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思い出し旅行2002 ~アフリカ大陸縦断 マラウィ編 その3~

2017年3月23日

どもども~(^^)v

本日は「思い出し旅行2002」の日でございます。

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

もう少し詳しいプロフィールはこちら

前回の内容

前回は、

登山初心者が0m地点より南部アフリカ最高峰のムランジェ山へ。登山経験者のアンディーは初日こそ「こんなん余裕だ」と言っていたものの、頂上に向かう二日目からは「なんか思ってたのと違う」的なことを言い始め、頂上に行く前の最後の難関にてついには「もう諦めるわ・・・・」と。でも初心者の僕はどういう訳か登れてしまい、グリオンとポーターと3人で頂上へ。頂上からアンディーがいる所まで戻り全員で慎重に下山しました。

といった内容でしたかね(;^_^A

前回の内容はこちらで

それでマラウィから行動を共にする人が現われたのでまずは登場人物紹介から。

登場人物紹介

・僕・・・当時21歳。大学休学中(4年生)。月300時間というバイト生活6カ月を経て一旦アイルランドへ。3カ月間毎晩アイルランドで飲んだくれた後にエチオピアの国境の町からケニアの首都のナイロビまでの約1000kmの野生動物いっぱいの道なき道をヒッチハイクで駆け抜けたい!という理由だけでアフリカ大陸の縦断を決意し、

とても興味があったルワンダの虐殺記念館を訪れることができ、現在は世界三大瀑布のビクトリア・フォールズに向けて一人でアフリカ大陸をブラブラしてます。

・アンディー・・・当時23歳のイングランド北部・ミドルスブラ出身の英国人。ダルエスサラーム~リロングウェ間のバス48時間移動を席は離れど同じ境遇を味わったことでシンパシーを感じ共に行動をすることに。山登りが好きで「英国人があまり登らないであろう山」を登るためにケニアから旅行を開始。

ダイビングライセンスを取りにマラウィ湖に行こうとしていた登山未経験の僕を「1人で行くのがさみしいから」という無茶苦茶な理由でムランジェ登山に誘った張本人。

・グリオン・・・当時20歳。マラウィ人。アンディーが雇ったムランジェ登山ガイド。多言語取得者で、現地語や地方語以外にも英語はもちろんフランス語などの欧州言語を操ることができ、僕らのガイド後に国からの出資でロンドンの学校に留学すること決まっていた超絶エリート

マラウイ共和国、通称マラウイは、アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。旧称はイギリス保護領ニヤサランド。首都はリロングウェ、最大の都市はブランタイヤである。アフリカ大地溝帯に位置する内陸国である。 ウィキペディア
 
国番号+265
通貨マラウイ・クワチャ
人口1636万 (2013年) 世界銀行
公用語チェワ語、 英語

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無事に下山

飲むの!?

夕方くらいだったかな無事に下山ができ、麓の町に戻ってくることが出来一安心しましたねー。とにかく疲れたので宿に戻り今夜はこのままバタンキューのコースだろうな~と思っていましたら、

おい!飲みに行くぞ!

とアンディー。 

日数とかは端折ってますが実はこの人と知り合い1週間以上経ってます・・・・しかし飲んでない日は1日たりともありません(-_-;) この時はホントに正直「大丈夫か、この人?」と思いましたね。

もうね、

この時ほど、

「お前は頂上まで行ってないから体力があるんだよ!こっちは疲れてるんだよ!」

と言いたくて言いたくて仕方がありませんでした(^^;)

で、グリオンを呼んでグリオンも下山までは同行する予定だったはず・・・・なんで呼ばれるの???とかそんな感じの顔をしていた記憶がありますわ(笑)

で、飲みにいったらすぐにこんな感じに・・・・あえて晒します

完全にイってますが、左から僕・アンディー・グリオン・知らない人の順です(^^;)

この一番左に写ってるのが誰かわからず・・・・ハハハ(^^;)

下山したて&体力を消耗し切っていたので酔っぱらうの早かったなぁーすごく変なテンションでしたわ(-_-;)

この写真を見て思い出したことが。僕が着てる上下は共にアイルランドにいるときのシェアメイトだったスイス人のマッツからもらったモノですわ 笑。

落ち込んでるの?!

飲んでいながら、アンディーが言うんです。

  • あの山は難しい山だ。聞いてたのとまったく違った
  • 登れないことに後悔はない。
  • でもお前(僕のこと)はいったいなんなんだ!スニーカーで頂上まで行きやがって!
  • しかも初めての登山だろ・・・信じられるか!

のようなことをお酒が入っているせいかなんかグチグチ・・・・・まぁ気分は悪くなかったですが、「英国紳士ってこんな感じなの?!」とちょっとイメージが変わりましたが 笑。

終いには、

どうだ、登山は楽しいだろう?楽しさがわかっただろう?南アフリカに登りたい山があるんだけどどうだ?お前は才能がある!

と勧誘をしてきましてね・・・・しかも飲んでる最中何度も。どうした、アンディー!登れなかったことで弱気になってるのか?とか散々イジってやりましたわ、ハハハ^^;

僕の答えは、

「こんなしんどい思いは二度と経験したくないから絶対に山登りはしないね!」

と何度も言いましたけど。

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リロングウェに戻りまして

その後リロングウェに戻り、特に何をする訳でもなかったですが僕の次の目的地がモザンビークを通過してジンバブエの首都・ハラレという所で、

モザンビークには当時日本人が立ち入る際にはビザが必要だったので領事館なり大使館に申請に行く必要がありました。事前に知ってましたがモザンビーク領事館がリロングウェにあり、そこへトランジット・ビザというか通過ビザを申請しに行ったり、

バスチケットを予約したり、と出発の準備をしてました。

ちなみにハラレ行きのバスは確か週1便しかなかったので、

すべての準備が終わってから、戻って来てから4日くらいだったかな~アンディーと遊んでました。ホントに。

相変わらず毎日飲みに出掛けまして・・・・以前、こちらで書きましたが

基本的にブラックアフリカと呼ばれる地域で、暗くなってから出歩くのは「カモがネギを背負って歩く」ような行為で絶対に厳禁なんですが、

それをアンディーに言っても

「そんなん、気にしすぎだそー」

と言い取り合ってくれず、リロングウェに戻ってきてからアンディーがウガンダにいる時に知り合った英国人と偶然リロングウェで会ったということもあって、その人を含めて基本的に3人で行動してたので

「3人一度に襲われることってあるか?」

と。

まぁ3人なら襲われる確率は減りますけどねーでもなんか内心不安でね・・・そのため僕は最低限のお金だけ持って、パスポートとかは宿に置いておき(これはこれで怖いですが)、出かけてました。

宿の前に飲めるところがあるのになんでワザワザ町中まで行く必要があるのかな~・・・・ナイロビ程ではなかったですが、リロングウェの夜はけっこう雰囲気が悪く感じましたし・・・

この心配は「僕にとっては」心配で終わりましたが^^;

しかしながらアンディーと別れた後、Eメールをもらった文面はこのような内容でした。

「お前と別れた二日後、いつものように二人で町中に出てバーに行った帰りに5人組に絡まれてボッコボッコにされてオレはパスポートやお金はあまり持ってなかったが、友人がお金とパスポートを盗まれた。お前の忠告を聞いておくべきだったよ」

というもので・・・・だから言ったじゃん!って南アフリカのネットカフェで思わず言ってしまったよ。

アンディー・・・もう会う事ないと思うけど、「持って」なかったね・・・・orz

ジンバブエへ

ジンバブエ行きのバスはいままでの出発時刻よりも遅く、確か8:30出発で8時間か9時間で到着した気がします。

出発の前の晩も僕らは飲みに行っていたため、起きるのがすごいしんどかったですが荷物をまとめアンディーに別れをつげたら、二日酔いなのにわざわざバスターミナルまで見送りに来てくれて(と言っても宿の隣ですが 笑)、ちょっぴりウルっと来ました 笑。

全然乗客がいない大型バスに乗り込むとそこに1人の見覚えのある日本人女性が。

まさかの

エジプトの国境からウガンダの国境までともに過ごした

Eちゃん

でした。

アンディーが外からどうした?と聞いてきたので

「いや~この間まで一緒に旅行してた人が乗ってってさー!」

というと

「良かったなーお前!寂しくないだろ!」

と(-_-;)

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次回は

次回は、

モザンビークを少し感じつつも、大都市・ハラレに到着

になります~

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ではでは~(^^)v

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