(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

クレマチス・シルホサ ’バレリアカ’はスペイン原産のクレマチスです。

2016年6月5日

どもども~(^_-)

今日は冬咲きクレマチスについてです~

画像とデータ

  • 学名:Clematis cirrhosa'balearica'
  • 別名:バレアリカ、シダのような葉のクレマチス
  • 分類:キンポウゲ
  • 原産:スペイン
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 7a(-18℃前後)
  • 花期:早春

スペイン原産の常緑系のクレマチスです。

日枝に似ている

聞き慣れない「バレアリカ」についてですが、

咲き方とか花の模様がどこか「日枝」に似ているなぁ~と思っていろいろ調べましたら・・・・同じカリシナ系に分類されてました。原種、らしいです。

クレマチスは「~系」といった風によく分類されてますがカリシナとシルホサはほぼ同意義みたいで、管理方法もほぼ同じにとらえて良い、みたいです。

剪定の仕方

クレマチスと言うと、

  1. 強剪定とかいろいろあって→よくわからない
  2. 旧枝咲とか新枝咲?→よくわからない
  3. 冬咲き?早咲き?→よくわからない
  4. フロリダ系とかシルホサ系?テッセン?→よくわからない

という

「いまいち掴みどころがどこかよくわからず、なんかハードルを上げられてる印象」

が強く、フロリダ系にはこう!とかヴィオルナ系はこう!とか一般の人からは

そんな細かく覚えきれない」

といったお声をよく頂戴しまして・・・まぁ簡単に言ってしますと咲き方と剪定に関してはどんな種類も

基本的には

花が完全に咲き終わったな、と思ったら半分以下のボリュームになるように切っちゃえば良い

です。

早春咲は気温が上がってきましたら開花が止まるので止まったら切ってしまえばよいです。

バレリアカとは

僕は歴史が好きなせいか系統だったり由来を調べるのが好きでこれもさっきまでちょっと調べてしまいました。

1783年にスペイン南部からガーデンニング王国のイギリスに持ち込まれたようで、夏期は島ごとクラブやディスコになり欧州中から観光客が集まることで有名な島自体が世界遺産のイビサ島や「地中海の真珠」と呼ばれる観光マヨルカ島などからなる、

バレアリス諸島(赤いところです。)が主な原産地の1部です

3月のイビサ島に行ったことがありますが、寒いは寒いですが霜が降りたりはしてなく、もちろん雪はなく、ダウンジャケット1枚あればすごせました。

耐寒性が-18℃前後まであるということですが、あんまり寒くならない地域なんできっとちょっと標高が高い所で自生しているんでしょうね。いちおうマヨルカ島には標高500mの山がありますので、頂上付近でも自生してるんじゃないかな。

それではこのあたりで。

 

 

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