どもども~(^^)v
今日は軽い気持ちで育ててみたらちょっと後悔(痛いし大きくなるという意味で)しそうなのをまとめてみました。
画像とデータ
- 学名:Silybum marianum
- 別名:マリア・アザミ、聖なるアザミ、淑女のアザミ
- 分類:キク科
- 原産:南東欧州からアフガニスタンにかけて
- 形態:耐寒性二年草
- 耐寒性:USDA 8a(-12℃前後)
- 花期:春
通称マリアアザミと呼ばれる植物です。
アザミの仲間のため育てるのに注意することは特にありません。
日光がまったく当たらないとか水をまったく与えないなど、植物を育てるのに最低限のことを行ってもらえれば多少劣悪な環境でも十分育ちます。
越年草
マリアアザミは発芽してから小苗で冬を越え翌春に開花するため、実際は1年も生存しませんが「二年草」に分類されます。そして花が咲いてタネができたら必ず株は枯れます。
あまりこのように描写されませんが専門用語ではなく「宿根草」のように俗称に近い表記になりますが、冬を越えて翌春に咲きタネを作って枯れる種類の植物は「越年草」と呼ばれることもあります。
冬の間は地際にロゼットを組んで寒さに耐えて春に開花するためマリアアザミはまさに「越年草」に該当します。
宿根草の俗称についてはこちらへ。
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名前の由来
見た目的に
しかしながら、「マリアアザミ」という名称はいったいどこから・・・???
と
このアザミの存在を知ったときに不思議に思い、当時調べたのですが
・葉表面に入っている白い縞模様をどうやら牛乳
として表現し、
俗名で淑女のアザミとあるように、
・淑女というと聖母マリア→マリアアザミ
という感じの由来が1つ。
効用から
また肝臓の炎症など肝臓に対しての対処薬のようなハーブとして古くから何百年前どころか2000年前近くから使用されているようで、
漢方の分野でも中国で古くから使用されていたため、
こちらも諸説がたくさんあり断定できませんが、
「これを処方したことによって救われた」
的な意味合いからもマリアという俗称ができたのかな、と推測してます。
ちなみにハーブとしての効用云々はそちら方面のプロでは僕はないということと、薬事法の関係もあるので割愛します(;^_^A
大きくなります
花芽を含めての高さは環境が合うと最大で200cmほどになり、株張りは160cmと、しかもけっこう短期間で巨大になります。花も1つの株からいくつも上がり握り拳ほどの大きさがあります。
年が明け気温が上がって来て春を実感し始める頃にはもう動き始めていて、
気が付いたら、
「えぇ・・・・もうこんなに育ってるし・・・」
と思うほどの速度で育ちます。
鉢で育てても最低でも8号サイズの鉢はほしいかな、という印象はあります。
植え付けの際は計画的に・・・・。
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自然増殖します
1つの花から無数にタネができます。
また発芽率もすごく良いためこぼれタネで増えます。
タネ画像はないのですが、そこそこ大きく重量のあるタネですが綿というか羽がついていて風で飛びやすく株があった場所から離れた所で発見することもしばしばあります。
しかも種の寿命は2年ほどあります。
「こんなに大きくなってしかもタネで勝手に自生えするなんて!」
と、葉の見た目的に良いと思った人は高確率でこう思われるんじゃないかと予測(-_-;)
しかしながら、
この鮮やかな縞模様の葉が巨大な株全体に入り、しかも花の上がりも良く、トゲがあっても一見の価値はあるな
と個人的に思ってます(^-^;
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ということで今日はマリアアザミについてでした~
ではでは~(^^)v