どもども~(^^)v
とても特徴的な香りを持つ「スーパーレモンゼラニウム」という商品名が付けられているペラルゴニウム・シトロネルム(Pelargonium citronellum)の育て方について。
生育速度は早く高温多湿の環境にも割と耐え、育てやすいペラルゴニウムになります。
本文のデータや写真等はすべて筆者自身の観察によるものです。AI生成は使用していません。
画像とデータ

花の大きさが2cmほどあるのでセンテッドの系統の中ではかなり大きめです。
- 学名:Pelargonium citronellum
- 別名:レモン・センテッドペラルゴニウム
- 分類:フウロソウ科
- 原産:南アフリカ
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 9b(0℃前後)
- 花期:5〜8月
原種のペラルゴニウムです。
分布は西ケープ州の限られた一帯と言われています。水はけの良い土壌で川に近い場所で自生しているとのことです。
草丈は1m、株張りは60cmを目安に。
SANBI - Pelargonium citronellum
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香りについて
別名にレモン・センテッドとあるように葉にとても強い甘い柑橘系の香りがあります。朝に葉を少し触り着ているものに香りを付けたら香水がいらないんじゃないかと思うほどの強い香りです。
余談ですがセンテッド・ペラルゴニウムやセンテッド・ゼラニウムというのは通称で、
正確には
センテッド・リーフ・ペラルゴニウム
と言います。香りのある葉をもつペラルゴニウムという意味ですね。
海外でセンテッド・ゼラニウムと言っても伝わらない場合がありますのでご注意ください。
育て方
太平洋側の暖地でしたら地植えできます
性質は耐寒性が-3℃前後までで、国内の関東以南の太平洋側の大都市圏内付近の場所でしたらほぼ露地で越冬できると思います。
実際に大都市圏内の都市のある地区にある花壇にて数年前に植えこみをし2mほどになっている株もあります。
原種なせいか、樹勢はかなり強いです。
まったくまとまらず枝というか茎がたくさん出てきます。
地植えをし大きく育ってくると邪魔になる枝というか茎が多くなると思うので、お隣さんに迷惑がかける可能性があるので所々切る必要が出てくるでしょう。

株が若いころより根元から木質化しまるで低木のように成長していきます。
葉の形もヤナギ葉のような形をしていて、表面にボツボツがあり光沢もあるためやや白っぽい粉が付いているように見えます。
花期は春から夏にかけてで、国内ですと3月末くらいから7月末あたりまで咲いていることがあります。
増殖方法について
増殖ですがこのペラルゴニウムは結実しずらく種があまり出来ないため挿し木での増殖の方が現実的です。
運が良いとまれにこぼれ種で出てくることがありますが・・・・ウチの温室だけかな。
しかしながらその他のペラルゴニウムに比べても圧倒的に発根率も悪いので挿し木でも増殖が難しいのものと思ったほうが良いです。
とういう訳で今日はペラルゴニウム・シトロネルムでした~
ではでは~(^^)v
