どもども~(^^)v
代表的な「黒葉」ですが、どちらがどう黒いか比べてみました。
画像とデータ
- 学名:Ligularia dentata 'Pandora' と 'Britt Marie Crawford'
- 別名:マルバダケブキ(原種)
- 分類:キク科
- 原産:日本、中国 (※原種のデンタータ)
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 5(-28℃前後)
- 花期:夏
「'ブリットマリークロフォード' は数あるリグラリアの中で一番黒い葉を持つ」
とブリットマリークロフォードが世に放たれた時に言われていたようですが、というか僕はそのような話を聞いたことがありました。
黒い葉のリグラリアというと、他にはミッドナイトレディーやダークビューティーがありますが、
その「一番黒い葉を持つ」と言われたモノからさらに黒い個体を選抜したのが、
'パンドラ'
という、「ブラックオブブラック」 と言うのでしょうかね、まぁ黒いです、パンドラ。
大きさは
- パンドラは草丈40cm、株張り30cm
- ブリッドマリークロフォードは草丈90cm、株張り80cm
を目安にしてください。
パンドラですが、かなりの小型です。リグラリアの中ではかなり小さい部類になります。鉢でも十分管理できる大きさで納まります。
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比べてみた
葉の色の違い
上の画像を見て頂ければ文章での説明は不要ではないかと。黒い、というか漆黒です、パンドラ。
意外に黒いブリッドマリークロフォードの新葉とパンドラの葉を比べても、勝負にならないほどパンドラの方が黒いです。
生育期や肥料が効いてる株かどうか、日当たりのことなどありますが、同一条件で比べてみても間違いなくパンドラの方が黒い、と断言できます。
というのも画像のブリッドマリークロフォードは僕の元に来て5年経つ株で、いまだかつて一度もパンドラよりも葉色が濃くなったことがないからです。
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花
数年前に咲いたミッドナイトレディーの花画像ですが、パンドラもほぼ同じです。
リグラリアは苗を植えても開花まで2~3年要するのでとりあえず「イメージ画」ということで(^^;)
下のボタンからパンドラの花画像へ飛べます。
育て方
日当り
リグラリアの葉の黒色は日当たりが良くないとキレイに出ません。たとえ真夏であっても。それと生育期はやや黒色が薄くなります。
上の画像は遮光率30%と遮光率50%の二重で日光避けしてある寒冷紗の下に1週間放置したパンドラです。
ね、
黒い中に緑色が入ってきてますでしょ。
遮光率が30%ほどでも葉色は緑がかってきますので、ご注意を。
キレイな黒色を維持させようと思いましたら、日光に良く当てましょうね。
その他
水やり等はやや湿った所を好むとされてますが、乾燥しやすい所でも問題ないです。水やりについてはそれほど神経質にならなくて良いんじゃないかな。
真夏の温室に入れておいても丸一日程度でしたら水やりしなくても大丈夫です。
基本的な管理方法はミッドナイトレディーとまったく同じ扱いでOKです。
最後に
2017年の春に国内で流通されているのを初めて見ましたので、なかなか情報を得るのに苦労しました。
なんせググってもたぶん開発元なりナーセリーなんじゃないかな~と思われるサイトがあるのですが、なんせオランダ語で・・・オランダ語ワカラナイ(-_-;)
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というわけで今日はリグラリア'パンドラ'と'ブリッドマリークロフォード'を比べてみました~ ではでは~(^^)v