どもども~(^^)v
今日は原種のヤグルマギクです~
画像とデータ
- 学名:Centaurea montana
- 別名:ヤマヤグルマギク
- 分類:キク科
- 原産:主に欧州
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
- 花期:春
原種のセントーレアですね。白花もあります。手裏剣?を連想させるなぁ~と^^
年数が経過した株ですと草丈が70cmほどになるようですが、草丈は一応は約30cm、株張りは40cmを目安にすると良いです。
花の形が好き

最初にこの形を見た時はなんか感動しました(^^)
ヤグルマギクというと仏花などで使われる時期になると道端で咲いてる一年草の方を連想してしまいますが、けっこう地際で開花したということもあり、
花首が伸び1mほどの高さになるあっちの方(一年草)とはかなりビジュアルが違うなぁ~というのが第一印象でした。
開花前でまだ育ってない頃は葉が白っぽいですしね。

開花直前(^^)
花の形も好きですが、開花前のこの状態もなぜか好きです^^;
育て方
夏越しがネック

初春は数年株でもこんな状態です(^^)
この原種のセントーレアは栽培と言うか育てていく中で一番気を付けないといけないのは、高温多湿でしょう。たいてい夏越しをさせられない、ということを良く聞いてます。
僕の下に鉢管理で4年目の株がありましてその株は、山上げとかせず日本有数の高温多湿地帯の名古屋市近郊で夏越しができてます。
鉢での管理なせいか真夏でもほどよく水切れを起こす状態で(単に水やりを忘れるだけですが)、土が常に湿ってるような状態ではないので上手く多湿の状態を防いでいるのだと思います。
暑さに弱い印象はないので、高温には割かし耐性のある植物ではないかな。
そのため夏の間の湿度が高い「暖地」と呼ばれる地域では、鉢で管理することにして植え込む際にとにかく水はけを良くすることを重点を置いた土に植え込んで、花が咲き切り7月あたりから9月末頃までは風通しの良い所に避難させる
のが良いかと思います。
それでも庭植えで、という場合でしたら水が滞留しない斜面のような場所で混植せず株元が乾きやすい状況を作ってあげると良いのではないかと思います。
また下記で理由は記しましたが、
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【知っておいた方が良い】春咲きの多年草・宿根草について秋植えが良い理由を10項で。一覧もあります。
開花した状態の苗よりも秋頃から出回る「ラベル苗」を植えこんだ方がしっかり育ちますし、しっかり根を張ることができるため夏越しできる確率があがるんじゃないかと思います。
なるべく秋植えをオススメします。
半日陰でも開花します

全然鉛筆っぽくないですが、最初につぼみを見た時に「鉛筆?」となぜか思いました(^^;
遮光率30%~40%の当温室内でも開花いたしましたので、明るい日陰程度の場所でも十分に開花しますね。2年続けて開花したので間違いないと思います。
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ヤグルマソウではない
名称がごっちゃになるのはしょうがないことですが、市場への出荷物にどうみても「セントーレア」なのに「ヤグルマソウ」と表記があるのを見てしますと、
う~ん・・・・ギャグなのか?
と毎回思ってしまいましてね(^^;)
真のヤグルマソウはこちらで↓
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ロジャーシアと書くと馴染みはないですが、ヤグルマソウです。【品種はsambucifolia】
簡単に言うと、
・セントーレア = ヤグルマギク
・ロジャーシア = ヤグルマソウ
です。
たびたび書いてますが、僕は名称についてははっきりさせたいほうです(^^;)
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というわけで今日はセントーレア・モンタナでした~
ではでは~(^^)v