バンクシア 植物 花木

バンクシア ロブル (Banksia robur) スワンプバンクシアの育て方。まるで「たわし」。

2020年11月21日

どもども~(^^)v

ビワのような形で大きな葉とドライフラワーでよく見かける大きな花序が特徴的なバンクシア ロブル (Banksia robur)の育て方についてです。

花が枯れた姿は人によっては「たわしのようだ」と言われます。

別名のスワンプバンクシアという意味からも水に強いことがわかります。

 

高温にも高湿度にも強く、そこそこの寒さにも耐えられ、常緑樹ですが樹高は最大で2mほどで納まるので管理がしやすいです。

画像とデータ

バンクシア ロブルの花

3色を楽しめる場合も。

  • 学名:Banksia robur
  • 別名:スワンプ・バンクシア
  • 分類:ヤマモガシ
  • 原産:オーストラリア
  • 形態:常緑樹
  • 耐寒性:USDA 8b(-6℃前後)
  • 花期:初夏ごろから

学名のロブル(robur)ですが、固い木材やナラ(楢)などコナラ科植物という意味です。意訳すると「この植物は硬いよ」っということです。

実際には確かに葉は硬いですが、幹や枝はというと命名されるほどの硬さはないかなっと感じます。

むしろ鉢植えで育てている場合で強風が吹いて勢いよく倒れると枝が折れることがありますので注意してください。

 

またスワンプ(Swanp)は沼という意味の英語です。

沼はともかくオーストラリアではこのバンクシアは比較的に水に近い場所に多く分布しているようで、池や縁や河川敷に自生していることが多いようです。

青っぽい紫色のつぼみ

人工物のような色・・・。

樹高はせいぜい高くなっても2m、株張りは2mを目安にしてください。

葉が大きい割に樹高はそれほど、です。

他のバンクシアと比べて大きくなるのはゆっくりな印象があります。

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育て方

スワンプ バンクシアの地植え株。

花が咲き終わっても存在感があります。

バンクシア・インテグリフォリアと並んで剛健な性質でかなり育てやすいバンクシアと言ってよいのではないかと思っています。

下記にありますが高温多湿に強く、-6℃ほどの耐寒性もあります。

 

またオーストラリア国立植物園のサイトによると、このバンクシアは根腐れを引き起こす菌に耐性があると言われています。

バンクシアに限らずオーストラリア原産の植物の一部はいきなり立ち枯れることがありますが、根腐れが原因の場合が多いです。

 

根腐れを引き起こす原因としては気候の問題でなく、正直なところ「運」的な要素が大きいかなっと思っています。

 

世界各国のオーストラリア植物のファンの書き込みを読んでいると、英国人もアメリカ人も突然枯れることや根腐れについての相談しあっていることが多く「地域や国は関係ないのか」っと思うことがよくあります。

新しい葉が展開している様子。

以上のことからスワンプ・バンクシアが剛健な理由として、高温多湿の環境やそこそこの耐寒性と併せて

根腐れしにくくあまり気を使わなくて良い

というメリットがあります。

耐暑性

満開のスワンプバンクシア

満開の状態。

耐暑性ですが最高気温が35℃、平均湿度が70%という多くのオーストラリア植物が嫌う亜熱帯のような高温多湿の気候の下でも問題ありません。

それよりも高温期は水切れに注意してください。

特に鉢での管理の場合ですね。

耐寒性

雪対策についても

冬は葉色が薄くなります。

冬の寒さにも強く、だいたい-6℃までは問題ありません。

株によっては-8℃まででしたら耐えることがあります。

 

温度は問題ないけど雪がやや多い地域なんですが

 

っと疑問や不安に思われる方がたぶんいると思いますが、

 

ユーカリのポポラスやミモザアカシアやギンヨウアカシア、フサアカシア、アカシア・フロリブンダなどが露地で越冬できている地域でしたら問題ありません。

 

雪の重みで枝が折れたりするので、できたら雪を払ったり寒くなる前に枝打ちしてコンパクトにしておくと良いです。

リグノチューバー

枝の部分に出来たリグノチューバー

そこそこの高さの位置にも出来ます。

リグノチューバーに関してはこのサイト内のバンクシア全般の記事にて紹介しましたが、一見すると癌種のようなグロい見た目でむしり取りたくなる形状をしています。

 

ではこの見た目がグロいモノが何なのかと言いますと、

 

ポイント

山火事などで全身が喪失する出来事が起こった場合でも、この部分(リグノチューバー)さえあれば再生できますよっていうモノ

 

っという、再生機能を持つ枝の集合体です。

リグノチューバーを持つ他のバンクシアはグランディスが有名です。

 

リグノチューバーはたいていの場合は焼失を避けるために地際や株元、土の中に作られる場合が多いですがスワンプ・バンクシアは枝の途中に出来たりします。

ちなみにリグノチューバーは枝の集合体なのでここからいきなりつぼみが上がってきて花が咲くことがあります。

花が咲く位置

たわしのような花。

たわしと呼ばれる所以。

ヒースバンクシアなどは枝と枝が分枝している箇所から蕾が上がることが多いですが、スワンプバンクシアは枝の先端につぼみが上がることが多いです。

そのため剪定の時期を間違えると開花した次の年はまったく花が咲かないという事態が起こりえますので注意してください。

 

スワンプバンクシアはだいたい秋ごろにはほぼ咲き終わるので、翌年も花を見たい場合は花の盛りが過ぎた秋に剪定するとよいでしょう。

 

というわけで今日はバンクシア・ロブルでした~

ではでは~(^^)v

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、俗世界から離れたく未知の業種だった園芸業界へ。

知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

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© 2020 伊藤章太郎