どもども~(^^)v
巷で話題のフロックス ’クリームブリュレ’ についてです~
画像とデータ
- 学名:Phlox drummondii 'Creme Brulee'
- 別名:ドラモンド・フロックス
- 分類:ハナシノブ科
- 原産:アメリカ・テキサス州 ※原種
- 形態:耐寒性一年草
- 耐寒性:USDA 3(-40℃前後?)
- 花期:春~夏
'クリームブリュレ'は英国のThompson&Morgan社より発表されたフロックスです。
元々はキキョウナデシコと和名が付いている、ナデシコなのかキキョウなのかわからないネーミングについてはここでは触れませんが、
フロックス・ドラモンディという「種が出来ると枯れる一年草」のフロックスの園芸品種になります。
草丈は40cm、株張りは30cmを目安に。
ちなみにこのフロックスの原種はトーマス・ドラモンドさんというスコットランドの方が発見しスコットランドに種を送ったことからその功績から、ラテン語風にドラモンディーと付いてます。
耐寒性あるの?
気温が高い方が生育は良いです
一般的に市場に流通し始めるのは例年だいたい3月末から4月初旬からという印象がありますが、最高気温が20℃を越えると抜群に生育が良くなり気温が上がってくるにつれてものすごく状態が良くなる印象があります。
元々の性質で一年草なので、耐寒性はもちろん皆無であろうと思っていました(思い込んでいた)。一応耐寒性を調べてみたところ、アメリカの多くのサイトでは-40℃でもOK!と普通に書かれているので、
と疑ってしまうのですが・・・(^^;) ミズーリ州立植物園のサイトも耐寒性は-40℃と書いてありますし・・・。
種の耐寒性かな?
種の耐寒性なのかな?と思ったのですが、ここまで耐寒性が高ければこぼれ種でドンドン増えている地域が日本国内にあっても良いかと。でもそのような話は聞いたことがなく、
しかも多くのサイトで種播きは
「最後の霜が降りてから播きましょう」
と書かれていまして・・・(+_+)
いったいどっちなんだろ・・・と。
何を基準にこぞってここまで耐寒性が優れている、と言えるかまでは不明ですが経験則で春から夏にかけて咲き、種が出来ると枯れる一年草は温室や寒風避けやある程度の寒さを防止できるところでないと芽吹いても霜などに当たると溶ける、という印象がありましてね。
そのため耐寒性についてはそれほど期待ができないのではないのかと、考察しています。
そのためやはり種まきは「最後の霜が降りてから」が良いのではないかと(^^;)
秋播きを行い霜が降りたり本格的な寒さがやってくるまでにそこそこの大きさに育っていたとしても、やはり軒下などに置き寒さ避けをした方が無難かと思います。
フロックス・ドラモンディーにはイロイロ種類があります
フロックス・ドラモンディーから派生したフロックスは様々な種類がありまして、僕自身もすべて網羅できている訳ではないのでまだ1つ1つを書けないのが恐縮ですが、
この’クリームブリュレ’からわかるように、色幅がかなり多くなんとなく青系や赤系、黄色系、または花弁が変形したものや縞状の花色であったり徐々に固定化されていっているような印象があります。
たぶん今後日本国内にもいろいろ入ってくるんじゃないかなっと思います。
長持ちさせる方法
テクニック的なことと言うと難しく聞こえるかもしれませんが、長持ちさせる良い方法として
花が終わり種を付ける前に刈り込み肥料を与える
と良いです。肥料は通称:白い球のIB化成を何個か株元に置いておけば5~8月の間でしたら2~3週間もしない内に切る前と同じくらいのボリュームになります。
いちいち花が終わった茎なんて切ってられない、と言う人には
株元の葉が黄色くなり株元がスカスカになってきたら思い切って半分くらいのボリュームにしてみてください。
半分くらいのボリュームにしても2~3週間くらいで元に戻ります。だまされたと思って一度やってみてくださいね(^^)
水切れ注意
水切れさせるとこのフロックスは葉先がけっこうチリチリに焼け黒くなるのでご注意くださいね(^^)/
ではでは~(^^)v