どもども~(^^)v
黒葉と赤や黄色やそれらが2色の花色が楽しめる
ヘリオプシス・ヘリアントイデス 'ブリーディングハーツ' (Heliopsis helianthoides var. scabra 'Bleeding Hearts')の育て方についてです。
花期は基本的に初夏ごろからですが環境や地域によっては晩春から咲くことがあり、
最高気温が18〜20℃を下回る時期まで楽しめます。だいたい11月ごろまで開花していることが多い印象です。
放置で勝手に育ってくれるので育て方や注意することはほぼありませんが、ここではざっくり説明いたします。
画像とデータ
- 学名:Heliopsis helianthoides var. scabra 'Bleeding Hearts'
- 別名:
- 分類:キク科
- 原産:北アメリカ(原種)
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 3(-30℃前後)
- 花期:初夏
原種はアメリカの北部から西部にかけて分布しています。
学名ですが種小名のヘリアントイデス(helianthoides)は「ヘリアンサスと似ている」という意味です。
ではヘリアンサスは何?というと代表各としてヒメヒマワリを含むヒマワリやキクイモと呼ばれるモノがそうです。
またスカブラ(var.scabra)は「葉がザラザラしている、荒い」という意味です。
var.が変種という意味なのでこのヘリオプシスは「葉がザラザラしている変種でヒメヒマワリに似ているヘリオプシス」から作出されたモノとわかります。
わかりますっと書いておいてアレですが、こう訳するとちょっと訳がわからないですね。
草丈はだいたい1mほど、株張りは60cmほどを目安にしてください。
花色
花色ですが基本形はこの画像のように花びらの縁が咲き初めは赤系の花色で、徐々に黄系に変わっていく感じです。
ですが咲き始めは赤色というか朱色のような赤系の花色で咲き、咲き進むと黄色くなっていくこともあります。
基本形は「花びらの縁が黄色で残りの箇所は赤色」ですが、開花時期の気温等で赤系や黄系の単色で咲くこともあります。
また咲き進むと花色が変わります。
ココがポイント
でも基本は花びらの縁が黄色で残りの箇所は赤色
育て方
高温多湿にも寒さにも強く、水切れにも強いので個人的に「これを枯らしたら園芸を止めた方がイイと思う植物の1つ」として捉えている植物です。
とりあえず日当たりの良い場所に置き適当に水をやっておけば枯れません。
土についてもめちゃめちゃ乾きやすい・保水力がある、など極端でなければ特に選ばないので、「枯らしてやろう」と悪意を持たない限りは枯れないんじゃないかなと思うほどです。
日当たりの良い場所についてですが直射日光が1日6時間はしっかり当たる場所に配置してください。
新葉は緑色っぽくなることがありますが、株全部の葉が緑色になった場合はそのまま枯れることはないものの、その場所はこのヘリオプシスには合ってません。
日光に当たる時間が短いと黒っぽい葉色が緑色になります。それとヒョロヒョロに間延びします。
このように
株の大半の葉の色が緑色っぽい場合はその位置がこのヘリオプシスにとっては日光が足りないと判断してください。
緑色の葉は日光がよく当たるようにすると黒色になります。
短命の多年草と呼ばれていますが、ランナータイプの地下茎でないですが地下茎から年々新しい芽が出てくるのであっちこっちから出現しないものの一度植えたら長い間は同じ位置にいる印象があります。
それとこのサイト内で記事にしてある「これを枯らしたら園芸を止めた方が良い植物」はこちら。
耐暑性
高温にも高湿度にも強いです。
あえて高温と高湿度はどちらが苦手かと言われたら、湿度かなっと思います。
それでも密植えせず株元をスッキリさせた状態なら湿度80%以上の日が年間で3ヶ月以上ある沖縄でも育つのではないかと思うほど、高湿度の環境下でも耐えます。
また水切れにも強く、ある程度の大きさに育った株なら葉がパリパリになるほど水切れし
「これは今から水をやっても元には戻らないだろう」
と瞬間的に判断できる状態からでも、水をしっかりやり続けると数日後に地中から新しい芽が出てくることがよくあります。
根さえ生きていれば復活します。
根がしっかり張った株でしたら、真夏でも自発的な水やりがなくても自然雨だけでも容易に夏越しします。
耐寒性
寒さについてはこれと言って心配することはないでしょう。
日本国内で越冬できない地域は極寒地など一部地域に限定されると思います。
ポットや鉢ごと凍っても暖かくなると芽吹きます。
最高気温が20℃を超える時期になると新葉もたくさん展開し、茎も一気に伸びていきます。
というわけで今日はヘリオプシス ’ブリーディングハーツ'でした~
ではでは~(^^)v