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photo credit: Thomas James Caldwell Rainbow Eucalyptus via photopin (license)

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ユーカリ 植物

レインボーユーカリ ちょっと待って!育てるのに気をつけるべき4つのこと。

更新日:

どもども~(^^)v

大きく育つにつれ幹の皮が剥がれ様々な色が幹肌に現れるちょっと変わったユーカリ、通称レインボーユーカリについてです。

苗が流通するようになってきましたが、育てるのにあまり知られていないであろう事柄を生産者さんの意見をもとにまとめてみました。

幹があの色になるまでかなりの大きさと太さになる、ということはしっかり覚えてくださいね。

画像とデータ

photo credit: Thomas James Caldwell Rainbow Eucalyptus via photopin (license)

  • 学名:Eucalyptus deglupta
  • 別名:レインボーユーカリ
  • 分類:フトモモ
  • 原産:インドネシア、パプアニューギニアなど
  • 形態:常緑樹
  • 耐寒性:USDA 9b(-4℃前後)
  • 花期:春

原産地はオーストラリアの北側の地域、パプアニューギニア島やミンダナオ島、国名で言うところのインドネシアやフィリピン、パプアニューギニアの各地に自生しています。ハワイにも植栽されているようですね。

どちらかと言うとアルカリ性の土壌を好むと言われています。耐潮性にも優れていて一般的に海水はpH8前後なので「●●島」と呼ばれる地域に自生しているのも納得です。

見方や画像によってかなり幹の色幅があるのでもうちょいレインボーユーカリの画像を見たい方はコチラをご覧ください。

レインボーユーカリの画像へ

樹高は最大で70m、幹幅は18m前後になります。ご利用は計画的に。

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成長が早い

結論からいきます。

レインボーユーカリの成長スピードはユーカリの中でもかなり早い部類に入ります。

レインボーユーカリの大株

成長点を一度止められているのにこの大きさ。

生産者さんの圃場ですが、こちらの株は実生(種まき)から3年目の株です。3mほどあります。

3年目なので実質丸2年ですからね。丸2年で3mです。

しかもこちらの生産者さん、2mを超えた時点で成長点を1回切ってます。それでも3mの樹高です。

切っていなかったらおそらくもっと大きかったのではないかと簡単に予測できますね。

重要なことなのでもう一度書きます。

レインボーユーカリはとんでもない早さで大きくなります。

庭植え需要の高いユーカリの代表格のポポラスやグニーユーカリもシマトネリコなんかの一般的な庭木と比べるとかなり早く大きくなりますが、

レインボーユーカリはそれらをはるかに凌駕します。

風にも強い

ほぼ地植えのレインボーユーカリ。

12号鉢?の底を破って根が張ってます。

強風にあまり強くないとよくユーカリは言われます。木自体が柔らかいモノが多いですからね。

日本には毎年台風という風の塊がやって来たり、六甲下ろしや伊吹下ろしなど全国に風に由来するその土地特有の単語が存在しているほど風に身近な国土なため、

台風後にしばしば

  • ユーカリが根元から折れた
  • 地面にユーカリの木の先端が付くんじゃないかと思った

ということを耳にします。たぶんですがオーストラリアの多くの場所は台風ほどの強さの風が吹く場所は多くないからこのような話を聞くのだと思います。

ですがレインボーユーカリは風に対して強い部類に入るユーカリです。

自生地のニューギニア島などはサイクロンが発生し上陸する地域です。サイクロンの国際定義は最大風速が32.7m/s以上の熱帯性低気圧を指します。

もう一度書きます。

サイクロンの定義は北インド洋で存在する最大風速が32.7m/s以上の熱帯性低気圧

台風のほうがサイクロンに比べて一年間での発生個数は多いようですが、台風と比べるとサイクロンは最大風速が32.7m以上というかなりの強さの風と台風国家の住民の方なら理解されるはずです。

しかしながら実際にレインボーユーカリが自生している場所を目にしたことがないのでなんとも言えませんが、熱帯雨林なんかの中心付近に多く自生していたら風の影響はそれほど受けないのでこの仮説は外れる可能性があります。

暑さ寒さ

レインボーユーカリの苗

若い苗は低温に当たると葉が赤くなりやすい

ニューギニア島に自生している

という説明を見るとなんとなく

南国だから暖かい→だから耐寒性は優れてない→0℃以下はマズイ

という印象を持ってしまうのも無理がないかと思います。

ですが実際に関東以西の平地で暖地と呼ばれる地域では問題なく露地越冬しています。地植えでの越冬も問題ありません。

一つ参考になるかどうかわかりませんが、自生地のひとつのニューギニア島で一番高い地点は4000mを超えています(wikipedeia調べ)。

その地点でレインボーユーカリが自生しているかどうかはわかりませんが、赤道直下といえどもこの標高付近で自生しているようだったら耐寒性が-4℃でも問題ないと言われても納得できるかなっと思います。

もちろん熱帯地方の原産なので高温多湿の環境も問題なく育ちます。

幹が色付かない

photo credit: hollyladd rainbow eucalyptus via photopin (license)

レインボーユーカリと言われるだけあり他の木にはない鮮やかな幹肌の色がとっても魅力的で、

 

育ててみたいな、生のレインボーを見てみたいな

 

っと思われる人が多いと思います。

ただし注意したい点が1つ。

レインボーな色の幹肌になるのには

幹がドラム缶ほどの太さに育ち、初めてお目見えできる

ということです。

ドラム缶というと幅が80cmから100cmほどの大きさです。

1本の植木が占拠しても気にならないという一般のご家庭は決して多くないと思います。

幹の幅が80cm以上というのにも驚きですが、レインボーな色合いになっていこのユーカリの樹高はいったいどれくらいの高さに育っているんでしょうねっと考えると、

電線や屋根などの高さについても植える時には考慮する必要があります。

お気をつけくださいね。

まとめ

レインボーユーカリの性質は剛健です。

3号ポットサイズのユーカリをいじるとけっこう枯れるようですが、レインボーユーカリは問題ないようです。

さて性質がかなり剛健なレインボーユーカリを苗なり種を購入して育てるのに気をつけることを書きましたが、最後にもう一度まとめようかと思います。

 

注意しよう!

  1. 実生でも3年目で2m以上に育つほどの成長スピード。
  2. 台風ほどの強さの風に耐える。
  3. -4℃ほどまでの寒さに耐える。高温多湿ももちろん問題ない。
  4. 幹がドラム缶ほどの太さにならないとレインボーにならない

苗を買ってみよう、栽培してみよう、という方はこの4点を参考に育ててみてください。

特に1と4には念頭においてくださいね。

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というわけで今日はレインボーユーカリについてでした~
ではでは~(^^)v

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