どもども~(^^)v
今日は夏の強い日差しに当たっても斑が焼けずにそのままの状態を保ってくれる、あまり多くない「夏の斑入り葉」なペンタスのサマースターについてです。
あ、水切れした場合は斑の部分から焼けていくのでお気をつけくださいね。
画像とデータ
- 学名:Pentas lanceolata 'Stars & Stripes'
- 別名:エジプトの花
- 分類:アカネ科
- 原産:東アフリカ、イエメン(原種)
- 形態:非耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 10b(4℃前後)
- 花期:初夏
ペンタスはすっかり夏の花として定着しているのではないでしょうか。
僕もこの記事を書くまで恥ずかしながら知りませんでしたが、ペンタスってイエメンや東アフリカが原産なんですね。
そりゃ日本の最高クラスの気温の40℃の環境下でも問題なく生育するわ~っと納得。
湿度はともかく温度だけで見たら50℃近くまで上がる地域がありますからね、東アフリカもイエメンも。
ちなみに斑入りの品種ですが国内では「サマースター」という名称で流通していますが、海外ですと「スターズ・アンド・ストライプス」という名称で流通しているみたいです。
ここらへんの流通名の違いは商標などの権利系?のからみ?なのかな。
草丈は60cm、株の張りも60cmを目安にしてください。
なお、
ペンタス全般についてはこちらをご覧ください。
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斑入り具合
よく見る斑入り
この手のうっすら緑色とうっすらと色が抜けた感じが「規格品」なのかなっと思います。
何年も前から見てますが、たいてい流通している葉の感じはどれもこのような見た目なので。
拡大するとこんな感じです。
あまり見かけない斑入り
と、サマースターを何年か見てきて斑の入り具合がほぼ同じ感じの苗を見てきたもので
農場から市場に出荷する時の株には「こういう斑の現れ方ではない株は出荷をしてはいけない的なマニュアル」のような何か決まり事というか規格があるのかな?
と思ったことがありましてね。
そしたらたぶん「規格外品」でしょうね、見つけました。
色々な斑のタイプがありました。
白い斑が強く現れている苗
この手の斑は花がなくても好む人って少なくないんじゃないかな。
散り斑っぽい苗。
デフォルトというか、「正規品」に入れられてもらえなかった株っぽいかなっと。
通常の緑葉と斑が入った部分が比較的にはっきりしている苗。
なんとなく濃い緑色が残ってる部分が多いとすぐに先祖返りする印象があります。
こんな感じでケースとして見ると先祖返りして緑葉がよく育ち斑が目立たない株が多く見えますが、
先祖返りした部分を切り取り色々な種類の斑の株をまとめるとけっこう面白いセットになるんじゃないかなっと。
作りこむ・作りこまないとか農家さんや種苗屋さんの思惑や方向性があるかと思いますが、案外そういったものとは別の次元でユーザーのニーズが存在していたりすることもあります。
斑の入り方がバラバラのミックスでの出荷とかあっても良いんじゃないかなーお店で苗を選ぶ側は楽しいんじゃないかな~っと思っちゃったりします。
けっこうお得です
ペンタス、コスパ良いです 笑。
もちろんサマースターも同じようにコスパが良いです。
12月の初霜が降りた時でも少しだけ花が咲いてます。
思いっきり霜焼けしてますが。
それでも春から初霜あたりまで楽しめますよ~っと言っても、
ペンタス=夏
のイメージが付いてますしパンジーとペンタスを同居させる強者はそうそう存在しないと思います。
なんせ季節感がなくなりますからね。
そのため
「ペンタスけっこうお得!長い間咲く!コスパ高い!」
と言ってもあくまで初霜までは開花を確認してますよって話です。
でも花咲かせずつぼみが出来たら切り取って「カラーリーフ」的な使い方をしても面白いと思います。
5月くらいに植えておけば9月には草丈60cm、株の張りも60cmほどには育っているので冬に向かって色々なモノがどんどん枯れていくなかでなかなかの存在感を出してくれるんじゃないかと。
この2枚の画像は牧さんのお庭で撮らせてもらいまいした。
というわけで今日はペンタス 'サマースター'でした~
ではでは~(^^)v