どもども~(^^)v
今日はこぼれ種でガンガン増えるユーフォルビア・ラシリス(Euphorbia lathyris)の育て方についてです。
画像とデータ
- 学名:Euphorbia lathyris
- 別名:ホルトソウ、モグラ草
- 分類:トウダイグサ科
- 原産:南欧からユーラシア大陸?
- 形態:耐寒性二年草
- 耐寒性:USDA 6(-23℃前後)
- 花期:春
耐寒性もあり土壌もあまり選ばず真っ暗な所意外でしたら育つことができる、超剛健なユーフォルビア・ラシリスです。スーと上に伸び均一に左右に生えそろう葉に一時すごくハマりました。
草丈は1.5m、株張りは30cmを目安に。
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花やタネなど性質について
花は地味です
<立ち姿がインパクトがありすぎるせいか画像検索をしても開花している画像がそれほどヒットせず・・・
というか他の草花系のユーフォルビアとは違い、
「咲いた・・・の?」
という感じなんですよねーラシリスの花は。
上の画像のような状態が開花の状態です。
咲きそうになると頂芽が放射状に分岐して、なんというか一番高い茎が破裂してるようなイメージって言うんでしょうか。
タネについて
また上の画像にある緑色の丸いのがタネで、徐々に色づいていき黒くなると熟したタネになります。
タネが弾けて遠くに飛ぶような印象はありませんが、2mほど遠くに飛ぶこともよくあります。
それでタネが飛び着地した所がよほどのことがない限り
ここまでの増殖はなかなかしませんが、ほぼ100%発芽します。
そして二年草なのでタネが出来た株は必ず枯れます。
育たない場所の方が少ない
こぼれ種でこれだけ自己増殖する、ということは超低温地域であったり洞窟の中であったりと超極所を除いてあまり育つ場所は関係がない、
要するにどこでも育つということです。
そのため実はあまり原産地がはっきり断定されてなく、南西アジア(インド、バングラディッシュ、ネパール)辺りが原産ではないかと言われていますが、
その自己増殖力のおかげか世界各地で増殖しているため原産地の断定ができていない状況です。アメリカ各地でも見られる、と聞きますし(^^;)
>英国では近々このユーフォルビアは固有生物の生態を害する「特定外来生物」認定を受けるのではないかと近年言われています。
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利点
「特定外来生物」認定を受けるかもしれない植物ですが、利点がありましてね。古くからモグラ避けの効能があると言われているため重宝されてきた経緯があります。
アメリカではユーフォルビア・ラシリスのタネ袋にモグラの絵を描いて販売している会社もあります。
わかりやすいというか伝わりやすいな、と。日本ではモグラ除けにはヒガンバナやタマリュウを植える感じですかね。
また基本的にユーフォルビアの白い樹液は毒ですが、使い方によっては蜂やサソリの刺され際の炎症を抑えるのに使用したりする地域もあるようです。
日本でもラシリスのことをトゲヌキソウと呼ぶ地域があるようですし。
しかしながら重複しますが
ユーフォルビアの白い樹液は毒なので使用の際は自己責任
でお願いします。
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というわけで、今日はユーフォルビア・ラシリスでした~
ではでは~(^^)v