ナツユキカズラ 植物 花木

ナツユキカズラ 初夏から秋にかけ白い花が咲くつる性の落葉樹。性質旺盛で剛健。枯らすの難しいです。

2019年12月20日

どもども~(^^)v

ナツユキカズラ(Fallopia baldschuanica)ですが、名前の通りに夏に雪のような白い花が咲くカズラ(蔓)=つるについてです。

寒さにも暑さにも強く、病気も害虫の被害もほとんどなく(コガネムシによる葉の食害がたまにあり)、

とりあえず日当りが良ければ育ちますが、かと言って半日陰や朝陽や夕陽しか当たらないといった場所でも育つので、これといった特別な育て方はないですが一応気を付ける事などを。

画像とデータ

ナツユキカズラの花

花に緑色の筋が入っています。

  • 学名:Fallopia baldschuanica
  • 別名:シルバーレース・バイン
  • 分類:タデ
  • 原産:中国、タジキスタン
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
  • 花期:夏

学名ですが諸説あるようです。

Fallopia baldschuanica はアメリカのミズーリ植物園のサイトを参考にしました。

 

Missouri Botanical Garden

 

英名もいくつかあり、ロシアン・バインやシルバーレース・バインなどと呼ばれています。

ロシアンやシルバーレースはともかく、バイン(Vine)は「つる」という意味です。

ちなみにこの記事内のほどんどの画像は@ bluemoon_cottage さん のお庭の株です。

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要注意

ナツユキカズラのつぼみ

つぼみです。

ナツユキカズラを植えるにあたり気をつけたいことを。

 

1株で7m x 7mほど広がります。

 

アメリカのいくつかの州ではこぼれ種などでバンバン自然増殖するわけではなく、1株でかなりの面積を覆うため他の植物の生育を阻害するという理由で侵略的外来種と認定されています。

 

そのためナツユキカズラを植える際は、

 

参考

  1. なるべく構造物(トレリスやフェンスなど建物を除く)に絡まないように
  2. 広大な土地にグランドカバー的に使用する場合でも近隣の住宅や畑まで広がる可能性はないか

 

を十分に精査すること、といくつかのサイトで書かれています。

夏に咲くつる性植物

ゴーヤなどと違い木なので締め付けがキツイです。

1の「構造物に絡まないように」にというのは、

例えば生木にナツユキカズラを絡んでしまうとその生木が日照不足等で弱るのと、一度絡みついたナツユキカズラを剥がすのに手間がかかるからのようです。

 

また、なるべく建物に絡ませないようにっというのも剥がす際に建物に傷を付けるから、という理由ですね。

ナツユキカズラは「落葉樹」なので硬い木の部分が絡むと確かに外すのに骨が折れます。

 

個人邸でも日本では考えられないほど広大なお庭があるアメリカでさえ、州によってはナツユキカズラにはこのような指導がされる植物です。

 

2についてもだいたい1と同じ理由で生育が旺盛で他の人の土地を侵食し、それが畑だった場合や、植物に趣のない人の土地だった場合、という意味ですね。

訴訟云々何からしらの問題が起こるから・もしくは起こったから、でしょう。

 

つる性の「木」として海外で重宝させるセイヨウキヅタ(ヘデラ・ヘリックス)も生木に根を張りよじ登りますが、何分育つ速度がゆっくりなためこのようなアドバイスがされていません。

そもそもがセイヨウキヅタとは好む環境などまったく異なる植物なので比較してもしょうがないですが。

 

もう一つ気を付けることが。

 

細かく小さな花は咲き終わると落ちます。字の如く雪が積もったかのように地面が白くなります。

 

雪とは違い風が吹くと飛んでいくのでお隣さんの迷惑になりそうな環境や、車に積もる可能性がある位置などは避けられた方が無難かなっと。

 

ともあれナツユキカズラを植えられる際は事前にしっかり計画立てて植えられてくださいね。

参考
ヘデラ・ヘリックスが群生している様子。花芽付き。
ヘデラ・ヘリックス (セイヨウキヅタ) アイビーと呼ばれるものはほぼこれの種類です。特徴や育て方などをまとめました。

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育て方

ナツユキカズラの葉

ナツユキカズラの葉はこのような形。

植えて2年ほどは意外に生育スピードは「聞いていたよりも遅い」と感じると思います。

しかし生育が早いと言われる「樹のモノ」の多くは植えてから4~5年経つと本領を発揮する場合が多いです。

ナツユキカズラも僕が見たり聞いた話では植えて4年目あたりから急激に大きくなった、と言われる人が少なくはないので参考になればっと思います。

剪定

ナツユキカズラの株元。

植えて2年目の株でも意外に株元は細いです。

剪定の時期は落葉樹なので落葉している期間が一番良いかと思いますが、個人邸には特にないと思ってます。

というのもだいたい6月ごろからかなり生育が旺盛になりドンドン伸びるので、

邪魔だと感じた時が一番の切り時かなっと思ってます。

 

生産的目線なのですが他のポットと絡み合ったら一気に半分ほどの大きさに切り戻してます。

 

変な時期に切ったら花が咲かない、と心配されるかもしれませんが太平洋側の暖地基準で5~9月の間でしたら切っても返り咲きます。

開花時期

夏に咲く白い花。

花芽が重いからかスキーのジャンプ台っぽい形になってります。

株が若いかどうかもありますが、新しい株よりも古い株の方が開花が早い印象があります。

気候や環境がまったく一緒ではないので一概には言えませんが、僕の元に来た株も1年目よりも2年目の方が開花が早かったです。

 

それと最高気温が22~25℃を続けて超える季節になるとポツポツ開花し始める印象があります。

耐暑性

ナツユキカズラの花が咲いている状態

ポット苗でも咲きます。

文字通り「ナツユキ」なので暑さに対してはかなり強いです。もちろん高湿度でも問題ありません。

暑さで葉が落ちるということもありません(ただし水切れすると落ちます)。

耐寒性

ナツユキカズラの秋の様子。紅葉。

葉の色が変わりかかっている具合。

寒さについては何も言うことはないでしょう。北海道でも露地植えできます。

落葉樹なので葉を落とし越冬します。

月並みな言い方ですが剪定や邪魔な枝を落とす場合は落葉している時期ですと、不要な枝を見つけやすいかなっと思います。

 

紅葉ですが落葉する前に葉の色は変わります。

ですが2019年や2010年のような9月や10月の気温が極端に高く、その後も日中も夜間も高い気温が続く気候ですとキレイに紅葉しません。

夜温の高い日が続き日中との温度差が激しくないことで紅葉が鮮やかに出ないのは、ナツユキカズラに限った話ではありませんが。

 

ちなみに国内で流通しているかどうかわかりませんが、ナツユキカズラの紅葉は葉が赤くなるのが基本ですが、どこぞの国には普段はライム色の葉で秋に葉が黄色くなる品種のナツユキカズラがあるようです。

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というわけで今日は でした~

ではでは~(^^)v

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、俗世界から離れたく未知の業種だった園芸業界へ。

知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

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© 2020 伊藤章太郎