(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

花が枯れた感じも様になるものが多いですよね、フロミスって。

フロミス・サミア の育て方。くすんだピンク花がおしゃれです。

2016年10月9日

どもども~(^^)v

今日は花の大きさがエルサレムセージ(フロミス・フルティコサ)のピンク花と呼んでも良い、でも木立性ではないのでそうは呼べないフロミス・サミアについての内容になります。

冬季はほぼ完全に地上部を無くし越冬します。枯れ姿もなかなか良く使い勝手は良いかと思います。

画像とデータ

  • 学名:Phlomis samia
  • 別名:ギリシャのエルサレムセージ
  • 分類:シソ
  • 原産:中近東、バルカン半島(旧ユーゴスラビア)
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 6(-23℃前後)
  • 花期:春

英名はGreek Jerusalem Sageと言いますが、これを直訳すると

「ギリシャのエルサレムセージ」

という

マ●オくん
え?ギリシャなの?エルサレムなの?どっちなの????

とツッコミを入れたくなるフロミス・サミアです。

>1714年にはチェルシーガーデンにて栽培されていてチェルシーから各地に広まっていったという記録がある実は「古い」植物です。

草丈は1.2m、株張りは60cmを目安にしてください。

上の画像はいつもお世話になっているアルムさんのお宅の株です。

基本的に黄色花のフロミスと同じです。

フロミス・サミアの花の部分を拡大してみました。

黄花のフロミス・フルチコーサ、エルサレムセージと呼ばれているフロミスと基本的にフロミス・サミアは扱いは同じで良いです。

見た目も花の色だけが違うのでは?と思うほど似ています。

 

ですが木質化するのはフルチコーサの方が早く半木立性になるのに対し、サミアのほうはフルチコーサほど暴れるくらい広がったりはしないです。1つの株が放射状に成長します。

サミアは暑さにも寒さにも強く冬期はほぼ地上部分の葉をなくした状態で越冬します

多湿に弱いと言われていますが一度根付いてしまえばその後はそれほど気にしなくて良いです。

 

>下の「気を付けること」でも書きましたが、ですが草丈が高くなる植物や覆いかぶさるような感じで広がる植物などを近くに植えるような混植をして株元の風通しが悪くなると蒸れて枯れるリスクが高くなるので、花壇植えでしたら手前に植えると良いなどのちょっとした工夫をされた方が良いかと思います。

日光は1日5時間くらいあたる所であれば十分に育ちます。

気を付けることは

他の植物と混植し密生すると株が蒸れて枯れることがあります。また水のやりすぎ注意です。

中近東原産の植物は総じて「蒸れること」「根腐れ」に対してはそれほど強くないですからね。

あまり神経質にならなくても良いですが、一応植えたり育てたりするときはこれらを意識されると上手にいくんじゃないかと思います。

葉の違い

葉の見た目や白っぽい線毛に葉が覆われているところなど、フルチコサと似ています。一応はF.fruticosaF.samiaという別モノです。

上の画像はフロミス・チューベローサですが、ポット苗の状態からもう葉の形が違います。株元からスッと伸びていく葉の展開の仕方も違います。チューベローサに関しては2m近くになるので別種ではないかな?と思うくらいその後の生育具合も違いますが笑

あ、フロミス・チューベロサはこちらへ→「違い」を作れるフロミス・チューベロサ

 

フロミス・サミアは数多く流通している植物ではないですが、チューベローサのように2mほどの大株になったりせず、

暴れまくるというほど生育スピードでもないので気を遣わなくても育てられますのでいかがでしょうか。

枯れ姿

アムステルダム植物園にて。

誰か

枯れたものをいつまでもそのままにして!みっともない!!!!

といったように言われれてしまう場合が多いでしょうが、花が咲き終わり枯れた感じの様子も見ごたえがあるものがちらほらありフロミスはその代表格ではないかと思います。

見ごたえありません?

1つだけだと「みっともない!」とみたいな感じに見えてしまいしょうですが、これだけあると意図的にやってまっせーっと自信をもてるのではないでしょうか。

というわけでフロミス・サミアでした~

ではでは~(^^)v

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