(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

フロックス ’ムーディーブルース’ についてまとめてみました。1年草ね。

2017年5月1日

どもども~(^^)v

 今日は青というのか紫というのか色幅があってなかなかいい感じのモノです~

画像とデータ

色幅があって楽しいです(^^)

  • 学名:Phlox drummondii 'Moody Blues'
  • 別名:キキョウナデシコ
  • 分類:ハナシノブ
  • 原産:アメリカ南部(原種)
  • 形態:耐寒性一年草
  • 耐寒性:USDA 3(-40℃前後?)
  • 花期:春~夏

ドラモンディー系のフロックスで、ムーディーブルース(Moody Blues)とあるように主に青花が咲く品種です。

「主に」と書いたのは、紫花が出たり青色が混じった白花が出たりするからで、株によって違いがあります。これがなかなか面白かったります。

草丈は30cm、株張りも30cmを目安に。

このページでは大きさや特徴などを主に記します。

同じドラモンディー系のフロックスについてはこちらへ(耐寒性なども)。

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小さいです

'ムーディーブルース'と'クリームブリュレ'と見比べてほしいのですが、

クリームブリュレは上に伸びます(^^)

同じくドラモンディー系のフロックスの'チェリーキャラメル'もそうですが、'クリームブリュレ'はとりあえず上に向かって伸びます。とにかくデロ~ンっと伸びます。

そしてある程度上に伸びてくると株元からいくつか細い脇芽が現われ、その脇芽も上に向かって伸びます。

なんとなく料理で使う

「フォーク」

を連想させる感じです。

対して、'ムーディーブルース'は

ずんぐりむっくりに生育するムーディーブルース(^^)

上に伸びつつ同時に脇芽もでて、脇芽は案外しっかりした茎で「カチっ」とした感じになります。

ドラモンディー系を三種類栽培してみて思ったのは、一番この'ムーディーブルース'が手間がかからないです 笑。

他の二つは気温が上がるとドンドン上に伸びていき節間が開いてしまいヒョロッヒョロになってしまうので、ある程度風に当てたりして節間を縮める必要が出てくるからです。

節間が伸びると強い風なんかですぐに倒れたり折れますからね(-_-;) 

節間が伸びた株は基本的に柔らかいのでアブラムシなんかも付きやすくなりますし。

その点で、'ムーディーブルース'は元々の性質なのか節間が開くことなく生育してくれるので、発芽させてポットに上げたら水と肥料を与えておけばとりあえずOKなので。

上の2枚の画像はまったく同じ環境で同じ日に種まきをした株で、これだけの差が出るので間違いなく性質でしょう。

長日植物?!

花びらの中心が黒っぽいのも出ます(^^)

不確定ですが、ドラモンディー系のフロックスは長日植物なような気がします。

※長日植物についてはセリンセのページをご覧ください↓

というのも、株がほとんど育ってない状態でも開花している苗がありましてね。写真を撮り忘れたので後日また掲載しますが(-_-;)

株の大小問わず1つ咲いてから一気に咲き始めたので、もしや?!と思いました。

しかしながら国内外色々なサイトを見てみても「ドラモンディー系のフロックスは長日植物」と断定しているサイトが見つからなかったので、もしかしたら思い違いかもしれませんが(-_-;)

耐寒性

'クリームブリュレ'でも耐寒性について触れましたが、耐寒性についてはこれまたいろいろなサイトを見ましたが、特に海外サイトは強気なのか「寒さには強い」と書かれているサイトが多いです。

かの有名種苗会社の「Tompson & Morgan」も-40℃でもイケる、と断言していまして・・・ひょっとして秋播きで露地越冬が可能なのかもしれませんが、

なんとなく無理なような気がしますので、秋播きされた方は雪&霜除けは念のためしたほうが良いんじゃないかというのが僕の意見です(^^;)

というわけで今日はフロックス ’ムーディーブルース’でした~

ではでは~(^^)v

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