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2018年春のお知らせ

2018年春のお知らせをまとめました。そんなに量は多くないですが。➡ まとめページへ

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ノウハウ 植物

「ドライガーデン」に向く植物13種類。乾きに強く耐寒・耐暑、それと姿があまり乱れないモノを選びました。

更新日:

Privado・・・スペイン語と龍舌蘭があるのでメキシコとか中南米な雰囲気(^^)

どもども~

今日は水やりがほとんどなく自然雨で育つ植物ばかりで枯れることなく育つ通称・「ドライガーデン」と呼ばれるものに向く植物を書き綴ってみました。

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選んだ理由と条件

ドライガーデンの括りではないかもしれませんが、

アメリカの女優のジェニファー・アニストンが住んでいる地域が水不足が長く続いたため、これまでお庭にあった植物をすべて水やりのほぼ必要のない多肉植物に変えたということが一時期話題に上がりました。

だからと言って

「ドライガーデンに使える植物=多肉植物」ではないですが。

それとただ水やりが少ないから楽!という理由だけで多肉植物ばかり取り上げるのもなんだかなぁ~っと。

それとこういったことをまとめようとすると、

 

N●VERまとめ

 

みたいに安易で中身のないページ(これ重要)にしたくないので

それなりに縛りというかくくりというか条件を付けました。

基準は年中室外で放置可

lisa870 / Pixabay

「ガーデン」という名詞が付いている以上は地植え・鉢植えに関わらず

「年中室外での放置で生き延びることができる」

という条件は外すことはできませんね。

そのため耐寒性がそれなりに優れていることは重要な要素です。霜や雪、冬の北風なんかに触れれて枯れる植物は選んでません。

耐寒性は国内の人口の総数の割合で多くの人が住んでいるであろう8aや8bの地域を対象にしました。

つまり-6℃~-9℃くらいの寒さなら問題ないよ、という植物です。

8aとか8bって何?という人はこちらをご覧ください

➡ このサイトの耐寒性についてはこちら

また「ドライ」なので

25℃以上の夏日に10日くらい水をもらえなくても枯れなくその他の時期でも自然雨で十分に育つ

という要素は当然必要ですね。

それと逆に日本国内での条件ということもあり梅雨や台風シーズンなどの「雨季」のことも考慮して

ゲリラ豪雨や梅雨など中長期にまとまった雨が降ったとしても根腐れなどをおこしにくい

という事柄も含まれるんじゃないかと思います。

内容が重複しますが、ただ単に「ドライだから」という理由で渇きに強い(耐乾性)だけの植物を紹介するのではあまり面白みはないですしね。

まとめますと

縛りはこれ

ここで取り上げるドライガーデンに向く植物の条件

  • 耐寒性がそれなりに優れている(-9℃くらい)
  • 自然雨が極端に多い・少ない時期があっても耐える
  • もちろん乾燥への高い応対力(耐乾性)が必要。

もう一点「常緑であること」が望ましいですが、常緑という条件を入れるとけっこう少なくなるので外しました(^^;)

しかしながら1年の生育サイクルで完全に落葉せずに

「極力姿が変わらない」

という点は重要視しました。

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【日当りを好む】ドライガーデンにおすすめな植物一覧

拡大解釈してるかもしれませんが、

ドライガーデン=日当たりが良い

という認識もはなんだか納得いかなかったので、日当たり良いのを好むものと好まないもので分けました。

※順は不動です。思い付いたまま書きました 笑。

アガベ

都内某所のシャレオツな建物の前の龍舌蘭。でもちょっと徒長してる^^;

個人的に好きなアガベです。

ホント水が要らない。鉢植えでも自発的な水やりはほぼ必要ないんじゃないかなっと思う時もあります。

アガベは寒さに弱い印象を持っている人が多いかもしれませんが、意外に耐寒性に優れているものも多いです。

上の都内のシャレオツな画像の斑入りのアガベ(A.americana)なんかはけっこう色々な所で目にしている人が多いと思います。

アガベの中でも特に-15℃ほどの環境の耐寒性を持つ吉祥天と呼ばれるアガベ・パリィ(A.parryi)の仲間、シルバーグレーの葉がかっこいいアガベ・オバティフォリア(A.ovatifolia)なんかはドライガーデンでなくても植栽向きなんじゃないかなっと思います。

アガベ一覧はこちら ➡ このブログ内のアガベ一覧

ユッカ

斑入りユッカ・グロリオサです

元々は4号ポットサイズでした(^^;

ドライガーデンと言うとまず最初に上がるのがユッカ。

アガベみたいな姿をしていますが、アガベのように数十年に一度咲くと言われている花が咲いたら枯れるわけではなく、

毎年定期的に花が咲きます。

それとユッカの特徴として、耐寒性に優れているものが多いです。

画像の幹立ちしないグロリオサ、

グロリオサもそうですが冬になると葉が全体的に紫色っぽくなるデスメティアーナ

「青年の木」という名称で贈り物として完全に「観葉植物」としての市民権を得ていて、さらには野良化しているのを空き地などで見かけるエレファンティペス、

そしてユッカというと根強いファンの多いロストラータでしょう。どれもよほどのことをやらかさない限りは枯らすのが難しい植物です。

僕のブログでもユッカ・ロストラータのページはアクセス数が多いです。

ダシリリオン

普通に生活していたらまず耳にすることのない言葉、ダシリリオン。

画像はダシリリオンの中でも人気のある葉が超細長いロンギッシマムです。上のアガベ・ユッカと同じリュウゼツラン科です。

ダシリリオンはみんながみんな葉が細長い訳ではないです。けっこう色んな形をしたものがあります。

ややレアな植物です。画像のようなそれなりのサイズはなかなか出会うことがありません。

一時期大株を何株が所有してたことがありますが、1鉢は常備しておいた方が仕事的に良いのかなっと思う今日この頃です 笑。

サイカス

沖縄の座間味島に自生してたソテツ

沖縄の離島に自生してたソテツ

サイカス(Cycas)と書くと

マ●オくん
「なんぞ???」

となる人は多いと思いますが、サイカスは画像の通りソテツ(C.revoluta)です。

最低で-9℃ほどまで下がったことのある僕の住んでいる地域でも露地に植えても葉は多少傷みますが問題なく越冬します。

というか、家から温室に行く途中にはソテツが途方もないくらい植えられている畑があります。

じつはソテツには「富み」の象徴として祭られたきた事実もありましてね。

徳川家康はどこかのお城の入り口に葉に黄斑が入る「金環蘇鉄」や綴化してすごい形になってる「獅子蘇鉄」を植えてた、という言われがあります。

余談ですが多くのコーデックス系やボトル系と呼ばれる植物、パッと思いつくものですとダシリリオンやトックリヤシ、パキポディウムなどの大きく成長したモノは世界の各所で「お金が貯まる植物」と言われます。

その前にこの辺りの成長がむちゃくちゃゆっくりな植物の大きくなったのを手に入れるのにそれなりの大金が必要なんですが・・・・・。

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エケベリア

たぶんこれ七福神だと思うけど・・・・違ってたらごめんなさい<(_ _)>

提案しておいてアレですが、耐寒性が優れているエケベリアっと言って七福神(E.secunda)くらいしか思い浮かびません^^;

古い家のお庭とか昔ながらの石組みの間などで見かけることが度々あります。長野県の松本市でも見かけたことがあります。

耐寒性は-9℃ほどあります。

 

セダム

セダム プルプレアとして流通しているセダム・ヒスパニカム 'パープルフォーム'

セダム プルプレアとして流通しているセダム・ヒスパニカム ’パープルフォーム’(S.hispanicum 'Purple form'

ユッカやアガベと並ぶドライガーデンには「鉄板」と呼ぶべき植物でしょうね。

特にマンネングサ系のセダム。

ただ単に緑葉のモノ以外にも、黄金葉タイプがあったり斑入りのモノ、ダシフィルムや画像のヒスパニカムみたいに季節で色が変化するモノ、

セダム 'チョコレートボール'の冬の姿。

これ・・・和名なんだったけ・・・学名はS.hakonense 'Chocolate Ball' なんだけど・・・・苦笑

茶色の葉のモノだったり、色は色々あります(ダジャレではない)。

花後に生え変わりがありやや株のボリュームが減るものもありますが、完全に地上部がなくなる訳ではないのでご安心を。

セダム一覧はこちら ➡ このブログ内のセダム一覧

耐寒性がまったくないモノも入ってますのでしっかり中を読んでくださいね。

エリンジウム

ここでまさかのエリンジウムです。

マ●オくん
一般的な植栽で使われる宿根草じゃないか

となんだか怒られそうですが、品種を選べばイケるんじゃないかと思います(軽っ!)。

「イケるんじゃないか」と思う根拠はこのブログ内でもまとめてあるアガビフォリウムを真夏に鉢植えのまま露地放置してたのを忘れていたのにも関わらず、それなりのダメージを喰らいましたが地植えならここまで傷まなかったんでは?

ということがあったからです。

品種ですが僕が推せるエリンジウムとして

限定的ですが

・アガビフォリウム

・ユッキフォリウム

・マリティマム(ただいま増殖中)

アガベやユッカと比べると推しがやや「弱い」ですが、秋植えして根をしっかり張った株ならドライガーデンに使用できると思います。

エリンジウム一覧はこちら ➡ このブログのエリンジウム一覧

イネ科

溶岩が乾いてでき栄養分など極端に少ない「荒地」と呼ばれるところにいち早く進出するパイオニア・プランツとして多くの種類を有するイネ科です。

パイオニア・プランツというと聞こえは良いですが、

まぁ

ほとんどが雑草扱い

ですわね。

「イネ科」と大雑把にした理由ですが、思い浮かんだものが多かったですが穂をつけてから冬は地上部を無くすモノが多く・・・

パニカム、アンドロポゴン、メリニス、ペニセタム、エリムスの類、逆に暑い時期に枯れやすく冬季も地上部分が無くなるホルデュームなどなど・・・・

「極力年中容姿が変わらない」というくくりだと

・フェスツカ

・スティパ

くらいですかね。

ユリ科

マ●オくん
えぇ!極力通年で姿は変わらないと言っておいて球根は卑怯じゃないか!

と怒られそうですがユリ科はユリ科でもユリ科違いです(なんのこっちゃ)。

生え変わりはあるもののそれほど状態の変化は気にならず、冬季に完全に地上部がなくならないものをいくつか。

黒竜です。花壇のエッジに使用すとカッコイイです。

成長がすごくゆっくり。増殖するのに時間がかかります^^; 温室のオーナーの生産品。3年目の株。

意外に好きな人が多い読んで字の如し黒竜(コクリュウ)。

成長はゆっくりです。詳しい説明は不要ですよね。

斑入りヤブラン。乾燥していてもそこそこ水はけが悪い土でも育ちます。

ウチのアパートの花壇の画像です。

日本国内にも自生しているヤブランです。画像は黄色い斑の品種です。

白い葉のタイプはシルバードラゴンと呼ばれてますね。

ヤブランは夏に咲く濃い紫花を嫌う人が多い印象がありますが、シルバードラゴンの方は花色が薄くピンク色みたいでなかなか良い雰囲気。

乾燥していても多少水が多い場所でも、日当たりが良くても悪くても問題なく生育してくれるのドライガーデン以外の場所で役に立ちます。

沖縄の座間味島で見つけたヤブラン。

沖縄の座間味島で見つけたヤブラン。

こちらも沖縄の離島で自生しているのを見つけました。泳ぎ疲れて浜の近くの藪の中をウロウロしてたらまさかヤブランがいるとは露知らずですごくビックリしました。

ちなみについ数分前までこれをオオシマカンスゲだと思っていたのはここだけの話 笑。

スゲ(カレックス)

カレックスの白い中斑・エベレストです。

白斑入りのオオシマカンスゲ(カレックス・オシメンシス’エベレスト’)です。

こちらも日本国内に自生しているカレックス。

オシメンシス(oshimensis)という名称は伊豆大島が由来と言われています。

カレックス’エヴァリロ’です。強い霜や寒さの下に数日放置すると葉が赤っぽく変化します。

カレックス’エヴァリロ’です。強い霜や寒さの下に数日放置すると葉が赤っぽく変化します。

株全体が黄金色をしたエヴァリロという品種もありますね。

他の種類のブロンズ色の葉や上に向かって伸びるタイプのカレックスもそうですが、

強い霜や雪に当たっても葉の痛みがほとんど入らず色の付いた葉モノは単体でも役に立つので要所要所で使うと良いのになっとよく思います。

もちろん水切れにもかなり強いので使えます。

全然人気ないけど。

ちなみにカレックスはカヤツリグサ科です。

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【日陰を好む】ドライガーデンにおすすめな植物一覧

こちらも順不同です^^;

ベルゲニア

ベルゲニア(Bergenia stracheyi)=ヒマラヤユキノシタですね。

画像の花はややピンクの強い個体なのかな。花色はもう少し薄いのが一般的です。

語るまでもないくらい一般的な印象がありますが、カランコエの唐印(Kalanchoe thyrsiflora)と呼ばれる多肉植物と葉の見た目がちょっと似ていて、肉厚な葉をしています。性質は全然違うけど。

地面を這うように育つのでグランドカバーとして使えます。

ヤツデ

斑入りのヤツデ。品種は紬絞り。

牧さんのお宅の超絶立派な斑入り株(^^)

日本原産の寒さにも暑さにも日照量もそれほど関係なくさらには乾燥にもかなり強い、でも人気ないし支持もそれほどされていない代表格(-_-;)

しかもね、生長もゆっくりなんですよね~。ビルの間とか「どこで水もらえるの?」という場所でも生き抜きます。

日当りの良くない所に何を植えたら良いか困ってるガーデナーさんは、好みはあるでしょうがとりあえずこれを植えておけば良いと思います。

ヤツデのツムギシボリの花

花!カッコイイ!

冬に開花するのもポイントが高いと思います。ホントもうちょい支持されてもいいと思うんだけどなぁ~。

僕が言っても効力は皆無に等しいですけどね^^; 

画像の斑入り種以外にもヤツデは他にも流通してます。

ツワブキ

沖縄で見つけたツワブキ!

ツワブキです!役に立ちますよ~笑 これも沖縄の離島で見つけました。

画像は「野良ツワブキ」です。こちらも沖縄の離島を原付で爆走している時に見つけてわざわざ原付を停めて写真を撮りました 笑。

多少陽射しが直接当たる場所でも十分に育ちます。

クシャクシャの葉のツワブキ

温室のオーナーが趣味で増やしてるクシャクシャの葉のツワブキ。

明るい斑の入った品種やこのクシャクシャの形の葉のモノなど、古典園芸植物ということもあってか極端に性質が弱い物を含めても品種の種類はかなり豊富です。

その他

都市部のドライシェードガーデンの良い例。

東京駅から有楽町駅までの植栽。ビル風が常にあっていかにも乾燥しやすそう。ツワブキが入ってますね。

ハラン、ノシラン、などが思い浮かびましたが良い画像がないのでとりあえず名前だけ挙げときます。うまくまとめられない、というもありますが^^;

上の画像ですが何気に都市部の「植物に詳しいんだろうな」という人が設計に携わったと思われる植栽はけっこう良いヒントになったりします。

特別珍しいモノは植えてないんですけどね。

この花壇の中に潅水用のチューブがあったので定期的に自動潅水されていると思いますが、よくよく見ると乾燥に強い植物が多く植えられてます。

候補から外したもの

Alexas_Fotos / Pixabay

ここまで取り上げてきましたが、

耐寒・耐暑・耐乾の3つをクリアーしつつも、

  • 「極力容姿が変わらない」
  • 「ドライガーデンに向いてるけどなんとなく推せるだけの自信がない」
  • 「1年草扱い」
  • 価格と流通的な大人の事情

という理由で取り上げなかった植物(原種チューリップやシクラメンなどの球根を除いて)がいくつかあるので箇条書きでいたします^^;

候補に挙げたモノ達

アスパラガス(地上部が無くなる地域もある)

・フォルミウム(ニューサイラン)(-9℃前後で地上部がなくなり越冬することがある)

・トリトマ (ニューサイランと同じ理由)

・アガパンサス(品種によってはほぼ地上部を無くして越冬)

ブラヘア・アルマータ(流通が少ない。カッコイイけど。)

・ミセバヤの類(冬季は冬芽だけになる)

といったものが思い浮かびました。

以上やや長くなりましたが、

たぶん積雪の少ない青森の八戸や岩手の久慈などの東北地方や、その他の地域でも40cmくらい雪が積もってもすぐに溶ける地域のお住いの人にも参考になるかも、です(^^;)

ではでは~

尚、このページは資料が集まったり思い浮かんだら随時更新していきますね(^^)v

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織で事務職という名の雑用をこなした後に、まったくの未知の業種だった園芸を知識、経験、そして資金もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

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