ユーフォルビア フェンズルビー

こう見るとイイ感じですよねー(^^) でも・・・・

PR ユーフォルビア 分類 多年草(宿根草) 植物

ユーフォルビア・キパリッシアス ’フェンズルビー’ 育て方。苞がルビー色になります。

2017年5月18日

どもども~(^^)v

今日は細葉のガーデニング向きのユーフォルビアです~

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

もう少し詳しいプロフィールはこちら

画像とデータ

真ん中の黄色い「ちょこん」とした部分が花です(^^) 牧さんのお庭の株です。

  • 学名:Euphorbia cyparissias 'Fen's Ruby'
  • 別名:マツバトウダイ
  • 分類:トウダイグサ
  • 原産:欧州
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 4(-30℃前後)
  • 花期:春

意外にファンが多い割に流通量が多くない印象があるユーフォルビアです。鮮やかな黄色の苞が目立ちワンポイント的にも、密生するのでグランドカバー的にも使えるなかなか使い勝手の良い植物なんじゃないかと、と思います。

キパリッシアス'フェンズルビー'を植える際は草丈は30cm、株張りは60cmくらいを目安に。ドーム状になりますが、育ってくると茎が倒れます。

株張りに関してはこぼれ種や地下茎で増えていくので、環境が合うとかなり広がります。

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育て方

冬季落葉性

キパリッシアス 冬

12月~2月はこんな感じです(^^)

冬季は完全に地上部が無くなる落葉性ユーフォルビアになります。地際に少しだけ地上部を残してロゼットを組んで越冬する地域もあれば、完全に地上部を無くして越冬する地域もあるようです。

どっちにしても寒くなったらほとんど葉や茎がなくなる性質、と思ってOKです。

「あわわ・・・寒くなったら枯れてきた!どうしよ!」

と慌てず「あぁそんな時期か」程度に思ってください。

葉の色が変わります

葉が寒さに当たると葉の色が変わりその姿がなかなか良い姿なのですが・・・手持ちに参考になる良い画像がないので3月に撮ったモノでなんとなく葉色がそれっぽくなっているので、

それを見て想像してもらえると、です^^;

ユーフォルビア キパリッシアス 紅葉

葉の色が緑色から赤紫っぽくなります(^^)

上の画像は葉の一部が変わってますが、寒さに当たると全体の葉が赤紫色っぽくなります。イイ参考画像が撮れたら差し替えます(^^;)

それと生育サイクルは'カメレオン'とほぼ同じです。

カメレオンなど落葉性ユーフォルビアについての大まかなことはこちらへ↓

ユーフォルビア ’カメレオン’ を例にして落葉系のユーフォルビアの切り戻し方(剪定)とかいろいろまとめました。

耐暑性

愛知県内だと秋頃はこのような形状になってます(^^;) yukiさんのお庭の株です。

欧州が原産の植物というと高湿度に弱い印象をお持ちの人が多いかと思いますが、このユーフォルビアは夏の湿度が80%を超える国内有数?!の高湿度地域の愛知県でもなんら問題なく露地植えで夏越しができるほどの性質があります。

と言っても、乾燥を好むので水持ちがすごい良い土であったり近くに頻繁に水やりをしないといけない植物があると絶える可能性がありますのでご注意を。

花が終わるとこうなります^^;

陽射しがそれほど強くないところでも十分に育つので、

「とりあえずガーデニングができるユーフォルビアをやってみるかー」

という人に向いてます。

フェンズルビー

キッパリシアス 赤色

ルビー色になりますってか赤色になります^^;

品種名の'フェンズルビー'ですが、英名で'Fen's Ruby'をカタカナにしたモノですが、「フェンズ」と「ルビー」が何なのか不思議に思い数年前に検索をしまくったことがあり、かなり詳しく解説してあったサイトがあったのですが発見できず根拠的なモノが出せませんが、

英国の王室かお偉いさんにフェン(Fen)という人がこのユーフォルビアを見せた所、そのお偉いさんから

このルビー色は花か?

と尋ねられ、これがどんな植物かよくわかってなかったフェンさんは

はいそうです。このまるでルビーのような色のモノは花です!

と答えてしまったが故に「フェンズルビー = Fen's Ruby」と名付けられてしまったようです。

ホントのようなウソのような話ですが、品種名って時々こういった感じで命名されることがあります(^^;)

フェンズルビー

ルビー色の画像がもう一枚ありました(^^)

ちなみにユーフォルビア・キパリッシアス自体は「英国とアイルランドの植物図鑑」によると1640年代から栽培されており、1799年に野生化したものが記録された、とあります。

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 和名

和名で松葉灯台(マツバトウダイ)と名付けられてますが、

マツバトウダイ

なんとなく松っぽく・・・・見える?!

百閒は一見にしかず、ではないですがビジュアルからそう命名されたんでしょう。

「松の葉みたいなトウダイグサ」

で良いかと思います。

侵略的

ユーフォルビア フェンズルビー

こう見るとイイ感じですよねー(^^) でも・・・・

育て方で一通り性質を書きましたが、北海道でも自生できるくらい(というかしている)の耐寒性があり、高温多湿に対しても強いため地域によっては侵略的外来生物認定を受けるんじゃないかと言われています。

特に北米での自然増殖で分布地域を広げており、近々アメリカでその不名誉な認定を受けるであろうと言われています。

要するに、それくらいの性質を持ってますよーってことです(^^;)

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というわけで今日はユーフィルビア・キパリッシアス 'フェンズルビー' でした~

ではでは~(^^)v

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