どもども~(^^)v
数年前にベトナムで見て以来「いったいなんだろうなぁ~」と不思議に思っていた植物の正体が先日判明して、思わず小躍りしそうなくらい嬉しかったのでまとめてみました。
アラキス・ピントイ(Arachis pintoi)という黄花で小花のスイートピーのような感じのマメ科でした。
正体が判明するのに時間がかかったのは日本にはまだ来てないからか、もしくは入ったものの需要がなかったか、
気候が合わなかったかでもう廃れたからなのかなっとまとめながら思いました。
画像とデータ
- 学名:Arachis pintoi
- 別名:グランドカバー・ピーナッツ
- 分類:マメ科
- 原産:ブラジル
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 10a(-1.1℃前後)
- 花期:気温が20以上あり地上部があればいつでも
初めて見た時はすぐにスイートーピーをかなり小さくした鮮やかな黄色の花だっとすぐに思いました。
それと同時に葉の形状よか株の様子はクローバーだっ!とも思ったのですぐにマメ科だなっと。
でも正体が判明するには行き当たらずで数年が経ちまして先日種サイトを見てたら発見!という流れでした。
草丈は最大で30cmほど、株張りは1株でもかなり増えます。
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アラキス・ピントイは花壇にありました
僕がこの黄色いマメ科を見たのは数年前に訪れたベトナムのホーチミン市です。町をブラブラしてたら長細い広場に出てその先にホーチミンさんの銅像がありました。
ベトナムではホーチミンだけからも知れませんが、ホーチミンの中心部だけは軽トラみたいなのに数人乗ってやたら花壇の手入れや道のゴミを拾いまくる部隊というか、
「お掃除屋さん」みたいな部隊をよく見かけました。
それと荷台に100リットルくらいの量を積める貯水タンクを積んだトラックね。言わずもがな、「鉢植えや花壇に水まき部隊」です。
これらがひっきりなしに街を走り回っているからかホーチミンの中心部はキレイだなぁ~なんて歩いていたら見慣れない黄色い花の植物を発見。
近くによってみてビックリ。
50m以上ある花壇はこの黄色いスイートーピーみたいな植物だけで覆われていましてね~豪快以外なにものでもないな。
黄色いスイートピーだ・・・・うわぁこれ栽培したら売れそう・・・・とすぐに思ったものの名前がわからないっというなんとも言えない気持ちに。
見た目よりも黄色がくどくなくて流行るんじゃないかな~と。
性質
それで名前もわかりませんので、もちろん育て方云々もわからず・・・・ベトナムで地植えされているということは熱帯系のマメ科なんだろうなぁっと想像してました。
特徴など性質を箇条書きで。
・オーストラリアやアメリカ、東南アジア、中央アメリカ地域でよく見かけます。一部地域では勝手に繁殖していっているため問題視もされてます。
・穂を上げたり上に向かって育つ植物でなく、またマメ科ということもあり手入れがあまり必要とされていないのでグランドカバーとして使用されることが多いです。
・これといった手入れが必要ないため牧草として使われたり、緑肥として使われることも多い。
・多湿の環境を好んでたびたびスコールが降るような気候が良い。それでも乾燥にも強く乾季のように数カ月雨が降らないような熱帯地域特有の気候にも対応ができる。
・霜に当たると地上部が完全になくなるが、ある程度育っている株なら根が肥大化し球根のようになるため気温が上がってくるとまた芽吹きしてきます。
・phは5.4ほどが一番生育状態が良いと言われているため、やや酸性の用土の方が育ちが良いと言われています。
という性質です。
耐寒性に関しては具体的な数字が見つからなかったですが、多少の霜は問題ないのと標高1300mのコロンビアのコーヒーのプランテーションで緑肥として使われているとFAO(国連食料農業機関)のサイトに書かれていたので、
-1℃くらいの耐寒性はあるのかなっと想像してます。
根が肥大化するならもうちょい低温まで持ちそうな気がしますが。
落花生、ではない
パッと見で落花生っぽく見えないこともないですが、落花生のように地中にマメやサヤはできません。
属は「ラッカセイ属」ですが 笑。
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というわけで今日はアラキス・ピントイでした~
ではでは~(^^)v
※この記事を作るにあたり色々なサイトを見ましたが、一番はFAO(国連食料農業機関)のサイトを参考にいたしました。