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思い出し旅行2002 ~アフリカ大陸縦断 スーダン編 その1~

2016年7月26日

 

どもども~(^^)v

本日は「思い出し旅行2002」の日でございます。

今回からしばらく共に行動することになった方たち、登場人物の紹介でございます。

一応前回の内容はこちら→ 暗黒大陸に入る前に

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

もう少し詳しいプロフィールはこちら

登場人物

・Kさん(男)・・・関西出身。当時26歳。知り合った時点で96ケ国制覇。見た目は元サッカー日本代表の岡田監督。アジア大陸横断、アメリカ大陸縦断経験者。

Eちゃん(女)・・・九州出身。当時26歳。看護師。バングラデシュのよくわからない村に1ケ月1人で生活していたという強者。アジア大陸横断済み。

Nさん(女)・・・日系ブラジル人。当時50代。関東に出稼ぎに来てブラジル人男性と結婚し離婚。この旅行はブラジルに帰るために上海から陸路で南アフリカまで行って、そこから飛行機に乗って帰国するついで。日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語が話せる。

・僕・・・当時21歳。大学休学中(4年生)。月300時間というバイト生活6カ月を経て一旦アイルランドへ。3カ月アイルランドで飲んだくれた後にエチオピアの国境の町からケニアの首都のナイロビまでの約1000kmの野生動物いっぱいの道なき道をヒッチハイクで駆け抜けたい!という理由だけでアフリカ大陸の縦断を決行中。

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スーダン(Republic of Sudan)
スーダン共和国、通称スーダンは、北アフリカに位置する国家である。首都はハルツームである。エジプト、リビア、チャド、中央アフリカ、エチオピア、エリトリア、南スーダンと国境を接し、東は紅海に面している。 アルジェリア、コンゴ民主共和国に次いでアフリカ大陸で3位の面積を擁する。 ウィキペディア

 
 
 

今回は、アスワンから伸びてる黄色の線が移動経路です。

 

スーダン到着最初の町、「ワディ・ハルファ」まで行きます。黄色の線で隠れちゃってますが笑

 

スーダンへの行き方

当時はエジプトからスーダンに行くには正規ルートで

ナセル湖をフェリーで遡上していく

紅海側の国定公園からバスなどの乗り物で

飛行機

しかなく、飛行機以外ではナセル湖を遡上というかナイル川を逆流していくのが一番一般的な方法です。今はアスワンからバスでスーダンに行けるようですが、2週間くらいかかるようです。

>2週間くらいかかるようです

 

・・・・バス移動2週間てorz

フェリー内は戦い

アスワンの町中から港までは電車で、事前にKさんが予約しておいてくれた2等席へ一番乗り。

これからのブラック・アフリカ諸国の移動ではどの乗り物も

「一番乗り」

しないといけないんです・・・。

なぜなら現地の人は指定席であろうと1等席であろうとなかろうと空いてる席には勝手に居座る、

のが当たり前なんです・・・。

席を取られたら最後、というわけではないですが1人では絶対に勝てないので添乗員なり誰かを味方につけないといけないので誰かを呼びに行っている間に荷物などを置かれて完全占拠される、

なんてことはザラなんで、自分の席を取り返すのにものすごく労力と時間を使ってしまうんですよねー(-_-;)

これは現在旅行している人たちも意識してることだと思います。

余談ですが2年前にインドでデリーからアグラまで電車に乗った時に、やはり僕の席に現地人が座っていたんですがまずは座って人に一声掛け、動かない様子だったので車掌さんを呼び、それでどいてもらいましたが、

久々にこういった自分的に「旅行してる感」というか「非日常感」が楽しかったですが(笑)

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2002年の時点では僕は他の3人に比べて経験値が少なかったので席を取られられたり、といったことをあまりなかったのですが、

特にアフリカと同じくらい旅行しずらい南米を経験しているKさんからは、

「これからは何かに乗る時は当たり前になるから覚えておいたほうが良いよ(^^)」

と。他の3人の方は当たり前のことだったようですが(;^_^A

 

そこでフェリーに乗り込み場所を確保してからは

トイレや食事などに行くときは必ず1人は席に残る、

ということを決めて、スーダン側のワディ・ハルファという町まで約17時間の移動が始まりました。

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フェリーで道中では

確か150人くらいで満員になるフェリーでしたが、人間よりも荷物の方が積載が多く、

というか現地の人・1人が持ちきれないくらい荷物くらいフェリーに詰め込むんで歩けるところがなく歩くところを確保するためにフェリーのスタッフから注意と指導があり、

注意された人はイヤイヤ行うのでこれまた時間がかかり・・・・

結局出発が4時間くらい遅れ・・・

まぁこれからはよく「あるある話」なんですがね、これ(-_-;)

 

「大陸縦断 ~準備編~」に書きましたが僕はマラリア地域に入る2週間前から飲まないといけない予防薬(体質改善薬)をフェリーに乗る3日前から飲み始めていました。

それが日本では副作用がキツイという理由で処方すらされない薬で、ちょうどこのフェリーに乗っている時が一番副作用がひどくて

飲んでから数時間は目の前がユラユラ揺れていたり、やたら眠くなったり、気分が優れなかったり、

などなど

こんな気分になるんだったら飲まなきゃよかったorz

と心底後悔した記憶が一番でした(笑)

 

そのためフェリーに乗ってからすぐに寝てしまい、数時間後目が覚めフェリーは動いてましたのでどれくらい寝ていたかNさんに聞いたら

「4時間くらい寝てたけど、フェリーが動いたの10分前だよ」

と聞いて唖然としました(@_@;)

フェリーが動いてしまってからは大したトラブルもなく、川といってもダム湖ではないので2000年の地中海の渡ったフェリーよりも揺れず快適でした。

途中に湖からまたアブ・シンベル宮殿が見えたり船上で満点の星が見られたり、と楽しかったです。

・・・・・

そして次の日の夕方にスーダン最初の町の「ワディ・ハルファ」に到着しました。

 

それでは次回は砂しかない町・「ワディ・ハルファ」についてです。

今日のBGMはこちらでした→ نوال - هدّي بالك

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