(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

白花のベルケアです。ベルケア・キルシーフォリアです。トゲがプルプレアに比べ物にならないくらい鋭い!

2016年9月25日

どもども~(^^)v

今日はトゲが強烈なのを~

画像とデータ

 

  • 学名:Berkheya cirsiifolia
  • 別名:Mohata-o-mosoueu
  • 分類:キク
  • 原産:南アフリカ
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 7(-15℃前後)
  • 花期:晩春

別名の"Mohata-o-mosoueu"はモハタ・オ・モソウエウ?と読むのでしょうか?試しに検索をかけたらこのベルケアがたくさん出てきたので間違いはないでしょうですが、ズールー語だからか意味がまったくの不明で・・・・ハハハ(◎_◎;

草丈は1.5m、葉張りは40cmを目安に。花は直径が8cmほでになりけっこう大きい花が1株で5~10ほど咲きます。

花びらが意外に硬く、多少の雨では花びらは落ちません。

wikipediaには「いくつかのベルケアは雑草扱いです」と書いてあってちょっと笑えました。そりゃトゲがこうだからねぇ・・・。

トゲが強烈

葉は丸っこいというか棒状って言うんでしょうか、なんか細長いです。

この白花のホワイト・ベルケアはとにかくトゲがスゴイです。紫花のベルケアよりはるかに鋭いです。アザミを軽く凌駕します。

とある海外のブロガーさんが

「このベルケアは気に行ってるけど願わくばこぼれ種で増えないでほしい」

と切実に書かれてました(;^_^A 

植え付けるのにも痛い思いをして引っこ抜くのにも無傷ではいられないでしょうし、植え付ける際にも抜く際にもそれなりに痛い思いをすることを念頭に。冬の間もある程度株のボリュームは残りますので、気を付けてくださいね。

それでも虫は付くんです

ツボミもなかなか痛そうです。

こんな鋭いトゲをたくさん持っている植物で外敵からは無縁な様相をしてますが、葉っぱは食べられます。

ガの幼虫だと思いますが、葉のトゲを上手に避けいかにも柔らかそうな表面ばかり食べるので、ガッツリ食害されるとトゲトゲと堅い繊維だけ残して透明の網目状のスケスケの物体が宙に浮いている感じになります。

虫からしたらこれだけトゲが鋭いので、安心して食事にありつけますわね~トゲが自然と鳥なんかから守ってくれるわけで(-_-;)

デイジーに似てます

キク科というだけあってかデイジーに似ていて、花が大きいデイジーのように見えます。

 

このホワイト・ベルケアについては花がどうこうよりも、トゲだったり葉の形が特徴的で1.5mほどの高さにもなりますしそちらに目を奪われますね。

この植物を使っている方のいろいろなブログを読みましたが、総じて思い切った雰囲気を出したりエキゾッチクな植物でまとめたいときに合わせて植えられてます。

そのためそのような「違い」を出すには良いのかも、と思います。

植え付け場所や水やりなどはプルプレア(パープレア)と同じで、日当たりがよいところで。雨が降った後や水やりの後に土が何日もグチュチュしない土質でしたら植え付け場所としては問題ありません。

 

それでは、くれぐれもご利用の際はトゲにご注意を(^^;)

 

というわけで、今日はベルケア・キルシーフォリアでした

ではでは~(^^)v

 

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