どもども~(^^)v
セリンセというと濃い青色というか紫色のエビのような形をしたモノが一般的ですが、実は黄色花もあります。
「実は黄色花があります」と書きながら黄色花の方が一般的な国もあります。
セリンセの和名のキバナルリソウと呼ばれる、ある意味「本物のセリンセ」です。
ここでは青花ではない方の黄花のセリンセについてまとめました。
画像とデータ
- 学名:Cerinthe major
- 別名:キバナルリソウ
- 分類:ムラサキ科
- 原産:南イタリア、ギリシャなど
- 形態:耐寒性一年草
- 耐寒性:USDA 9b(-3℃前後)
- 花期:春
少ないですが国内ではこのセリンセを「イエローキャンディ」という商品名で流通しています。
また海外では「イエロージェム(yellow gem)」という商品名が付けられています。
草丈は50cm、株張りは50cmを目安にしてください。
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本物セリンセ?
「本物セリンセ」というと語弊や誤解を生むかもしれませんが、青花のプルプレッセンスと呼ばれるセリンセはこの黄花の変種と言われています。
青色のプルプレッセンスは気温が高くなってから咲く花は青色が抜けて白っぽいというのか黄色っぽくなるので、確かにこの黄色のセリンセの系統だなっと思ったことがあります。
しかし地域での個体差がややあり、真っ黄色花や白花、つぼみ付近の葉が青くならない(エビの尻尾と呼ばれる部分)、などが存在しています。
興味のある人は下記のサイトへ。
➡ 地域差イロイロ黄花のセリンセ(※イタリア語のサイトです)
確証はありませんが、イエロージェムと名付けられたのには似たような黄花の個体を選抜して何世代か交配し、ほぼ同じような花色が出現するようにさせたからかなっと思いました。
なんとなくそんな気がします。でも繰り返しますが確証はありません。
特徴
葉
花色が違うせいかどうかわかりませんが葉が青花のプルプレッセンスとちょっと違います。
一目でわかると思いますが、「エンドウの葉?」とよく言われてしまう青花のプルプレッセンス特有のあの葉に入る白い斑点が少ないです。
個体差かもしれませんが僕の手元にある2つとも葉がやや細長いかなっという印象があります。
発芽して10cmほどに育った苗でも違いがわかります。
青花のプルプレッセンスはこの時点でも目立つ白い斑点が葉に入っています。
寒さに強い気が
セリンセの耐寒性はだいたい-3℃くらいな印象があります。
それ以下の温度になるとほとんどの個体は溶けて枯れてるんじゃないかと思います。
が、-5℃を2回と雪を少々受けた株がしっかり残りました。置いてた場所は冬季は四六時中強い風があたるので体感的には気温よりも冷える場所で、です。
最初の-5℃を受けた時に上の画像の株は成長点が寒さでやられ、そのまま枯れるかと思いきや持ち直し溶けた箇所から茎が現れいくつかに分かれ見ごたえがある株に育っています。
成長点が寒さでやられるとそのまま冬越しが出来ず枯れていくモノが多いのですが黄花のセリンセは生き残っているので、もしかしたら青花のプルプレッセンスよりも寒さには強いのかなっと思ったりします。
育て方
基本的な育て方は青花のプルプレッセンスと同じです。
性質も同じで、太陽が上がっている時間がある一定時間よりも長くならないと開花しない「長日植物」です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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というわけで今日は黄花のセリンセ・キバナルリソウについてでした~
ではでは~(^^)v