どもども~(^^)v
今日はサボテン、ロフォフォラ・ウィリアムシー、または烏羽玉(ウバタマ)、ペヨーテ、です~
画像とデータ
- 学名:Lophophora williamsii
- 別名:烏羽玉、ペヨーテ
- 分類:サボテン科
- 原産:アメリカ南部、メキシコ北部
- 形態:非耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 10(2℃前後)
- 花期:晩春
画像の烏羽玉は直径で10cmもありませんが、実生繁殖(タネ播きで増やした)で10年モノです。
ちなみに原産地では乱獲され自生種の絶滅が危惧されている植物です。
食べないで、絶対!
この植物に関しては育て方云々よりもまず先に出てくる話があります。
僕はあまりサボテンは詳しくありませんが間借りして使用させてもらっている温室のオーナーがサボテンに詳しく、
それこそ何十年も昔のサボテンブームの頃に全国に名前をとどろかせたと言っても過言ではないくらいの規模でご両親と栽培をされていた方で、サボテンにはとても明るい人です。
ある日僕の下にこの「烏羽玉」の注文が入り、オーナーに
「サボテンの烏羽玉って昔は栽培されてました?」
と質問したらすぐに、
「あーペヨーテね!食いすぎると幻覚を見るヤバイのね!」
と普段絶対にそんなことを言わない人なのですごくビックリしました(^^;)
というか食いすぎて幻覚を見る????試したことあるんですか???と聞いてみたところ、食べたことはないよ~と。
しかしながら「通」の間ではペヨーテが自生している地域に住んでいる現地の人が儀式で使ったりする話は当時から有名な話だったそうです。
1人で購入されるには少し多い量の注文を受けたので、果たしてこの注文先の人はいったいどういった目的で使用されるのか興味深々だったので使用目的を聞いてみたところ、
「ただ単に怪しい形の植物にハマってる」
と言われていて、その後この方とは何度も会ってますがラリったりして怪しい感じはしてないので「食用目的」ではなかったのはわかったのでちょっとホッとしてます笑
触感も独特
サボテンって硬いイメージがあると思いますが、
これ、
ブニブニで柔らかくホントにこんな状態でいいんかな?と心配するくらい柔らかいです。
寒さで凍ったり真夏に水をやりすぎて「溶け始めた植物」のような触感です。
見た目が堅そうなのに気持ち悪いくらい柔らかいので、普通だったらこのギャップから「口に入れる」のはためらうと思うのですが、
最初に口にした人はよくこれを
「食べよう」
と思ったな、と。
というわけで、今日は烏羽玉(ペヨーテ)でした~
悪用厳禁で!
ではでは~(^^)v