cmほどを目安にしてください。

地下茎で新しい芽が出てきますが広範囲に広がるということはありません。

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育て方

Anemone multifida var. magellanica blooming

草姿です。花茎がビョーンと伸びます。

個人的にものすごく育てやすい部類のアネモネだなという印象です。

暑さや寒さについては下記に記してますが、耐寒性はともかく高温多湿の環境でも問題なく育ちます。

水切れしても強風で花茎が折れても根さえ生きていればとりあえずOKでそのうちに復活するなっという剛健さがあります。


どれくらい剛健かというと、3.5号ポットに植えたまま3年以上水を与えるだけというスパルタ教育でも葉の色が薄くなることもなく毎年開花してます。

白い花のアネモネ

またポットに数年植え替えせず放置するとたいていの植物はポットのビニールが変形するくらい根が張り、

半端ない速さで水切れしたり根が回り過ぎて水やりしても水がまったく浸透しないのですが、

このアネモネは数年放置したままでもそういったことがないので、たぶん生育が特に根が大きく育つのがものすごくゆっくりだと思います。


このことから自生地はたぶん岩が多い場所や他に大きな木などがない競合相手が少ない環境だと想像しています。

 


根が広がるのがゆっくりで狭い所でも育つことから、
個人的には庭植えでなく、鉢植えでの管理が良いのかなと感じてます。

 

ココがポイント

地植えしたい場合は苗をすぐに植えると他のすでに根を張っている植物の根との地中の生存競争におそらく勝てないので、

5号鉢ほどに植えてしっかり株を作ってからのほうが良いかなと思います。


性質

クリーム色の花のアネモネ

夕日に当たると黄色感が出る。

他のアネモネの多くは一季咲きのモノが多い印象がありますが、

このアネモネは年に複数回、ざっくりで春と秋に開花します。


ただ株が若いと春にしか咲きません。

 

数年栽培してみて発芽から2年以上経過した株は一年で複数回開花してるなっと感じてます。

花後の様子

花が咲き終わった後ですが、

アネモネの花が咲き終わった後の様子

赤くない小さいイチゴを逆さにしたみたいなのが残ります。

ビヨーンと伸びていた先についていた花びらが落ち、花の中心部分だけが残ります。

他の多くのアネモネもこのような見た目になりますね。

これはこれで個人的には「アリだな」と思っているので、この状態も好みな人はいるのではないかと思います。

種が入っている部分。

拡大するとこのような見た目。

さらにこの状態からしばらくすると、

anemone multifida var. magellanica seed

綿毛状に。

これまた他のアネモネと同様にタンポポのように綿毛状になります。

この中に種があります。

耐暑性

真夏に咲く白いアネモネ

ある年の8/25には開花していた。春でないときの花色はほぼ白。

高温多湿の環境に耐えられるだけの強さが備わっています。

ココがポイント

蒸し暑さで有名な愛知県尾張地方の屋外で、です。


当圃場の栽培環境ですが遮光率が50%ほどの寒冷紗が張ってあるだけの屋外放置で、

朝陽は当たらないものの、西陽が2時間ほど直射当たる場所で何年も夏越ししています。

3.5号に上げて株がある程度大きく育ったら毎年この場所に置いてます。


ただいくら高温多湿に耐えると言っても、水はけの良い土のほうが夏越しはしやすいだろうと思います。


根が肥大化し球根状になるためこの部分が腐ると株がもろとも死ぬので、

根腐れをしないようにパーライトやゼオライトなど通気性の良い鉱物などを混ぜた土に植えるのが良いでしょう。

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耐寒性

アネモネ ムルティフィダの冬越し

ある年の3月下旬ごろの様子。芽吹きはバラバラ。

チリやアルゼンチンのアンデス山脈に分布しているだから、寒さにはかなり強いと思います。

マゲラニカを生産するようになってから暖冬が続いていて下がっても-5℃ほどまでしか下がっていないので、

耐寒性はかなり優れていると断言できませんが、ポットの中が完全に凍っても枯死することはありません。


いずれにしてもアネモネですし寒さが原因で枯死することはまずないと思ってもらって良いでしょう。


春に芽吹きせず枯れたら寒さ以外の、例えば水やりしすぎたなど他の理由を探された方が良いです。

それと冬季は完全に葉や茎など地上部分を枯らして越冬します。

最高気温が15℃を超え始め暖かさを感じる時期に入ると緑色の葉が地中から現れます。



というわけで今日はアネモネ ムルティフィダ var. マゲラニカでした~

ではでは~(^^)v

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