(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎がとりあえず植物のことを中心に、それと昔の旅行記のこととか綴ってます。

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フレンチタラゴン 葉

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フレンチタラゴン

フレンチタラゴン をこの上ない育て方について。増やし方やロシアンタラゴンとの違いや種が出来ないことなど。

更新日:

どもども~(^^)v

今日は隠れファンの多いほのかに良い香りのするハーブについてです~あまり流通してないハーブですよ~

画像とデータ

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フレンチタラゴン

鷲掴み(^^)

  • 学名:Artemisia dracunculus
  • 別名:エストラゴン
  • 分類:キク
  • 原産:ロシア、中央アジア
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
  • 花期:基本的に咲かないものという認識で

ハーブ好きでもフレンチタラゴンという言葉を知っている人もそれほど多くない印象がありますが、コアな愛好家がものすごく多いんですよね~フレンチタラゴンって。

香りがね、抜群に良いんですよね。使ってみれば臭い消しに使われる理由もよくわかりますよ。けっこうハマります。

僕は収穫時期になると摘み取り毎年何かしら料理に入れて使ってます。

男の料理なのでオシャレさは皆無ですが、乾燥させてバジルの葉と一緒に炒め物にふり掛けたりハンバーグに混ぜ込んだりしてます。

タラゴンにはフレンチタラゴン以外にも種で増やせるロシアンタラゴンというものもありますが、

そちらは香りがあまりなく1.2mほどの高さ、株張りが60cmになります。タラゴンは他にも数種類ありますし、見た目がまるで違いますので「タラゴン=フレンチタラゴン」と認識しないでくださいね。

僕はロシアンタラゴンを見たことないので、見つけ次第また載せておきます。

それでフレンチタラゴンのほうの草丈は60cm、40cmを目安に。

育て方

フレンチタラゴン 葉

生はそれほど香りません(^^;)

耐寒性

Wikipediaのタラゴンページを早速ディスりますが、間違いなく「半耐寒性」ではないです。

というかロシアや中央アジアが原産で「半耐寒性」はないだろう、と。北海道よりも冷えると思うんですが。

そもそも「半耐寒性」の定義って

東京都内で霜よけや暖房のある室内に取り込まないと越冬できないものを半耐寒性

ですからね。

この事実を知った時には思わず

マジかよ・・・・

と言いましたからね 笑。

僕の意見としての「耐寒性について」はこちらで↓

植物の耐寒性とは。耐寒性があるとか多年草だから強い、一年草だから弱い、ではなく具体的な数字で言おう!

どもども~(^^)v 今日は一度はっきりさせたかったことをまとめてみました。 耐寒性の定義とはこのような内容になってます1 耐寒性の定義とは2 なんで数値化しないのかな?3 愛知県でもこんなに差があり ...

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数年フレンチタラゴンを触ってきた経験からですが、-10℃程度なら植えてある鉢がまるっと凍っても問題なく翌春に芽吹きしてます

このブログの最後に載せますが、僕が参考にしているハーブ本にはフレンチタラゴンの耐寒性は-35℃になってます 笑。 

データで記した-28℃はミズーリ州立植物園の指標です。

冬の間は地上部が完全に無くなりますが、気温が上がり暖かくなってくるとフレンチタラゴンはしっかり芽吹きしますのでご安心くださいね。

耐暑性

耐暑性ですが、気温が40℃近くの日と湿度が80%以上の日が20日以上連続で毎年必ず続く僕の温室がある地域では、3号ポット苗のまま数年露地で放置しても枯れませんでした。

水やりについて

別に枯れ死するわけではないんですが、水切れしたり湿度が高くなるとすぐに地際の葉が茶色くなります(-_-;) これ、たぶん特徴でしょうね。

ただし!水やりの回数は多くても良いですが土はできるだけ水はけのよい土に。

市販の培養土に赤玉を入れたりしないでくださいね。特に焼いてない値段の安い赤玉。

値段の安い赤玉って1年くらいで砕けて泥っぽくなって逆に保水力があがるんですよねー

これのおかげで僕はいくつもの植物を根腐れさせて枯らしてきました。

長年使っても砕けない確証のある赤玉なら良いですが、個人的には透水性の話になると毎回同じこと書いてますが、天然鉱物のゼオライトがこの点では一番有能です。

フレンチタラゴンはただ単に気温が高いという暑さ自体は問題ありません。湿度が高いのもそれほど問題視しなくて良いでしょう。

ですが、

土に保水力があることで根腐れを起こして枯れ死することはしょっちゅうありますのでご注意ください。

なので、フレンチタラゴンは鉢植えで育てる方が土がよく乾きますし向いているんじゃないかと思います。

水やりをする目安はこちらに詳しくまとめました ➡ 「表土が乾いたら水やりを」についての疑問

日当り

日当りは良い所で。明るい半日陰でもOKです。

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増殖

フレンチタラゴン 地下茎

こう増えます(^^)

フレンチタラゴンがそれほど流通しないのはこれが原因でしょうね。僕も国内でフレンチタラゴンを生産している人は数人しか知りません。

と、いうのも「データの花期」で書きましたが、

「基本的に咲かないものという認識で」

というのはどういった意味かと言いますとフレンチタラゴンは、基本的に花が咲かない=種が出来ない、んです。

まれに黄色のつぼみができ、さらにまれに開花することがあるようですが、結実することはまずなく結実しないということは種が出来ない、です。

一度だけ黄色くなっている「何か」を見ましたが、それっきりですね。

なので増殖は挿し木や株分けといった栄養繁殖になります。

※栄養繁殖というのは、根や枝という栄養を生成する部分を使い増殖させることを言います。対してタネを播いて増やすことを実生繁殖と言います。

本当かどうかはわかりませんがある人が、

植物は挿し木や株分けだけで増殖していくと雌しべが退化して種が出来なくなる種類がある

と言われていたので、1400年代から増殖がスタートしているフレンチタラゴンはそれに該当するのかな、と思います。

ちなみにロシアンタラゴンは開花します。種として販売されているタラゴンと付くものはロシアンタラゴンと思って良いでしょう。というかほぼ100パー販売されているタラゴンの種はロシアンです。

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害虫

フレンチタラゴン 害虫

この画像には2匹います・・・(-_-;)

にっくきミカンコナカイガラムシ・・・・これが付きやすいです。あとハマキムシね。この2種ですわ。

これ・・・ペラルゴニウム・クインクエロバツムとかグレビレアに付くんですよねー

パールグレイやパールグレーという流通名のペラルゴニウム・クインクエロバツム。育て方など詳しくまとめました。

どもども~(^^)v 園芸好きの方の一部で話題になっているペラルゴニウムのパールグレーと呼ばれているモノを少し掘り下げます。 画像とデータこのような内容になってます1 画像とデータ2 情報元について3 ...

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僕はなんでもかんでも薬剤散布をしますが、フレンチタラゴンはたぶん農薬使用が認められている薬剤がないので市場出荷とか食用として販売を考えている人は注意するか、お近くの農業試験場にお問合せをしてください。

バジルやミントなど有名なハーブはそうでもないですが、フレンチタラゴンのように他のそれほど有名ではない種類のハーブは農薬使用回数や濃度に関して統計が取られていないことが多いので、

一般的に流通させる場合は、農薬未使用苗を目指すのが手っ取り早いかも、とも思います。

ちなみに薬剤散布が認められていない作物に付いた害虫を見つけた場合は、僕は手袋をして指でビー!ってやります。擦り潰すってヤツですわ 笑。

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フレンチタラゴンにまつわる逸話

今から500年ほど前のですが、イングランドにフレンチタラゴンが導入されそれと同じ時期に、

世の中には丈夫な消化器官を乱す一定数の人々がいて、一定数のハーブがある。

という韻を踏んだ詩も一緒にやってきたようで、ここで言われる「ハーブ」はフレンチタラゴンではないかと言われているようです。

さらに当時のテューダー朝イングランドの王だったヘンリー8世が最初の正妻だったキャサリン オブ アラゴン と離婚する際に言われたのが、

「タラゴンの無謀な使い方を・・・・

という逸話があります。

まぁ、「皮肉」ですわね。

ちなみに踏んだ詩=rhyme=ライム、ですがこの「ライム」はラッパーがよく歌っている

「届け、オレのライム~」

のライム、です。

韻、ですよ、韻。

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ライムのくだりも載っているハーブ本はこちらです ➡ The Complete Herb Book これ一冊あるととりあえずハーブについてはなんとかなります。

繰り返し言いますが、香りが良く本場系のイタリアンやフレンチ・レストランで使用されるのはほぼ「フレンチタラゴン」ですので、

少しでも名店の味をマネたい場合で調味料を揃える場合は、「フレンチタラゴン」を使用してくださいね~

というわけで今日はフレンチタラゴンでした~

ではでは~(^^)v

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