どもども~(^^)v
白花ムスクマロウと呼ばれることもある マルバ ホワイトパーフェクション(Malva moschata 'White Perfection') についてになります。
初夏頃からよく目立つ白い花をたくさん咲きます。
高温多湿にも寒さにも雪にも強く、かなり育てやすい多年草です。
画像とデータ
- 学名:Malva moschata 'White Perfection'
- 別名:ジャコウアオイ(原種)
- 分類:アオイ科
- 原産:欧州
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 3(-34℃前後)
- 花期:初夏
白花のジャコウアオイですかね。
ホワイトパーフェクションと名づけられていますが、白いという意味のアルバ(alba)と呼ばれることもあります。
こちらも「マルバ」です。
マルバというとこちらの花の形を思い浮かぶ人もいると思います。
同じマルバでも、ウスベニアオイやコモンマロウ(Common mallow)とよばれるマルバ・シルベストリス (Malva sylvestris) です。
こちらのマルバはアルセア(タチアオイ)のように育ち、アルセアよりかは草丈が低く(1.5mほど)花がだいぶ小さいです。
話は戻ってホワイトパーフェクションのマルバはモスカータ(M.moschata)という種類で、
シルベストリスとは葉の形が違い、草丈がモスカータの方が草丈が低いです。
といった具合で草丈は80cm、株張りは60cmを目安にしてください。
-
マルバ・シルベストリス 'ブルーファウンテン' の育て方。小さめの青みがかった花がなかなか使えます。
続きを見る
スポンサーリンク
育て方
耐寒性に優れ、高温多湿に強く真っ暗な場所以外でならほとんどの場所に順応し勝手に育ちます。
そのため具体的で確固たる育て方はないと思います。
適当管理で勝手に育ちます。
ただし多くのアオイ科に共通していることで、やや多肥の土壌を好む傾向にあるので植える際は元肥えを入れ、
毎年寒肥えなど開花前に施肥すると良いでしょう。
また多くの多年草と同じように「秋植え」を推奨したいです。
耐寒性
秋ごろから株が枯れ始め、10℃以下になるとほぼ地上部分が枯れ、地際に冬芽と呼ばれる冬用の縮こまった葉や茎を残して越冬します。
根腐れもしにくく、雪が多い地域でも植えっぱなしでそのまま放置で問題ありません。
ちなみに国内では寒さが直接的な原因で枯れることはほぼ無いと思います。
というのも北海道の離島で群生し始めその地域の植物の生態に影響を及ぼすかもしれない、ということを聞いたことがあります。
耐暑性
寒さにも強いですが、暑さにも高湿度にもかなり強いです。
湿度80%の真夏の気候でも腐ったりせず蒸れ死しません。
ただし種が出来始めると株元に新しい芽を残しつつ地上部が枯れ出します。
時期的には地域差や個体差はあるでしょうが、だいたい7月~9月の間です。
株元に緑色の葉や芽があったら生きてますのでご安心ください。
宿根草と呼ばれる多くの多年草と同じ現象ですね。
葉
上の方で少し触りましたが、このマロウの特徴として葉に切れ込みが多いという点があります。
コモンマロウとは見た目が全く違います。
ですが、
苗の状態では他のマロウと似たような形というか、ほとんど同じ形の見た目です。
ある程度大きくなり株が出来てくると葉の形は変わります。
というわけで今日はマルバ 'ホワイトパーフェクション'でした~
ではでは~(^^)v