ブルーブッシュ = アカシア・コベニーの育て方。シルバーブルーの細長い葉がオシャレです。

アカシア 植物 花木

ブルーブッシュ = アカシア・コベニーの育て方。シルバーブルーの細長い葉がオシャレです。

2020年11月29日

どもども~(^^)v

ブルーブッシュと呼ばれる文字通り「青白い」シルバーブルーの細葉のアカシア・コベニー(Acasia covenyi)について。

寒さにも暑さにも強く水切れに注意し日当たりの良い場所で管理すれば、とりあえずは育ちます。

 

花色は薄めの黄色で咲き進むと色が少し変わります。

花期は3月末から4月ごろで、桜が満開の頃と併せて満開になる年もあります。

画像とデータ

  • 学名:Acasia covenyi
  • 別名:ブルーブッシュ
  • 分類:マメ
  • 原産:オーストラリア
  • 形態:常緑樹
  • 耐寒性:USDA 8b(-9℃前後)
  • 花期:早春

ほぼオーストラリアのデウア国立公園(Deua National Park)という場所のみに分布しています。

デウア国立公園はオーストラリアの南西部、首都のキャンベラからだいたい100kmほど離れた場所にあります。

 

比較的に短命の常緑樹と言われ発芽からだいたい10〜15年ほどで枯れると言われており、

分布域も限られているせいか「珍しいアカシア」と言われることもあるようです。

日本国内では年間を通して大きい株として3.5号のポットとしても流通しているので、「珍しい」というそのような認識を持ったことがありませんが。

 

樹高は最大で6m、葉張りは3mを目安に。

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育て方

ブルーブッシュの鉢植え。

鉢管理は水切れに注意。

phも酸性・アルカリ性のどちらかに極端に寄っていなければ基本的に土質は選びません。

ですが気温が30℃を超える時期になると水切れを起こしやすくなるため、水はけの良い土だと夏に水やりに追われたり水やりのことでストレスを感じるかもしれません。

そのためほどほどに保水力のある土の方が育てやすいかなっと思います。特に鉢植えの場合です。

僕の圃場の近くの畑では大根や白菜が植えてある3mほど離れた場所で青々と自由奔放に育っている樹高3mほどのブルーブッシュがありますので、ほんと土質は選ばないなっという印象があります。

つぼみはこのように枝から現れます。

また生育速度が速い種類に入るアカシアと言われています。

ですが個人的な意見としては、ブリスベーンと呼ばれるアカシア・フィンブリアタ(Acasia fimbriata)やアカシア・フロリブンダ(Acasia floribunda)などと比べるとそうでもないかなっという印象です。

この2種類は60cmほどに育った5号ポットを庭植えすると約2年で樹高が3mを超える場合がよくありますが、5号ポットのブルーブッシュを庭植えし2年経過してもせいぜい2mほどの樹高です

ブリスベーンなどはよく「こんなに早く大きくなるとは思わなかった」というお声を頂戴しますが、今のところブルーブッシュはそのようなお声は僕の元へは届いていません。

それとブルーブッシュはポートリンカーンワトル(Acasia iteaphylla)やオーブンズワトル(Acasia pravissima)のように地下茎が出てきて自然に株立ちのようになることはありません。

咲いている様子

枝の先端部分につぼみがついている様子。

枝の先端部分につぼみが付きやすいです。

他のアカシアも同様ですがブルーブッシュも枝の先端部につぼみがよく出来、開花します。

原種だからかつぼみがたくさん付く枝とまったく付かない枝が現れますが、開花し始めると花が細かく無数にあるので花が付かない枝はそれほど気にはなりません。

アカシア コベニー

桜が咲く頃とほぼ同時期に満開を迎えます。

咲き始めはライトイエローというのか、決して濃くない黄色です。

アカシア コベニーの花。

花が咲き進むとオレンジがかる。

咲き進むとオレンジがかった花色に変わります。

各枝一斉に開花する訳ではないので、オレンジがかった花いろと咲いたばかりの黄色と混じると見応えがあります。

耐寒性

耐寒性はだいたい-9℃まででしたら問題ありません。

当圃場で-8.8℃を記録した年の冬の間ずっと屋外に樹高1.5mほどの株を放置していましたが、霜焼けなど痛みが入らず越冬しました。

冬の間に根腐れしたという話も聞いたことが今のところないので、よほど雪が深い地域でない限りは耐寒性は-9℃を目安にしても良いかと思います。

耐暑性

ブルーブッシュのつぼみ

10月ごろからつぼみが現れます。

暑さにも強いです。

国内屈指の高温多湿地域の愛知県尾張地方で地植えでまったく問題なく育っています。

高温による障害も現れません。

 

ですが、

 

鉢植えも地植えも夏の間は水切れに注意してください。

 

アカシアに限らず多くのオーストラリア原産の常緑樹はひどく水切れすると、葉を落とし茶色くなりそのまま枯れることが多いです。

 

枯れたまま半年ほど水やりを続けると復活する場合もありますが(復活しない場合の方が多い)、復活するかどうか心配しながら枯れた株に半年近く水やりを行うという「取り越し苦労」をしなければならないのでご注意を。

 

ブルーブッシュに限らない事ですが、夏ごろに水切れしてしまい運良く枯れなかったものの葉が焼け焦げたような状態にしてしまうと

注意

花芽が付く枝やその部分が枯れ、たとえ復活したとしても翌春に開花しない可能性があります。

 

多くのアカシアの花芽分化の時期は夏頃から始まりますので、夏の水切れは花芽の部分を枯らすことになるのでこのような副産物もありますのでご注意を。

剪定

アカシア ブルーブッシュの幹

幹はこのような感じ

剪定は他のアカシアと同様に「花が咲き終わってすぐ」です。

時期的には遅くとも6月中には切り終えておいた方が無難です。

またアカシアは剪定をすることで株の延命効果が期待できると言われています。

 

切り方としては透いても良いですし、工業用のバリカンで半分ほどのボリュームにしてしまって良いです。

ブルーブッシュは放射状に伸びる傾向にあるので、スタンド仕立てにすると目立ちます。

その他のアカシアについてはこちら

というわけで今日はアカシア・コベニーでした~

ではでは~(^^)v

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、俗世界から離れたく未知の業種だった園芸業界へ。

知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

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