どもども~(^^)v
今日は宿根フロックスの人気品種です~
画像とデータ
- 学名:Phlox x 'Chattahoochee'
- 別名:ムーディーブルー
- 分類:ハナシノブ科
- 原産:
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 5b(-28℃前後)
- 花期:春
微妙な色合いで清楚な花色の植物は実際に生で見た方が良いと思われる最有力候補。実物はもっと薄くやわらかい印象の花色です。草丈は20cm、株張りは35cmを目安に。
ムーディーブルーで検索してもヒットしない・・・
何者?
実際の花色は薄い紫色っぽいです^^;
植物のデータ的なモノを検索するときにもう僕のくせになってしまっているのですが、学名であったり英名で検索するのですが・・・
どうもPhlox pilosa 'Moody Blue'で検索しても日本語サイトばかり出てくるんですよね。
このフロックスだけではないのですが、権利的なモノなのか商標登録的なモノなのか詳しいことはわかりませんがたびたび植物にはこういったことがあります。
正式名称というか名前を変えて・変わって流通している
ということが。
検索ワードを変えてもこのフロックスが検索に引っかかってこず・・・ひっかかってくるのは同じく一年草扱いのフロックス'ムーディーブルース'(Phlox drummondii 'Moody Blues' 画像はこちら→画像)でして・・・
ちなみにこちらの一年草扱いフロックスはチェリーキャラメルやクリームブリュレと同じ種類のフロックスです。
フロックス 'ムーディーブルース' についてはこちらへ ↓
これかな?
ツルハナシノブみたいな出で立ち(^^)
と困ったなぁ~と思いつついろいろなページを見ていたら(意外とこうやって色々なサイトを見るのが楽しかったりします 笑)、たぶんこれじゃないかな、という名称を見つけましてね。
それがPhlox x 'Chattahoochee'、フロックス'チャッターフーチー'って読むんかな。画像一覧です→Phlox x'Chattahoochee'の画像一覧
花の形状や色、株の出で立ちなんかが酷似しているのでまず間違いないんではないでしょうか。僕の画像よりも実物に近い花色の薄い紫っぽい色をしてますし(^^;)
生い立ち
いくつかこのPhlox x 'Chattahoochee'について書いてあるサイトを見ましたが、どうやらこちら純正のピロサ種ではないようです。
いくつかのサイトで同じような記述があったのでまとめてみると
フロックス’チャッターフーチー’は英国のガーデンでフロックス・ディバリカタ ラファミィ(Phlox divaricata var laphamii)とフロックス・ピロサ(Phlox pilosa)が自然に交配して出来た品種の可能性が高い
とありました。まぁたぶん本当なんじゃないかな~と思います。
細長い葉の形状や硬さはなんとなくディバリカタっぽいですし、花の付き方はピロサっぽいですからね(^^)
芽吹きの様子
冬の間はほぼ地上部が無くなります。
このフロックスはプロクンベンスやシバザクラのように地上部をある程度残して越冬するタイプではなく、ほぼ地上部がなくなります。
上の画像は2月頃の画像でやや芽吹きが始まってます。
暖地ですとたぶん2月から3月上旬にはこのような姿になっているかと想像します。寒冷地ですともう少しあとなんじゃないかな。
憶測、ですが本来なら完全に地上部が無くなって土から新芽が上がってくるんじゃないかと思うので前年の茎というか枯れ枝みたいな茎は切ってしまっても良いんじゃないかと思います。
そっちのほうが締まってまとまったキレイな株に仕上がるんじゃないかと。
残してもそれほど生育に影響はなかったですが^^;
育て方
ざっくり簡単にですが(^^;
名古屋の高温多湿にも十分に耐えるのでとりあえずは夏越しには気を使うことはないかと思います。
寒さもとりあえずは極寒地のような国内での極所を除いたらこちらもあまり気を付けなくて良いかと。
植える場所は王道というか鉄板ですが、フロックスは半日陰や反射光がよく入る明るい日陰でも開花はするのでそういった場所や、良いかなと思います。午前中は日光があたり午後から陰る場所なんかはバッチリです。
土質の感じはこちらも鉄板ですが、水はけは良いほうが良いです。やや斜面になっているところろかなんかは良いかと思います。
と、これらの条件を満たしてるのがトップ画像のアルムさんのお庭の株です(^^) この画像は植えて3年目を迎えた株になります。
それでは今日はフロックス'ムーディーブルー'でした~
ではでは~(^^)v