どもども~(^^)v
今日は猛毒を持ってることで知られてる、アレ、です。
画像とデータ
- 学名:Aconitum
- 別名:トリカブト
- 分類:キンポウゲ科
- 原産:北半球
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 3(-40℃前後)
- 花期:晩夏~秋
「あなたにとって毒草とは?」
いう質問をされたら100人中88人くらいは最初に浮かびそうなトリカブトです。毒草と言う通称を独り占めしている印象すらあります。
数十年前に実際にこれを用いた事件もありましたしね(-_-;)
あと、珍しく自分が育てた植物の中で品種名が特定できなかったモノですorz
この画像のトリカブトがどのトリカブトか断定できる自信がなかったので正式名称は聞かないでください<(_ _)>
そんな猛毒の草を育ててもいいの???
大昔
「トリカブトを育ててる」
とお客さんに言ったことがあるのですが、
「えぇ???それってどこか役所的なところから許可を得られてたのですか???」
と言われまして自分的には「???」だったのですが
まぁこちらの言い方が悪かったのかな、と思ったことがありました。
普通の一般の人にもそれくらい「トリカブト」という植物が持つ毒の強さが認知されているのでしょうね。
かくゆう僕も園芸を始める前から、というか子供の頃から「トリカブト」が何か知らなくても、人を殺めるくらい強い毒を持っていることは知ってましたので(^^;
意外に多い毒草
危ない印象がまったくない植物でも実はけっこう強い毒を持ってる身近な植物は多いんですよ。
排気ガスに強く劣悪な環境に強いキョウチクトウですかね~アレクサンドロスの1部隊がペルシア遠征途中に肉を焼くために適当にそこらへんに生えてる木を焼いたりしたり肉を刺したりするために使用し翌日その1部隊を壊滅させた話は有名ですね。
トリカブトと同じキンポウゲ科だとみんな大好きクリスマスローズ(ヘレボレス)。特に種と根は猛毒です。クレマチスもそうですね~毒ってますよー笑
夏から晩秋にかけては道端で勝手に生えてるのをしばしば見かけるチョウセンアサガオ(ダツラ)やワルナスビもけっこう猛毒です。共にナス科ですがナスと聞くと食べれるものが多いような印象を持たれるかもしれません。でも食べれるのっていうとトマトとナスとピーマン、シシトウ、ジャガイモくらいじゃないかな~。
ユリ科も基本的には毒ですよね~スイセンなんかは毎年誤食がニュースになりますし、ユリ根の状態は良いけど芽が上がってくると毒を持ち始めますし、スズランなんかは一輪挿しにしておいた水でさえかなり強い毒を持ってますよね。
その他だと朝顔、ユーフォルビア、イソトマ、ルピナスなんかもけっこう毒ってます。先日取り上げたヒヨスもなかなかの毒草です。
これらの毒の成分が強い植物に指など切り傷などがあり体内に入りやすい状態のまま直に毒のある部位に直接触ると、腕がダルくなったり痺れたりすることがあるので気を付けましょうね(^^)
知り合いの人で、指に切り傷がある状態でクリスマスローズの株分けをして半日腕が痺れてさらに気分がずっと悪かった、と言っていましたので(;^_^A
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暖地では難しかったです
球根をやや暖かくなってきた2月下か3月上くらいに植えこんだったんじゃないかな~あの頃は園芸を初めて2年目くらいで、
まだ全然植物の事を知らなかったので水やりの頻度とか日当たりとかそんなん全然わからず、とりあえず植えましたという体にしておきました。
んで10月に入ってから咲いたのですが、
意外に水やりを頻繁に行っていた印象があります。
遮光をしている場所とはいえでも朝陽はしっかり当たる場所に置いておいておきまして、
理由は
「直射日光が当たるなら西陽よりも朝陽のほうがまだ良いだろう」
とまぁ素人考えでした(;^_^A 夏の朝陽はけっこうな熱射線ですからねー
夏の間に何鉢か枯れましてねー鉢植えでしたし、たぶん根が煮えたんでしょうねー。
トリカブトはけっこう鬱蒼としたところに自生しているようなので、
夏が冷涼な環境でないところでしたらあまり直射日光が当たらないところに植えるなりしたほうが良いと思います。
それと!
品種によってはけっこう草丈(100cm以上)がでるので植える時はこれも考慮したほうが良いかもです。
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というわけで今日は悪用しないことが前提でトリカブトでした~
ではでは~(^^)v