セダム マキノイが自生している場所

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日本原産のセダム マルバマンネングサ(セダム・マキノイ - Sedum makinoi)の育て方などを。

2017年1月15日

どもども~(^^)v

 文字通りに丸い葉のセダム(Sedum makinoi)についてです。

各地で自生している画像を用いて解説いたします。

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

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画像とデータ

丸葉万年草(マルバマンネングサ)が自生しています

三重県の鳥羽市?伊勢市?で自生してました。

  • 学名:Sedum makinoi
  • 別名:
  • 分類:ベンケイソウ
  • 原産:日本
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
  • 花期:春

マンネングサと呼ばれる日本原産のセダムの一種類です。

学名のmakinoiはあの植物学者・牧野富太郎さんの名前が由来となっています。

マルバマンネングサについて

他の国産のセダムに比べ葉が丸いという形状のためか「丸葉」と付いてますが、名の通り確かに丸いです。

しかしながら「丸い」形の時は夏が過ぎ暖かくなるまでの数カ月間(秋から初春)くらいの間で、

気温の高い成長期の頃は茎も伸びは意外にも葉先が尖り、「丸い」要素は抜けて見えることがあります。

白い外斑タイプや

黄金マルバマンネングサ

黄金葉タイプがよく流通していますね。3号ポット内で密集している感じがけっこうかわいかったりします。

直射日光を好むと言われるセダムの中でも意外に陽の当たらない場所でも、それほどひどく徒長せずに育ちます。

自生地から見る育て方

セダムは意外に水に近い所に生えてる印象が強い

「セダム=多肉植物=水が少ない方が良い」

という事は多肉植物を扱う人には共通理解というか必須事項です。

水が少ない方が枯死するリスクが少ないというのは事実なんですが、以前取り上げましたツルマンネングサやタイトゴメ(Sedum oryzifolium)が自生している場所って案外、

 

注意ポイント

水にけっこう近い所が多いです

 

トップ画像に使っているマルバマンネングサが自生している所の数m先には川が見えますよね。

伊豆の海岸に自生しているタイトゴメ。

海岸沿いによく自生しているタイトゴメですが、実際に伊豆の海岸で撮りましたがほんの数m先には海がありましたし、

某国では食用とされるツルマンネングサ。

ツルマンネングサはかなり掘り下げましたが、こちらも基本的には河岸のような「水」がそばにある状況下でよく育ちます。

ツルマンネングサについてはこちらで。

ツルマンネングサの画像
ツルマンネングサを5項で語ってみた。学名はセダム・サルメントスム。立派な多肉植物です。

マルバマンネングサの自生画像がもう一つフォルダの中にありましたが、

sedum makinoi の育て方

とこんな感じに石の間に挟まってますが、実際は

三重県藤原町の某ダムにて

っと、ダムのへりって言うんでしょうかねぇ。

貯水が見えてますね。

 

マンネングサ系のセダムってけっこう水分を欲しがるんじゃないの????

 

なんて思ってしまいます。

水のやりすぎはNG

マンネングサを枯らす原因のダントツ1位は水のやりすぎで蒸らして腐らすですが、

上の4つの自生場所には共通して「水がそばにある」ですね。

逆説ですね。

 

でも自生している場所にはいくつか共通項があります。

  • 風が常に吹いている
  • 根を張っている部分が少ない(土が少ない)

という環境です。

なんというか、根がよく乾燥できる状態の場所が良い、です。

 

「風が常に吹いる場所で、岩の隙間や透水性が高い伊豆の土、コンクリとアスファルトの隙間に根を張り土が少ない部分に自生している」

 

ということは、やはり水が多いと育ちが良くない

という結論になります。

 

そのためガーデニング材料として使う場合は、良く言われるロックガーデンなど石の隙間に植えたり(真冬と真夏以外は千切って播いておくだけでOK)、レンガのすぐ脇に植えたりすると良いでしょう。

レンガは吸水性が高いですからね。

と、マンネングサについてアレコレ考察してみましたが、

まぁよっぽどのことがない限り枯れないのでそれほど気を付けることはないです。

 

というわけで今日はマルバマンネングサでした~

ではでは~(^^)v

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