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アスペルラ オリエンタリス  植栽例

ogus_garden さんより

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アスペルラ 植物

アスペルラ・オリエンタリス タマクルマバソウ(玉車葉草)について。青紫色の花が春から咲く一年草です。

更新日:

どもども~(^^)v

青色というか水色と言うか青紫色というのか、ブルー系の花色のアスペルラ・オリエンタリスについてです。

花が咲き終わり茶色い綿のような形の種の姿も個人的には好きな一年草です。

他の植物を引き立たせる、うるさくない花色のため好きな人も多いのではないでしょうか。

ここでは切り戻しやこぼれ種などについてまとめました。

画像とデータ

アスペルラ オリエンタリスの花のアップ

ogus_gardenさんから画像を頂きました。

  • 学名:Asperula orientalis
  • 別名:タマクルバマソウ
  • 分類:アカネ
  • 原産:アナトリア半島からコーカサス地方にかけて
  • 形態:一年草
  • 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
  • 花期:春

原産地ですが小アジア(トルコやシリア、イランなど)などど呼ばれるアナトリア半島ですが、総じて年間を通じ雨が少ない地域です。

アスペルラ・オリエンタリスが開花する時期も雨が少なく乾燥しているので(関東の12月とほぼ同じ降雨量)、水持ちの良い土や場所に植えると根腐れを起こす可能性がありますので注意してください。

地域によってはバラの開花時期と合わせられるのでバラと一緒に植えようと考えている方も少なくはないと思いますが、バラが植えてある土が水持ちが良いとアスペルラが根腐れを起こしたりカビることもあります。こちらもご注意ください。

 

日当りを好みますが、午後の数時間しか日光が当たらない場所でも十分に育ちます。

草丈は30cm、株張りは30cmを目安にしてください。

思ったより草丈は出ます。成人の膝あたりまで伸びるので植栽される場合は考慮された方が良いです。

 

なおこの記事内のアスペルラの画像の多くはogus_gardenさんより拝頂いたしました。

紹介

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育て方

水やりや日当り以外のことについてです。

切り戻し

アスペルラの切り戻し

4/10でこれほど伸びた年もありました。

関東以西の暖地ですと地域差がありますが早いと3月中旬あたりから開花し始めます。

さらには気温が下がらずそのまま春に突入すると4月を少し過ぎたあたりで草丈が伸び「完成形」になる場合もあります。

上の画像はある年の4月10日時点です。

4/10の時点でほぼほぼ伸びきり、後はついている蕾がすべて咲き種を付けて枯れるだけ、という状態になってしまいました。

 

予定よりも早く咲いてしまった場合ですが、半分ほどの高さで切れば2~3週間後にまた開花します。

切り戻し可、です。

 

ですが注意することが2点あります。

  1. 地際で切ってしまうと高確率で枯れます。
  2. 気温が高くなってから切り戻すと傷口が腐って株が溶けるリスクが上がります。

アスペルラ・オリエンタリスの切り戻しを何パターンか行った僕の経験測ですが、地際で切ると株にもよりますがほとんどの場合新しい芽が伸びてこずそのまま枯れます。

また最高気温が30℃前後で切り戻した株も枯れやすい、という記憶があります。

もともとの性質として開花してからだいたい6~8週後には種ができ枯れる植物ということと、高温多湿には強くない植物、という理由があります。

 

そのため暖地でしたら切り戻すならGW前に行った方が良いかも

 

っと思います。

 

写真を撮り忘れ「ビフォーアフター」のように説明できないのが悔やまれますが、また行う機会があったら忘れずに記録し投稿しますね。

簡単に切り戻しまとめです。

まとめ

  • 切り戻しは半分ほどの高さで
  • 地際まで深い位置で切ると高確率で枯れる場合が多い
  • 気温や湿度が高くなってから(30℃前後)だと腐って株が溶けやすい

花について

青い花の一年草

やや紫がかってる株。

開花からだいたい6~8週間ほど咲いています。

花色は基本的には水色っぽい紫色ですが、気温や肥料の効き具合で多少色が変わることが良くあります

寒肥をしっかり施した場所や新しい培養土に植え、肌寒い時期の咲き始めから数週間は青色というよりもどちらかと言うと薄い紫色っぽい花色になる場合が多いです。

気温が低く(最高気温が20℃以下)、肥料をそこそこ吸っている株は薄い紫色っぽい花色になりやすいです。

タマクルバマソウの青い花です。

じっくり見るとトランペットみたいな形をしてます

逆に肥料が切れ気味で気温が25℃以上の時に咲く花は、大概このように花色が薄く白さ強く現れます。鉢植えだと早い時期からこのような白っぽくなりやすいです。

地植えでも鉢植えでもどちらにしても気温が高くなってくると花色が抜ける、というのか白っぽくなります。

茎や葉が赤くなる

肥料切れのアスペルラです。

こうのように全体ではなく一部が赤くなる場合は肥料切れ。

地植えではあまりなりませんが、鉢植えや寄せ植えなどをした場合に株元に近い葉だけが赤くなる場合がよくあります。

たいていの場合は根が回り肥料が足りてない状態です。

特にGWごろに葉だけが赤くなった場合は間違いないです。液肥など即効性の肥料をやり赤くなった葉を取ると新しい葉が出てきます。

 

また低温に触れ赤くなる場合は全体的に色づきます。

こぼれ種の画像が下にありますのでそちらの画像を見ると一目瞭然です。

こぼれ種

こぼれ種で出てきたアスペルラ。

雑草に混じって現れました。

こぼれ種で現れやすい植物です。

しかし「狙って」播くと期待以上に発芽しないのでアスペルラ・オリエンタリスは発芽率が良くない、と言われています。

個人的には発芽率が良くない、と言うよりも種子寿命が長い・発芽が揃わない、と言ったほうが良いと思います。

アスペルラ オリエンタリスの植栽風景

以前ですが、アスペルラ・オリエンタリスを取り扱い(100ポットくらい)その年だけで販売を止めたのにも関わらず2年経ってからこぼれ種から出現したっということがありました。

そのケースが置いてあった近くから現れたのと、1度しか取り扱わなかったので間違いなくその2年前の株の種だと思ってます。

 

また一年草であっても原種なので園芸種のようにピタッっと発芽が揃うことは考えにくいです。

そのためこぼれ種で毎年楽しみたい場合はとにかく多くの量を採種し発芽してほしい場所に多くまき散らしておく、という方法が良いのかなっと思います。

自然にまかせて出たとこ勝負というのも楽しいと思いますが。

白花

アスペルラ・オリエンタリスには白花もあります。

僕はまだ見たことがありませんが、白花品種も基本的には同じ育て方で問題ありません。

 

多年草で芳香性のある白花を咲かせるアスペルラ・オドラータ(ガリウム・オドラータ)というのもあります。

こちらでまとめてあります。

参考記事多年草のアスペルラについて

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というわけで今日はアスペルラ・オリエンタリスでした~

ではでは~(^^)v

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