(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎がとりあえず植物のことを中心に、それと昔の旅行記のこととか綴ってます。

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アガベ 花

1つ3cmほどの花が集まって丸くなっていました(^^)

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アガベ 植物

アガベ パリー(パリィ)の花が咲いた時の話です。アガベの開花は珍しいんですよね~

更新日:

どもども~(^^)v

今日は「100年に一度しか咲かない」と言われているアガベが咲いた時の話です。開花した株はアガベ・パリィです。たいていアガベの開花と言うと竜舌蘭(アガベ・アメリカーナ)が有名ですね。

画像とデータ

アガベ 花

1つ3cmほどのつぼみが集まって丸くなっていました(^^) 蜜と言うか液がたくさん詰まってましたね~いつも花芽に液が流れてた跡がありました。

  • 学名:Agave parryi
  • 別名:吉祥天
  • 分類:リュウゼツラン
  • 原産:アメリカ南部、メキシコ北部
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 6a(-23℃前後)
  • 花期:30年に一度?

僕の元で開花したアガベは耐寒性がもっとも優れているアガベの1つと言われているパリィです。

一言「アガベ・パリィ」と言ってもパリィには3、4種類ほどありますが人気種のトルンカータやフアチュセンシスではなく、

ごくごく一般的な「アガベ・パリィ」だと思います。

「だと思います」とやや弱気なのは他のトルンカータの大株は見たことあるのですが、フアチュセンシスやその他のパリィの大株は見たことがなく

なんとなく僕の持っていたのは画像検索で見る限りフアチュセンシスに似ていましたがフアチュセンシスの特徴はなかったなぁ~

という理由です。違っていたら教えてください(-_-;)

開花した時の株は高さが約60cm、株張りは50cmほどの大きさでした。アガベの中では小型ですね。

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開花前

青白い姿がカッコよかったです(^^)

開花したのは画像でもおわかりになる通りにかなり大きめのパリィでした。これでもアガベの中では小さい部類になりますが(^^;)

もちろんアガベなのでトゲはあります。

このトゲがね・・・僕は好きなんですよね~

入り混じった2つの感情

それで納品が決まり「ようやく旅経つか~」なんて思いながこの株を見ていましたらどこか違和感があり・・・・

でもそれほど気にせず数週間が経ったある朝、いつものように温室に到着し様子を見ると、

アガベ 花芽

成長点がある所から赤いモノが!!!

いままで見たことないモノがアガベの中心にあるではありませんか!

直感ですぐに

これ・・・・花芽だ!初めて見た!おぉ!!!!でも咲いたら枯れる・・・・・マジか・・・納品前なのに・・・・

珍しいモノを観察できる楽しみ商売的に完全なる「ロス」になる悲しみの両極端な感情に混ざり合った変な気持ちになりましてね(^^;)

そうなんです、

ほとんどのアガベは開花したら枯死します

このアガベはもう一度書きますが、

>納品前

だったんです・・・・開花して数ヶ月後に枯死するのがわかってる株を納品・・・・できないよね~

ということで代品を用意しました(^^;)

ま、それでも数カ月はほぼ毎日このアガベを見るのが楽しかったですが。

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花芽

鉢植えでも3mほどの花芽になりました。今は亡き温室の前にて。

この姿を見た時に、

よく図鑑とかネットで見るヤツだ!ホントにあんな感じになるんだ~

とテンションが上がりましたね~

ちなみに他のアガベの開花状況はこちらへ ➡ Google画像検索

一般的にアガベの花芽は数mになるものが多いです。品種によっては7m以上になるものもあります。

どうして花芽をそれほど伸ばすのか?という理由ですが、ハチドリなど花粉を受粉させる媒体(ポリネーター)が見つけやすいように、と言われています。花色も虫が一番寄ってくる黄色ですしね。

そのため小型と言われているパリィでも温室内に置いておくと温室の天井に絶対にぶつかると思ったので外に出しました。

確か3月末頃に花芽を確認して4月上旬に外に出しました。

寒風が荒ぶく時期ですが、パリィは寒さにはかなり強いので温室からいきなり出して冷たい風に当てても日光さえ当たってれば問題ないだろうな、と思っていましたが実際にいきなり露地に出してもどこにも痛みが入らず、

流石に寒さにはパリィ。

と(^^;)

それとアガベは「センチュリープラント」と呼ばれる通りに「100年に一度開花する」と言われていますが、

実際は30年くらい、早いと10年くらいで開花することもあります。

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開花後

完全に開花し終わった株です。

ほとんどのアガベは開花したら枯れる

と書きましたが、ご覧の通りに枯れました。僕はこの姿を見るたびに

「おやっさん・・・燃えたよ・・・真っ白に・・・燃え尽きた・・・真っ白な灰に・・・」

という矢吹丈の名言が浮かびましたが、もともと白い株が精力を使い果たして枯れ死した姿はどことなく「ケンカ屋ジョー」を彷彿させました。

少なくとも僕には 笑。

ちなみに僕は一度も「あしたのジョー」を見たことありませんが(^^;)

かなり引いて写真を撮りましたが、なんとなくの大きさは伝わりますでしょうか?!

そんな感慨深い株もいつまでもそのままにしておくのはアレなんで、「焼き場」に持っていくために無情というか何にも思わず引っこ抜いてみて改めて花芽の大きさにビックリしました。

ちなみに僕は矢吹丈のセコンドのおやっさんのようにやさしくグローブを外そうとはせず、

「よっこらしょ」

と機械的に他の廃棄苗を扱うようにひっこぬきましたが(^^;)

抜いて一度横にしたのは高さを見るためともう一つの理由がありましてね。

採種

アガベ タネ

このサヤのようなものの中にタネがあります。

主に植物はタネ播きで増殖する人間にとっては、めったに咲かないアガベのタネを見てみたいのと播いてみたいという興味がありましてね。

そのため横にしてタネを見つけやすくしようかと(^^;)

ちなみにアガベのタネを購入するのはそれほど難しいことではありませんが、自家採種できる人は場所的なこともあってそれほど多くはなく、

それとアガベはタネ播きすると個体差がけっこう出ておもしろい、という話も聞いていたのでやってみたかったんですよね~。

アガベ 種

1cmもない平ぺったいタネでした(^^)

で、タネですがすぐに見つかりました(^^)v

アガベを受粉させるのに適したポリネーターが日本にいるかどうか、とか僕が普段いる温室は風がよく通るところなのでタネが飛んでいってしまってないかな~など

いろいろ心配しましたがすぐに見つかりました。この色を見るとたぶんちゃんと受粉してくれてるのではないかと確信しました。

でも

播いてみて1つも発芽せずに終了しましたが。

あまり発芽条件とか調べなかったんですよね~アガベは発芽率は悪くないって聞いてたので 笑。ま、機会があったらまたやってみます(^^;)

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まとめ的なものはありませんが、アガベ・パリィは耐寒性もあり育てやすいです。とりあえず日光が1日6時間当たるところがあれば十分です。

もし開花してもアリが水のように流れる蜜に集まったり、トリやハチが集まることもないのでご安心ください。

というわけで今日はアガベ・パリィでした~

ではでは~(^^)v




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