どもども~(^^)v
開花すると若干禍々しさを感じる見た目の花のアスクレピアス・アスペルラ(Asclepias asperula)の育て方についてです。
細長い葉に大きな花が茎の先端だけに付きます。
種播きから3年育ててみたので耐寒性や耐暑性について、特徴などをまとめました。
画像とデータ
- 学名:Asclepias asperula
- 別名:アンテロープ ホーンズ,スパイダーミルクウィード
- 分類:キョウチクトウ科
- 原産:北米
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
- 花期:春
原産地の北米ですが、メキシコ北部地域からアメリカの太平洋側の西側の州から主に東側に向かって11州にかけて分布しています。
主に自生している環境は草原になります。
別名のアンテロープ ホーンズ(Antelope horns)ですが、アンテロープが何かわからなかったので検索してみたらレイヨウでした。
レイヨウはヤギみたいなシカみたいなものだったなぁ~っと思いながら検索結果を眺めていたらウシ科でした。
種ができるとレイヨウのツノみたいな形になるので、そのような英名が付けられたようです。
種小名のアスペルラですが「葉が荒い」や「葉が硬い」という意味です。
葉はざらざらし確かに荒いです。
草丈は60cm、株張りも60cmほどを目安にしてください。
草丈ですが花茎が立ち上がり高さが出る感じです。花茎以外は20~30cmほどです。
それなりに年数が経過した株でないと花茎が立ち上がりません。たぶん実生ですと4~5年はかかると思います。
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育て方
特徴
花期についてですが春としましたが、はおおよそ「春ごろかな」といった感じです。
原種だからか「春」といっても4月中に咲く株をあれば、5月下旬や8月ごろから咲き始める株もあり、かなりバラつきがあります。
もっと言うと4月下旬に開花している苗の真横の苗はようやく芽吹き始めた、ということもよくあります。
実生から苗を育ててますが植え替えせずに3号ポット苗を2年近くそのままにすると、
根詰まりするのか春に芽吹きしなかったり夏の多量の雨に溺れるのか、根腐れすることがあるので注意してください。
地植えでも根が伸ばせなくなると徐々に株が小さくなる可能性があります。
そのため定期的に植え替えするか、株分けするなりした方が良いかなと思います。
耐寒性
冬季は完全に地上部分を枯らして越冬します。
播種後2年以上経過している株の場合は枯れた茎が残る場合がありますが、
地際に少し葉を残し越冬するタイプの多年草と違い緑色の部分はまったく残しません。
耐寒性についてはアメリカのけっこう気温が下がる地域に自生しているせいか、
ポット苗がガチガチに凍っても問題なく芽が出てきたのでそこそこの寒さにも耐えるのかなと思います。
当地では−5℃が数日続いた程度の寒さですが2年連続で越冬できています。
前述してますが草原などいわゆるメドー(meadow)やプレイリー(prairie)呼ばれる環境や道路脇自生している場合が多いと言われています。
そのため冬の間でも根腐れしないようになるべく水はけのよい場所や土に植えると無難かなと思います。
耐暑性
高温はそれほど気にしなくて良いです。愛知県東部の屋外放置株が2回夏越してます。
ただ草原など乾きやすい環境に元々自生しているということもあり高湿度は苦手です。
根が雨で根腐れしないように植える際はパーライトなどを入れ透水性を良くしたり、風通しの良い場所や乾きやすい場所に植えると良いです。
それと開花後に一旦地上部分を枯らし、葉や茎をボロボロになる場合が多いです。
まぁでもたとえ葉や茎がボロボロに枯れても根さえ生きてれば、特に球根のような太い根が生き残っていれば必ず復活します。
多年性のアスクレピアスは「根さえ生きていればその内に復活する」という種類が多い印象があります。
最後に余談を
個人的にこの花を見て思うのはアニメ「NARUTO」に出てくるキャラクターのうちは一族の一部が取得できる、
技というのか特性で「万華鏡写輪眼」というモノがあるのですが、うちは一族最強のうちはマダラが持つ「万華鏡写輪眼」にそっくりだなと。
園芸ブログなのでアニメに興味ある人がいるかわかりませんが共感してくれる人・・・いるかな汗
一応うちはマダラの「万華鏡写輪眼」のリンクを貼っておきます。
うちはマダラの「万華鏡写輪眼」て何?という方はこちら
それと花の感じが似ているアスペルラ・ヴィリディスについてはこちらから。
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アルクレピアス ヴィリディス(Asclepias viridis) 育て方。暑いのも寒いのもほどほどに強いけど乾燥気味で。
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というわけで今日はアスクレピアス・アスペルラでした~
ではでは~(^^)v