どもども~(^^)v
今日は青花というか薄い水色の花がキレイなファセリア・コンジェスタについてです~
画像とデータ
- 学名:Phacelia congesta
- 別名:ブルーカール
- 分類:ムラサキ科
- 原産:アメリカ (主にテキサス州、オクラホマ州、ニューメキシコ州)
- 形態:耐寒性一年草 (越年草)
- 耐寒性:USDA 9a(-6.7℃前後)
- 花期:春
他のファセリアよりも草丈が出て(1mくらい)ちょっとビックリしました。株張りはせいぜい20cmほどです。
高さが出るので後方に植えると良いのかなと思いまいます。原産地のアメリカの南部の州ですと所々で群生してます。日光を好みますので日当たりの良いところで。
育て方
ファセリア全般というかセリンセなどムラサキ科全般に共通して言えることですが、
開花し始めるとものすごく肥料を食いますので植え付けの際には新しい培養土に植え付けるか、たい肥をしっかり混ぜ込んだ土を植えるなど行うと長持ちします。
ムラサキ科は全般的に開花すると肥料を多く求める傾向が強いです。
そのため綺麗に長く楽しみたいのでしたら、しっかりとした土を使い開花した苗ではなくラベル苗などと呼ばれる開花していない苗を植えましょう。
つぼみの状態もなかなか個性的
なんかこう
「ギュッ!」
という擬態語を見事に表現してくれてます。
すべての種類ではないですが、このようにつぼみが丸まるったり集合する様子はエキウムの種類でも存在するのでムラサキ科に多い特徴かなっと思います。
こぼれ種
そろそろ暖かくなるし雑草も少し伸び始めたから除草剤でもまき散らすか~とまき散らしていたら、
あ!
と見覚えのある葉っぱが。
ファセリア・コンジェスタだ!
すごくビックリしました。
というのも、カンパヌラリアもタナセティフォリアも秋にこぼれ種で増えても霜や雪のせいで翌春まで残ったことがないので。
しかももう一株。
もう一つ確認できましたが、なんでこんなところで・・・・と不思議に思い周辺の環境を見ながら思い返すと、
このように霜や雪などの上からの落下物から守られた場所で、この棚のすぐ横には温室があるので冷たい風にもそれほど当たらず
この年のこの温室周辺の最低気温は-8℃でしたが、もしかしたらこういった場所では-8℃くらい下がっても発芽した株自体は死なないのかもしれません。
ちなみにこぼれ種で増えた2株の上には昨年種採り用の株を置いてました。
読み方について
黄色の花粉もアクセントになって良い感じです(^^)
ファセリア・コンジェスタ(Phacelia congesta)の「コンジェスタ」という読み方について、細かい話ですがラテン語の表記だと
コンヂェスタ
となるのが正式のようです。
congesta=コンジェスタという名称を見た時になんかずっと違和感というかモヤモヤすることがあって、
時間に余裕ができてからちょっと調べようと思い数カ月たってしまったんですが
モヤモヤの原因となっているのは「ge」の部分で、
「ge」はラテン語の系統を強く組むスペイン語だと読み方は「ヘ」なのためコンジェスタではなく「コンヘスタ」なんじゃないかな~
と思い、「ラテン語 翻訳」で検索したら・・・
便利ですね、インターネット笑
「ジェ」でも「ヘ」でもなくラテン語では「ge」は
「ヂェ」
でございました(^-^;
まぁ通じればなんでも、どんな表記でも発音でも良いのですが笑
その他のファセリアについてはこちらを
というわけで、今日はファセリア・コンヂェスタでした~
ではでは~(^^)v