どもども~(^^)v
黄花のサルビア・ブレヤナについてです。
黄花と言っても、花びらの下の部分が紫色がかります。
暑さ・寒さに強く育てやすい部類のサルビアになるかと思います。
草丈は花芽を含めて60cmほどと割と小型です。
ここでは育て方をまとめました。
画像とデータ
- 学名:Salvia bulleyana
- 別名:雲南セージ
- 分類:シソ科
- 原産:中国 雲南省
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
- 花期:初夏
中国随一の豊富な植生地域と言われる雲南省原産のサルビアです。
草丈は60cm、株張りは20cmを目安にしてください。
スポンサーリンク
情報が少なかったので
数年前ですが知り合いの生産者さんから教えてもらいこのサルビアの存在を知り、検索してみたのですがあまり情報が多くなく
おすすめ本
サルビアについてはこの本しかない!
ということでAmazonで数年前に買った世界で一番詳しい大正義なサルビア本・A Book of Salvias: Sages for Every Gardenを開きました。
「A Book Of SALVIAS」本棚より引っ張り出してネット情報を元に調べてみて、
国内の環境でも問題なく育つでしょう
という結論に達したので苗を導入してみまして、一応自分でも年間を通して育てみたところまったく問題なく育ちました。
育て方
耐寒性
自生地の雲南省という地域というのは、
ポイント
ベトナム・ミャンマー・ラオスという亜熱帯気候諸国と国境を接してながらも高山気候が存在している所で、さらには「常春」の場所も存在しているため、欧州のプラントハンターがむせび泣くくらい色んな植物が存在している地区
という話を知り合いの植物学者先生から聞いていたために分布が広かったらそれほど問題なく国内でもこのサルビアは育つだろうなぁ、と想像しました。
またこのサルビア・ブレヤナは標高が2000m~3000m地点から平地に渡り自生していて、俗に言う「熱帯性高山気候」という場所でも自生しているため、
特に暖地で管理する分には耐寒性はそれほど気にしないで良いだろうなぁっと予想していました。
結果的に5号鉢でもポット苗の状態でも地植えでもいずれも問題なく-5℃~-10℃の地域では越えましたので、まぁそうでしょう。予想通りでしょう、と。
一説によると-20℃でも生育しているようですが、色々なサイトを見てみると-15℃くらいが妥当かなっと思いましたので耐寒性は-15℃としました。
ただし!
どこかのサイトで「冬期でも地上部は残ります」的なことが書いてありましたが僕の下では完全に地上部はなくなりました。
俗に言う、地上部分を無くして越冬するタイプのサルビアです。
耐暑性
このサルビアは冬越しよりも問題は夏越しだろうなぁと思ってましたが、難なく夏も越えました。
けっこうボロッボロな見た目になりましたが。
というのも「熱帯性高山気候」は雨は多い割に湿度はそれほど高くない、というか
ココに注意
僕が知っているというか体感した「熱帯性高山気候」ではエチオピアがそうでした。
高温多湿にどれくらい耐えられるんかな~とやや心配でしたが、この事も「まぁ問題ないでしょう」と。
というのも、サトイモの一種が雲南省が原産なので亜熱帯の平地にも自生していると言われるこのサルビア・ブレヤナも問題ないであろう、と。
まぁ余裕?!で夏越ししましたが笑
1日8時間は直射日光がバンバンに当たる所に1年に渡り置きっぱなしの放置プレイです。
この状態が8月上旬です。この時点でも株元から新しい芽が出てます。
夏越えできたな~
予想的中だな~
と思ってました笑
そして2ヶ月後は
まぁこんな感じでして・・・・夏は越えましたが生育に差があるのには理由があります。
夏中ずっとオンブバッタに葉を食われまくりまして・・・・
無益な殺生を繰り返しましたが次から次へと押し寄せるのでちょっと高いところにこれらのポットを移動させましたが、
新芽を食いつくされた株とそうでない株の差なのか生長に差が出てしまいました。
長雨時にもずっと外で放置していたので多湿的なこともそれほど問題にならず、夏越しも予想通りの結果になりました。
花の様子
一番上の開花株はキレイに紫色が出てませんが、地植えないしは追肥をしっかりしてあげると花色はキレイに出ます。
基本的に僕はほとんど追肥をしないのであまり綺麗に色は出てませんが地植えや追肥をしっかりするとちゃんとした本来のこの画像のようになりますのでご安心ください。
また30℃以上の日が続く日に咲く花は紫色の部分が消え、黄色い花が咲くこともよくあります。
一応半日陰でも育つという触れ込みもありますが、日光量が少ないと徒長し花が咲かないことがあります。
そのためできれば1日2~3時間でも良いので直射光が当たる環境が良いです。
スポンサーリンク
というわけで、今日はサルビア・ブレヤナでした~
ではでは~(^^)v