セントーレア 多年草(宿根草) 植物

セントーレア・モンタナ の育て方。高湿度に強くないので夏越しに注意。

2017年4月3日

どもども~(^^)v

原種のヤグルマギク(Centaurea montana)の育て方についてです。

耐寒性は優れていて、高い気温にも耐えますが高湿度は苦手です。

ここではそのような高湿度の環境をどうやって克服し上手く育てるかをまとめました。

画像とデータ

セントレーレア モンタナ

  • 学名:Centaurea montana
  • 別名:ヤマヤグルマギク
  • 分類:キク
  • 原産:主に欧州
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
  • 花期:春

原種のセントーレアですね。

白花もあります。手裏剣?を連想させますね。

 

元々は中欧や南欧に分布していましたが、現在ではイギリス(ブリテン島)でも自生しています。

この花の形や色など存在感があるため何百年も前から人気があったのかなっと想像しています。

 

年数が経過した株ですと草丈が70cmほどになるようですが、

草丈は約30cm、株張りは40cmを目安にすると良いです。

花の形

セントーレア モンタナ の花の見本画像

最初にこの形を見た時はなんか感動しました。

ヤグルマギクというと仏花などで使われる時期になると道端で咲いてる一年草の方を連想してしまいますが、

初めて開花させた株が地際で開花したということもあってか、

花首が伸び1mほどの高さになるあっちの方(一年草)とはかなりビジュアルが違うなぁというのが第一印象でした。

 

開花前でまだ育ってない頃は葉が白っぽいのも特徴的です。

開花直前。

花の形も好きですが、開花前のこの状態もなぜか好きです。

育て方

耐暑性

セントーレア モンタナ

初春は数年株でもこんな状態です。

この原種のセントーレアは栽培と言うか育てていく中で一番気を付けないといけないのは、高温多湿でしょう。

 

ココがダメ

関東以西の太平洋側の地域で植えられた人からはたいてい夏越しをさせられない、ということを良く聞いてます。

 

僕の下に鉢管理で4年目の株がありましてその株は、山上げとかせず日本有数の高温多湿地帯の名古屋市近郊で夏越しができてます。

 

鉢での管理なせいか真夏でもほどよく水切れを起こす状態で(単に水やりを忘れるだけですが)、

土が常に湿ってるような状態ではないので上手く多湿の状態を防いでいるのだと思います。

 

暑さに弱い印象はなく高温には割かし強い、でも高湿度の環境が長く続くと枯れやすい、という植物だと思います。

 

そのため夏の間の湿度が高い「暖地」と呼ばれる地域では、

 

鉢で管理することにして植える時にパーライトやゼオライトなどの排水性が高く根腐れの防止効果に優れた物を混ぜ、 とにかく水はけを良くすることを重点を置いた土に植え込む

 

花が咲き切り7月あたりから9月末頃までは風通しの良い所に避難させるのが良いかと思います。

 

それでも「庭植えしたい」場合でしたら、

 

ポイント

  1. 水が滞留しない斜面のような場所

  2. 混植や密植はしない

  3. 夏に株元はすっきりさせる目的でやや畝のよう形にする

 

といった根腐れしないような環境を作ってあげると良いのではないかと思います。

 

また下記で理由は記しましたが、

【知っておいた方が良い】春咲きの多年草・宿根草について秋植えが良い理由を10項で。一覧もあります。

開花した状態の苗よりも秋頃から出回る「ラベル苗」を植えこんだ方がしっかり育ちます。

しっかり開花までに根を張ることができるため夏越しできる確率が上がります。

 

なるべく秋植えをオススメします。

半日陰でも開花します

全然鉛筆っぽくないですが、「鉛筆」的な見た目のつぼみ。

遮光率30%~40%の当温室内でも開花いたしましたので、明るい日陰程度の場所でも十分に開花しますね。

2年続けて開花したので間違いないです。

ヤグルマソウではない

名称がごっちゃになるのはしょうがないことですが、

市場への出荷物にどうみても「セントーレア」なのに「ヤグルマソウ」と表記があるのを見てしますと、「ん?」と毎回思ってしまいます。

 

真のヤグルマソウはこちらで。

見てみる
ロジャーシアと書くと馴染みはないですが、ヤグルマソウです。【品種はsambucifolia】

続きを見る

 

簡単に言うと、

・セントーレア = ヤグルマギク

・ロジャーシア = ヤグルマソウ

です。

 

というわけで今日はセントーレア・モンタナでした~

ではでは~(^^)v

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ショウタロウ

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、俗世界から離れたく未知の業種だった園芸業界へ。

知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。

⇒もう少し詳しいプロフィールはこちら

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