どもども~(^^)v
今日はオレンジ花の印象が強いエスコルチアの珍しい八重咲き、しかもピンク花の タイシルク ピンクシャンパーニュ というほとんど流通してない品種についてです。あと、耐寒性や耐暑性についてもまとめました。
画像とデータ
- 学名:Eschscholzia californica 'Thai Silk Pink Champagne'
- 別名:カリフォニア・ポピー
- 分類:ケシ科
- 原産:アメリカ(原種)
- 形態:耐寒性多年草(一年草扱いの場合が多い)
- 耐寒性:USDA 8b(-9℃前後)
- 花期:春
エルコルチアの園芸品種にタイシルクというものがあるのですが、そのシリーズの1つです。
タイシルクのシリーズの中にはピンクと黄色が混じった花色の八重咲きなんかもありますが、
どういった定義で「タイシルク」と名付けられているかは知りません(-_-;) タイのシルクだから花びらの光沢具合かな?なんて適当に思ってます。でもシルクならインドだよなぁ~・・・。
3月中ごろまでに苗を植え付ければ高さは50cm、株張りも30cm以上ほどにはなります。花期は長く4月から7月くらいまで咲いてくれます。
花の大きさは5cmくらい?です。
八重咲きです
個人的に、ですがこのエスコルチアってパッと見で
エルコルチア感がない
ですよね~畑とかにこぼれ種で群生してるのよく見かけるあの鮮やかで主張しまくるオレンジ色の要素もまったくないですし 笑。
最初に咲いたのを見た時はちょっと驚きましたし感動しました。
八重咲きのエスコルチアは気温が高くなると一重になったり花色が濃くなったりして、咲き始めの時期とかなり様子が変わることが多いですが、
タイシルク ピンクシャンパーニュも同じように八重咲が一重咲きになったり花色が濃くなったりします。
それでも僕の印象では、赤みかかったオレンジ花が真っ赤な花に、というような劇的な変化はなかった品種です。
紫外線の量なんかも関係してきますので花色や花が小さくなるのはしょうがないというか、自然の摂理ですわね。
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多年草です
アプリコット・シフォンという品種をまとめた時に多年草化しますよ~夏越しは簡単ですよ~という内容を書きました。
こちらのボタンから飛べます↓
このような「ガチで夏越ししましたが何か?」と言わんばかりの画像を使用しましたね。
2016年1月11日に写真を撮ってますが種播きは前年の8月30日に種播きした株でした。
さっき上の内容を読み返しましたが
「エスコルチアは多年草化しますよ~、なんてことはいったい誰得な情報なんだろ・・・・」
と思いましたわ、ハハハ(-_-;)
要するに
● 高温多湿の環境に弱いため多年草ですが1年草扱いが通説だったエスコルチアは案外余裕で夏越しします
ってことです。
開花してる株を植えずなるべく開花していないラベル苗を年内もしくは3月中ごろまでに植えること、
や
株元が蒸れないように密植を避けること、
などの夏越しできるための細かい条件がありますが、
それほど神経質にならなくても適当にやってOKです 笑。 とか言いながら大手の種屋さんサイトや園芸本にははっきりと
「1年草扱い」
と書かれているので、みんなと同じことをする日本人の習性として僕も右へ習えで
「耐寒性多年草(一年草扱いの場合が多い)」
という書き方にしてますが(^^;
耐寒性
寒さはモロモロ諸説がありますが、-9℃程度の寒さでしたら問題なく越冬します。地植えでも鉢植えでも越冬できているのは確認しています。
雪や霜で葉が酷く傷むこともなく、葉の先がすこし赤色っぽくなりますが病気とかそんなんではありませんのでご安心ください。
株が越冬できるように寒さにあたる表面積を減らし寒さを耐えるように葉を落とす、いわゆる「ロゼットを組む」なんて言い方を地上部を残して越冬する一部の植物の作用をすることがありますが、
エスコルチアの場合はロゼットを組むというよりは、寒くなったから葉の数も減ることもなくどこか株の中心が「ギュッ」となって「意地でも凍るかっ!」というような意気込みが伝わるような感じのまま冬を越えます。
わかるようなわからないような表現ですみません(-_-;)
寒さのせいで株のボリュームは大幅には減らない、ということが言いたかっただけです。
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というわけで今日はエスコルチア 'タイシルク ピンクシャンパーニュ'でした~
ではでは~(^^)v