リクニス 多年草(宿根草) 植物

リクニス カルセドニカ ’カルネア’ だいたい3色の花が集合します。

どもども~(^^)v

リクニス・カルセドニカ 'カルネア'(Lychnis chalcedonica 'Carnea')と呼ばれるアメリカセンノウの園芸種について。

3色ほどの花色が咲き一つの花の形を作り、それほど派手な色合いでないので他の植物との兼ね合いも悪くないのではないかと思います。

ここでは花色についてや暑さや寒さ、切り戻し等の育て方をまとめました。

画像とデータ

lychnis chalcedonica carnea

一度に色々な色の花が咲きます。

  • 学名:Lychnis chalcedonica 'Carnea'
  • 別名:
  • 分類:ナデシコ
  • 原産:カザフスタン、モンゴルなど
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 3(-35℃前後)
  • 花期:初夏

原産はカザフスタンやモンゴル、ロシア東部などです。なんとなくモンゴルを中心にその周辺地域に分布している感じです。

リクニス・カルセドニカの和名の「アメリカセンノウ」ですが、アメリカとは何の関係性もありません。

 

カルネラ(Carnea)という名称で種を購入したのでこのサイト内ではカルネラという名称を使用していますが、

 

参考

  • ダスキーサーモン(Dusky Salmon)
  • ドーン・スカイ(Dawn Sky)
  • ダスキーピンク(Dusky Pink)
  • ピンキー(Pinkie)
  • マルゲンロット? (Margenrot)

 

という名称の品種と同じモノのようです。

 

尚、植物分類表によるとリクニス・カルセドニカはマンテマ属(シレネ)に入れられています。

そのためシレネ・カルセドニカ(Silene chalcedonica)が最新の呼び方になるかと思います。

 

草丈は約90cm、株張りは30cm程度を目安にしてください。

3.5号のポット苗でも開花時は70cmほどの高さの花茎が上がります。

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このリクニスは茎の先端に一つの花がいくつか集まり、満開時にドーム状や半円形になる散防花序と言われる配列状態の花になります。

カルネラの一番際立った特徴として、

 

一つ一つの花の色が同色でなく、サーモンピンク・白色・ややオレンジがかった赤色と3色の花が咲き花序を形成します。

 

越冬し最高気温が22℃を上回り始める時期になってくると開花します。

また咲き始めからサーモンピンクや白色などが混じり不規則に花色で開花します。

 

ただ、最高気温が35℃以上のころや秋ごろに咲くと花色は薄いです

だいたい3色で咲きます

散房花序 リクニス

一つ一つの花の形でリクニスだと判明できます。

太平洋側の暖地ですと早いと5月の上旬ごろから開花します。ただし実生1年目の株は開花する時期は早くても7月以降でズレます。

咲き始めから複数色で咲きます。

満開になるとドーム状になるためあまりリクニス感はありませんが、一つ一つの花の形を見るとリクニス感がありますね。

サーモン色の花

高温期はやや薄い色で現れることがある。

紫外線の量なのか気温なのか、真夏に開花すると花色は薄くなり複数色で咲くことが少なくなります。

また夏を過ぎ秋ごろに咲く場合も花色が薄い場合が多いです。

写真を撮り忘れてしまいましたが、真っ白な花ばかり咲いた株もありました。

 

花(花序)の大きさはだいたい10cm~15cmほどで、茎の太さからすると案外大きいです。

育て方

高温多湿にも寒さにも強く、直射日光下でも明るい半日陰程度の場所でも開花する(花色は薄くなりますが)ので育てるのはかなり楽な多年草だと思います。

こぼれ種や地下茎で爆発的に自然増殖することもないので、気を付けることはほぼないかなっと思います。

耐暑性

真夏のリクニスの様子。

ある年の7月下旬。

寒さに強い植物の多くは関東以西の太平洋側の暖地と呼ばれる高温多湿地帯では夏越しできないモノが多いですが、

 

このリクニスは余裕で夏越しします。

 

地植えではどうなるかわかりませんが、上の画像のように伸び伸びになり風の通りが良くなく空気が滞留しやすく、

さらに夏の間は最低2回は毎日水やりのために水をかけられ、蒸れて腐りやすい「密」な状況下でも枯れる株がほぼなかった、という実績があります。

 

草丈が90cmほどになり、その先端に花が咲くので蒸れやすい花壇の中央部に植えても良いかもしれませんね。

花後

花が咲き終わると他の春ごろに咲く多年草と同様に、一旦地上部分が黄色くなり枯れます。

だいたいそれが真夏ごろになります。

 

が咲き終わり茎や株全体が黄色くなり枯れ始めても、根が生きてれば地下部分から新しい芽が出てきますので安心してください。

 

ただし

開花せずに夏を迎えた株。8月ごろ。

開花しなかった株はこのようにそのまま育ちます。

耐暑性

リクニスの2月の様子。

暖冬時は地上部分がこのように残ります。

世界で一番寒い首都と言われているのがモンゴルのウランバートルで二番目がカザフタンのアスタナと言われていますが、そのような地域に分布していることを考えると、かなり寒さには強いと言えると思います。

アスタナの冬の平均最低気温がだいたい-15℃ほどで年に数回は-30℃を下回るようで、雪もしっかり降ります。

 

そのような凍てついた土地に分布しているので、雪解けの水での根腐れにも心配しなくて良いのではないかと思います。

総合的な「寒さ」で枯死することはないと思っても良いかと思います。

 

当圃場で越冬した際は暖冬で-4℃ほどしか下がった日が4日ほどしかなかったので地上部分が中途半端に残りましたが、

おそらくこのリクニスはほとんど地上部分を枯らしロゼットを組み越冬するタイプの多年草だと思います。

そのため気温が低くなり枯れ始めても焦らずそのまま放置しておいて良いです。

切り戻し

中途半端に伸びた花茎

冬にしっかり枯れないと不格好になります。4月ごろ。

サルビア 'カラドンナ' の記事内でも似たようなことを書きましたが、冬にしっかり枯れずに残ると上の画像のように不格好な状態で花茎が伸びます。

販売者目線でこのような不格好な状態ですと「買ってもらえないので」、

リクニス 切り戻し

容赦ないです。

一旦花茎を株元からざっくり切ります。初春ならここまで切っても問題ありません。

数十日もすれば

花芽が伸びている様子。

花芽が増えた。

このように花芽を増やして伸びてくれます。

また夏頃に咲き終わり枯れる前に切っても良いです。

夏頃のリクニス。

夏に枯れるちょっと前の株。

地植えしたり経年株はあまりこのようにヒョロっとした株になりませんが、

徒長したり若い株はヒョロくなりやすく、花序の重さに耐えらず倒れることがあるので見ためを整えるという意味でも切っても良いです。

根元切らなくてOK。

関東以西の暖地と呼ばれる地域でしたらこれくらいで切り、株元にIB化成を3つくらい置いておくと秋ごろに開花します。

というわけで今日はリクニス・カルセドニカ 'カルネア'でした~

ではでは~(^^)v

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、俗世界から離れたく未知の業種だった園芸業界へ。

知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

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© 2020 伊藤章太郎