(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

シレネ アステリアス 育て方。 シレネ感のないスティック状の花茎、花の形、花色です。

2019年10月21日

どもども~(^^)v

シレネ・アステリアス(Silene asterias)についてです。

花色は赤色というのかルビーレッドで青色っぽいシベが入り、固く倒れにくいしっかりとした花茎、アリウムのように丸くなる花、とパッと見でシレネではなくアルメリアじゃない?!

っと思わせるシレネです。

 

鮮やかな花色ですが、園芸種ではなく原種です。鮮やかな花色ですが品種改良で作られた感じではない自然な感じが不思議です。

高温多湿に強く、北海道ではこぼれ種で増えるほど寒さに強いのでとても育てやすいです。

画像とデータ

濃い青っぽい雄しべです。

  • 学名:Silene asterias
  • 別名:チェリードラムスティック
  • 分類:ナデシコ
  • 原産:ブルガリア
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 5b(-26℃前後)
  • 花期:春

シレネ・アステリアスは基本的に青色っぽい雄しべをしていますが、個体差で青っぽくなく真っ白の雄しべの個体もあります。

全景です。

切り花として使用できそうな(たぶんできます)ほど長くしっかりとした花茎です。

草丈は45cm、株張りは35cmを目安にしてください。

育て方

耐暑性

9月の様子です。バッタに食べられやすいです。

上にも書きましたが、原産はブルガリアです。

以前真夏に2回訪れたことがありますが、湿度はほとんどなくかなり乾燥した夏です。場所によっては40℃近くまで気温が上がり肌が火傷するほど日差しが強いです。

ちなみに雨が降ることは少ないです。ホント、カラっとしています。

 

たいていの多くの欧州原産の植物は日本国内の湿度のある夏に適応できず枯れるものが多いですが、このシレネは日本の高温多湿の夏をそれほど苦にすることないです。

 

ちなみにブルガリア付近を原産地としている植物でお馴染みのモノとしては、クラリーセージと呼ばれるサルビア・スクラレアがあります。

さらに詳しく

 

梅雨の間も鉢植えですが屋外に置いておきましたが、茶色い葉が多く現れた程度で済みました。

夏を迎えるにあたり多くの多年草や宿根草のように開花後にいったん株のボリュームが減り、涼しくなるとまた生育が旺盛になり青々とした若い葉が現れる、といった感じのサイクルで生育します。

 

葉がやや肉厚なので雨の日が続くと蒸れて腐ったり根腐れが起こるかなっと思いましたが、そのようなことは起こらずなんら問題なく日本国内屈指の高温多湿地帯の夏を越ししました。

しかしながら念のため地植えされる際は水はけを良い場所や、保水力のある土には植えない方が良いでしょう。

 

葉については下記に少し解説してます。

耐寒性

当たり前ですが冬季は大きく育ちません。

北海道で越冬しているというご連絡を頂いていますので、寒さに対してはあまり神経質になる必要はないでしょう。

上の画像のような5cm未満の小さな株でも越冬しました。

越冬っと言っても冷えても-5℃が3日ほどしかなかった冬でしたが。

 

根腐れ以外で寒さが直接的な原因で枯れることはないかと思います。

その他

その他として日当り具合と葉の様子をからめた水やりについて。

日当り具合ですが、1日4時間ほど日光が当たる環境でしたら十分に育ちます。

諸外国でのアステリアスの植栽風景を画像検索をしたところ、半日陰から日陰向きのアルンクスと植えてあり開花している画像を見つけたので、半日陰程度の日照でもそれなりに育ちそうです。

葉ですが多くの他のシレネのように水をたくさん含んでいそうなやや多肉質な葉です。

このシレネの苗を生産していて水のやりすて根が腐り枯らしたことはまだないですが、それなりの大きさに育ち気温が上がってくると株元の葉がよく蒸れて茶色くなります。

「茶色くなった葉がカビて腐る」ということもまだ起こってないですが、やはり湿度が低い地域の植物です。

 

地植えや庭植えにされる際は混植や密植は避けた方が良いだろうと思います。

 

水やりも控えめ程度の方がよいんじゃないかな。

というわけで今日はシレネ・アステリアスでした~

ではでは~(^^)v

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