リモニウム ブルーダイヤモンドの花付き苗

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PR リモニウム 多年草(宿根草) 植物

リモニウム ブルーダイヤモンド 多年系・宿根系スターチス。「あること」を守れば冬越し夏越し余裕。

2020年5月12日

どもども~(^^)v

多年系リモニウムのブルーダイヤモンド(Limonium sp. 'Blue Diamond')という品種の育て方。

多年草のリモニウムは宿根スターチスと言われることがあり、花の咲き方や見た目は切り花でよく使われるスターチスです。

耐暑性や耐寒性、気を付けることなどをまとめました。

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

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画像とデータ

宿根リモニウム ブルーダイヤモンドの花

花は小さく、密集しています。

  • 学名:Limonium sp. 'Blue Diamond' 
  • 別名:
  • 分類:イソマツ
  • 原産:トルコ
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
  • 花期:初夏

リモニウムというとすごく遠い存在に感じるかと思いますが、

ざっくりで切り花やドライフラワーでよく使われるスターチスです。

その中でも多年性のリモニウムは「宿根スターチス」と呼ばれることがあります。

 

このブルーダイヤモンドもその中の一種類です。

宿根スターチスのつぼみと花

スターチスっぽいつぼみ。

リモニウム 'ブルーダイヤモンド'の元々の原産ですが諸説がいろいろあるようで、sp.(不明種)とされていますが種の仕入れ元からはトルコが原産地と教えてもらっています。

 

その sp. を選抜し園芸品種としたのがブルーダイヤモンドなのかなっと思っています。

 

草丈は花茎が上がると30cm、株張りは30cmほどを目安にしてください。

環境によっては花茎がもうすこし高く伸びることもあります。

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育て方

肉厚で細長い葉の植物

1株が大きくなる訳ではなくいくつかに別れて1つの株になっているように見えます

スターチスいう名称で親しまれることの多いリモニウムですが、ブルーダイヤモンドは

  • 細長い葉
  • 多肉質でカサカサしていない
  • 多年草

っと切り花やドライフラワーでお馴染みのスターチスと大きく異なる点がいくつかあります。

種まきから開花まで1年から2年を要する点も、お馴染みのスターチスと異なる点です。

 

ただし高湿度や保水力がある土を好まないのは共通しています。

 

一年を通じて水はけの良い土や場所で管理しましょう

 

リモニウムは「シーラベンダー(Sea Lavender)」という別名があり、海岸付近に分布している種類が多いです。

 

海岸の土というと水をこぼしてもすぐに乾く砂ですよね。

 

そのため「水はけの良い土や場所で管理」になる訳です。

海岸のような砂に植えなくても良いですが、ガッツリ水やりした後や長雨が降った後に数日乾かないような土や場所は避けてください。

 

耐寒性も優れていますが、保水力のある土に植えた場合に冬に根腐れを起こし多くの人が冬越しに失敗している、と書いてあるサイトもありました。

耐暑性

真夏のリモニウム ブルーダイヤモンド

葉は焼けず青々としています。8月の様子。

まだ国内では認知度が低いせいか情報が少なく原産地の気温などを考慮すると、

栽培するにあたりまず心配したのは高湿度で高温な環境でした。

 

トルコが原産地と聞いていたので、おそらくただの高温は問題ないであろうと思いつつもそこに湿度が加わると「株が腐って溶ける」だろうなと。

トルコのどの辺りの地域かまではわからなかったものの、多くの場所で真夏の最高気温は40℃を超えるので気温が高い時期に枯れる場合は高湿度の方だろうなっと当初思いました。

スターチスの花芽。

花芽は硬く倒れにくいです。

が、そのような心配は無用で、結果的に3.5号も5号株もずっと屋外の棚に置き雨風にさらされる場所で夏越しができています。

試験栽培した80ポットを完全な屋外、寒冷紗をかけただけの養生台、温室内、と三か所に分け様子を見ましたが80ポットすべて夏越ししてます。

 

ポットや鉢なので庭植えにした場合とは状況が違ってきますが、

  • 密植や混植しない
  • 水はけが良い土(場所)

に植えれば問題ないかと思います。

耐寒性

リモニウム ブルーダイヤモンドの冬の様子

葉っぱはやや赤みがかります。

寒さですが、霜が降りる程度の低温に触れると葉が赤くなり始め徐々に葉が茶色くなり枯れていきます。

20cmほどの大きさに育った株でも葉が茶色くなり無くなるのでかなり株が小さくなります。

スターチスの真冬の様子

鉢植えも2月はこのような姿に。

耐寒性に対してどれくらいか確認した時期が当地では‐4℃までしか下がらなかったのでこれ以下の温度になるとどうなるか、ということを実際に確認できていませんが、

耐寒性に関しては園芸系の海外サイトをいくつか見てみると、‐20℃あたりまで下がる地域で越冬しているようなのでかなり寒さに強いと思って良いかと思います。

 

というわけで今日はリモニウム ブルーダイヤモンドでした~

ではでは~(^^)v

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巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から園芸業界へ。 知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。 ⇒もう少し詳しいプロフィールはこちら

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