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フルクラエア・ギガンティアについて。以前台北植物園で撮った画像がありましたので。

2017年1月26日

どもども~(^^)v

 今日はアガベっぽいものを~

この記事を書いた人

巨大NGOの下部組織(ブラック)で事務職という名の雑用の後に、なんとなく一人で仕事をしてみようと2008年後半から知識や資金などなど、重要なモノがほぼ0の状態から園芸を生業にした元バックパッカーです。2010年から度々NHK Eテレの趣味の園芸に出演させて頂いています。

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画像とデータ

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台北植物園で見たフルクラエア(^^)

  • 学名:Furcaea foetida
  • 別名:マンネンラン
  • 分類:リュウゼツラン
  • 原産:ブラジル
  • 形態:非耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 11b(7.2℃前後)
  • 花期:株がある程度育ってから

フルクラエア・ギガンティアでお馴染みの見た目が「まんまアガベ」な植物です。ですがアガベではないんですー。

時々観葉植物として流通してますね。個人的にこういった形状の植物、大好きです(^^;)

種小名がgigantia(ギガンティア)ではなくfoetida(フォエチダ)となっているのは最近変わったのかな、と。というのは15年くらい前の本には Furcraera・gigantia となっていましたので。

サイズですが高さは1.5m(花芽を除く)、株張りは2.5mを目安に。と言っても国内でしたら沖縄と九州の一部に限られるんじゃないかと思いますが(^^;)

管理的なこと

耐寒性

フルクラエアの耐寒性ですが、10℃以下になると葉に痛みが入ると思ってください。

私の知り合いなんですが、5℃以下になると暖房が自動的に入る温室で管理してても葉の一部分に黒いというか茶色くなるというか、霜焼けっぽい症状が出ているのを見たことがあります。

結局そこのフルクラエアはその年の冬を越せず、10号サイズだったため高さ80cm、株張り1mはあるようななかなか立派な株でしたがおじゃんになってました(-_-;)

国内だとこんな感じで地植えできるところは少ないだろうなぁ~

低温の時期の水やりはもちろん控え目で、というか極端な話一ヵ月に与えない、くらいで良いです。

冬の時期でも最低気温が15℃を下回らないような場所であったり施設を所有している場合は別ですが、気温が低い時期に水を与え土が湿ったままで水を含んだ土が冷え根も冷えて突然根元が溶けたり、葉が柔らかくなって枯死することがありますので。

夏の時期でも水やりの回数が少なくても十分に育つ植物なので、特に低温の時期の水やりはNGだと思ってください(^^;)

耐暑性

耐暑性はまったく問題がないと思ってOKです。

暑い&蒸れにはとことん強いですね。

しかしながら真夏に葉の付け根に水が溜まった状態が長く続くとその部分が黒くなり溶ける落ちることがありますので、水やりする際は葉の付け根に水がたまらないように土に与えるか、水やりが終わった後に溜まった少量の水をふき取るなどをしたほうが良いです。

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亜熱帯地域だと

フルクラエアがいっぱい(^^)

上の画像は同じく台湾の台北植物園の一部ですが、タイのバンコクの公園でも植栽されているのを見たことがあります。

葉先が尖ってはいますが、アガベのようにトゲトゲしくなく葉も柔らかくバンバン地下茎を伸ばして子株があっちこっちからでて無限増殖してしまうんじゃないかと思わせることがないせいか、

亜熱帯の地域ではフルクラエアはホテルのエントランスなどの人目に付くポイントに使われていたりします。

余談ですが、画像左側に写ってる先端が赤い植物はハナキリン(Euphorbia milii)です。

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というわけで今日はフルクラエア・ギガンティアでした~

ではでは~(^^)v

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