ドライガーデンにおすすめな植物一覧
日陰を好む
こちらも順不同です。
ベルゲニア
ベルゲニア(Bergenia stracheyi)=ヒマラヤユキノシタですね。
画像の花はややピンクの強い個体なのかな。花色はもう少し薄いのが一般的です。
語るまでもないくらい一般的な印象がありますが、カランコエの唐印(Kalanchoe thyrsiflora)と呼ばれる多肉植物と葉の見た目がちょっと似ていて、肉厚な葉をしています。性質は全然違うけど。
地面を這うように育つのでグランドカバーとして使えます。
ヤツデ
日本原産の寒さにも暑さにも日照量もそれほど関係なくさらには乾燥にもかなり強い、でも人気ないし支持もそれほどされていない代表格。
しかも生長もゆっくりです。
ビルの間とか「どこで水もらえるの?」という場所でも生き抜きます。
日当りの良くない所に何を植えたら良いか困ってるガーデナーさんは、好みはあるでしょうがとりあえずこれを植えておけば良いと思います。
冬に開花するのもポイントが高いと思います。
ホントもうちょっと支持されてもいいと思うんだけどなぁっと少し残念な気持ちになることがあります。
僕が言っても効力は皆無に等しいですけどね。
画像の斑入り種以外にもヤツデは他にも流通してます。
ツワブキ
画像は「野良ツワブキ」です。
こちらも沖縄の離島を原付で爆走している時に見つけてわざわざ原付を停めて写真を撮りました 。
基本的には日陰を好みますが、一日の中で数時間だけ陽射しが直接当たる場所でも十分に育ちます。
明るい斑の入った品種やこのクシャクシャの形の葉のモノなど、古典園芸植物ということもあってか極端に性質が弱い物を含めても品種の種類はかなり豊富です。
その他
ハラン、ノシラン、などが思い浮かびましたが良い画像がないのでとりあえず名前だけ挙げときます。
うまくまとめられない、というもありますが。
上の画像ですが何気に都市部の「植物に詳しいんだろうな」という人が設計に携わったと思われる植栽はけっこう良いヒントになったりします。
ヒイラギや特別珍しいモノは植えてないんですけどね。
この花壇の中に潅水用のチューブがあったので定期的に自動潅水されていると思いますが、よくよく見ると乾燥に強い植物が多く植えられてます。
候補から外したもの
ここまで取り上げてきましたが、
耐寒・耐暑・耐乾の3つをクリアーしつつも、
- 「極力容姿が変わらない」
- 「ドライガーデンに向いてるけどなんとなく推せるだけの自信がない」
- 「1年草扱い」
- 価格と流通的な大人の事情
という理由で取り上げなかった植物(原種チューリップやシクラメンなどの球根を除いて)がいくつかあるので箇条書きでいたします。
候補に挙げたモノ達
・アスパラガス(地上部が無くなる地域もある)
・フォルミウム(ニューサイラン)(-9℃前後で地上部がなくなり越冬することがある)
・トリトマ (ニューサイランと同じ理由)
・アガパンサス(品種によってはほぼ地上部を無くして越冬)
・ミセバヤの類(冬季は冬芽だけになる)
・アロエ(いくつかの種類は耐寒性に優れているけど少ない)
といったものが思い浮かびました。
以上やや長くなりましたが、
たぶん積雪の少ない地域の東北地方や、その他の地域でも40cmくらい雪が積もってもすぐに溶ける地域のお住いの人にも参考になるかも、です。
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ではでは~
尚、このページは資料が集まったり思い浮かんだら随時更新していきますね。