どもども~(^^)v
今日はかなり鮮やかな青花です~
画像とデータ
- 学名:Penstemon ovatus
- 別名:broad-leaved Penstemon(広葉ペンステモン)
- 分類:ゴマノハグサ科
- 原産:アメリカ、カナダの一部
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 4(-34℃前後)
- 花期:春
アメリカ西海岸のワシントン州やオレゴン州、バンクーバーのあるカナダのブリティッシュ・コロンビア州の比較的温暖な気候の南部地域に分布している多年草です。英国のコッツウォルズガーデンなどでも使用されています。
草丈は50cm、株張りは30cmを目安に。
真っ青です
毎度おなじみのアルムさんの花壇にて(^^)
花はミディアム・ブルーやウルトラマリン・ブルーと言われるほど鮮やかな青色で、遠くからでもはっきりと「青」と認識できます。
人工的に作られた色なんじゃないの???
と思えるほどの鮮やかな青色です。
青花っていうと、なんか紫がかっていたりしたり赤みがかってたりしますがこのペンステモンはホント「青い」です(^^)
冬は葉の色が変わります
1年のほとんどの時期はこの上の画像のような緑色の葉をしています。元々緑色の葉をしているので当たり前ですが笑
氷点下を下回ってくる時期にさしかかってきますと
このように「冬の姿」に変わります。赤葉と言うのでしょうか、花の青さとは対照的な葉色に変わります。もう少し寒さが厳しくなってくると
徐々に葉の先が傷みだし株元に小さなロゼットを残しそれ以外の部分はほとんどチリチリになったりして無くなります。
地上部がなくなっても暖かくなるとまた生えてきますのでご安心ください(^^;
蒸れとか多湿に弱いの???
ペンステモンの多くの種類で「高温多湿に弱い」とよく耳にしますが、僕はあまりそのような印象がなくてですねぇ・・・。
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蒸れや根腐れに注意
たしかにこのオバタスが自生している地域は日本の夏のように湿度の高い夏ではないですが、国内屈指の高温多湿地帯の愛知県西部にて真夏は1日2~3回は水をかぶる僕の温室脇の外の苗置き場に置いておきましたが枯死した、ということはなくてですね・・・・。
夏の間に他の植物と「ギュギュっ」と密集して植えてある場所で常にジメジメしている場所ならともかく、というかそのような極端な場所はかなり植物を選ばないと育たないのではないかと(;^_^A。
ペンステモンに限ったことではないですが、密植すると湿度の低い時期は良いですが湿度が上がってくると根腐れをおこすリスクが俄然上がりますからね。
ペンステモン・オバタスは高湿度は好まないのは間違いないのであえて風通し悪い環境に植え込んだりせず、エッジングというのでしょうか高さもそれほど出ませんので、
花壇の手前に植えたり、水はけが良い土に植えたりして根腐れを防止するなどの工夫はしたほうが良いとおもいますね。
でも個人的にですが、ペンステモン・オバタスに関しての夏越しについては蒸れや根腐れに気を付ければ他はそれほど問題ないんじゃないかな~と思ってます(^^;
秋植え推奨
5月に入るとオバタスに限らず花付きのペンステモンの流通しているのを見かけますが、こちら↓
【知っておいた方が良い】春咲きの多年草・宿根草について秋植えが良い理由を10項で。一覧もあります。
でも書きましたが、春咲きの多年草や宿根草を長持ちさせたかったり夏越しさせる確率を上げるには
開花していない苗を秋に植え込んでしっかり根を張らせ株がしっかり成長させた状態で開花を迎えた方が良いです。
経験則でもありますが、実際にアメリカのガーデナーさんも同様の事を言われています。
開花すると開花の方にエネルギーを使い開花が終わると根の張りが良くない株は、次の芽を生成することが出来ずにそのまま朽ち果てる
というような仕組みです。詳しくは上のリンクを読んでくださいね。
一度は生のこの青花は見た方が良いですよ~吸い込まれますよ~(^^)
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というわけで、今日はペンステモン・オバタスでした
ではでは~(^^)v