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PR ゲラニウム 植物

ゲラニウム 'ビルウォーリス' の夏越し方法とかこぼれ種で出てきた様子など。

2017年3月3日

どもども~(^^)v

 今日は鮮やかな紫色の小花がキレイなゲラニウムです~

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

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画像とデータ

夏越しして開花した株です(^^)

  • 学名:Geranium pyrenaicum 'Bill Wallis' 
  • 別名:
  • 分類:フウロソウ
  • 原産:スペイン~コーカサス地方にかけて(原種)
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
  • 花期:春が全盛、秋に少し

紫色がとても鮮やかなゲラニウムなんですが・・・・青系の色はデジカメで出にくく若干薄いですが、実物は確実に目に留まる鮮やかな花色をしています。

ま、実物を見た人しかわからない楽しみの1つですかね 笑。

種小名のピレナイクム(pyrenaicum)はフランスとスペインを隔てているピレネー山脈を指します。

このゲラニウムに限らず学名にこれが付いていたらピレネー山脈ら辺が原産地なんだな、と判断できます。

草丈は40cm、株張りは60cmを目安に。あまり立ち上がらないゲラニウムです。

夏越し

ゲラニウム ビルウォーリス 夏越しした株

とある年の4月に植えて9月を迎えた株です(^^)

上の画像は夏越しした株ですが、とある年の販促用の見本鉢のビルウォーリスが9月10日を迎えた時の状態です。

自分で言うのもアレですが、

なかなかキレイな状態ではないでしょうか?

「鉢植えだから愛知県でも夏越しさせられたんでしょ」

と言われそうですが、庭植えで毎年楽しんでいる方がいらっしゃいましてね。その方とお話ししていたら僕がこの鉢植えを置いておいた環境とけっこう似てましてね。

箇条書きにすると

  • 風がよく当たりよく乾く場所
  • 水は真夏でも頻繁に与えない(水やりしない対象扱いでOK)
  • 排水性の高い土、場所に植える
  • 西陽は避けた方が良いけど当たっても問題ない

とこんな感じです。

地植えでしたらこれに「やや斜面になっていて、水分が滞留しない場所」を付け加えると良いでしょう。

7月~8月の湿度が80%、35℃を越える日が頻繁にあり夜温も25℃を越える日もある名古屋地方でこの方法でビルウォーリスは夏越しできているので、何か参考になれば、と思います(^^;)

と書きながら、1年草扱いでも十分な仕事をしてくれますがね。

水やり

どの地域でもおそらく共通項として認識してよいと思いますが、

ゲラニウムをうまく育てるには基本的にどの時期も「水やりは控えめで」になるんじゃないかと思います。

「控えめの感覚がわからない」

と言われそうですが、誰しもが水やりをする時って「何かを基準」にして水やりをしてると思うんですよねー。

その何かはたいてい一番水をほしがる植物だったり、大事に育ててる植物。

それらが水切れを起こさないように、「それら」に水やりしたついでに他のもやる←この行為がけっこう余分です。

なのでゲラニウムに限らず「水やりは控えめで」と言われる植物には「ついでに水やりをする回数を減らす」と良いんじゃないかなっと思います。

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開花期

それで、無事に夏越しして秋に咲くとなると暖地だといつぐらいか、という話です。

欧州やアメリカの冷涼な地域ですと春から秋にかけて絶え間なく咲き続けるようですが、北海道や夏が冷涼な地域はどうなんでしょうか、たぶんちらほらでも開花しているのではないでしょうか。

しかしながら暖地と呼ばれる真夏はほぼ亜熱帯の太平洋側ですと、7月と8月はいったん開花が止まります。前年の秋植えした株や生育が良く株が充実している場合は、9月の下旬辺りからまた開花し始めます。

トップの画像が開花したのは9月28日でした。それから一ヵ月くらいは咲いているので、夏越しさせられるとけっこう得した気分になれますよ(^^)

冬期は

露地にあった3.5号ポットを植え替えてしまった直後に撮った画像です(^^;) ちなみに3月上旬の姿です。

株のボリュームの有無はありますが、基本的には「常緑」と言われていてまた寒さにかなり強いゲラニウムなせか、最高気温が10℃を越える日が増えてくると生育を始める印象があります。

動き出したなぁ~と思いましたら、植え替えたり肥料を与えると目に見えて成果がわかります。

他のゲラニウムもそうですがこのゲラニウムも秋植えを推奨しますが、年内に植えることができなかった人は2月末あたりの

「あ、動きだした!」

と思ったら株を大きく育てるサインだと思ってください。

ちなみに秋植えを推奨する理由はこちらです。

【知っておいた方が良い】春咲きの多年草・宿根草について秋植えが良い理由を10項で。一覧もあります。

こぼれ種

寒さに強いためかこの程度の大きさでも霜や霜、寒風がバンバン当たるところでもまったく問題ありません。

太平洋側の暖地でも案外こぼれ種で簡単に増えているのでは・・・・でもなかなか自然増殖してる風景を見たことないな~と思ってましたが、

植え替えた苗からもこぼれ種で発芽してました(^^)

この画像の苗を見ていた時に、

「何かと似てる・・・・」

と思いましてね。

それも雑草系。

ホトケノザとかが芽吹いたのとなんか似てません????

案外雑草と思って抜いちゃってるのかな~と思いましたので、草抜きの際にはあやしい小さいのはいくつか残しておくと良いかも(^^;)

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というわけで今日はゲラニウム 'ビル・ウォーリス'でした~

ではでは~(^^)v

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巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から園芸業界へ。 知識、経験、資金、人脈もほぼ0の状態から始めた元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。 ⇒もう少し詳しいプロフィールはこちら

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