どもども~(^^)v
今日はあまり見かけない模様の花を~ものすごい特徴がありますね。
画像とデータ
- 学名:Geranium cinereum'Lawrence Flatman'
- 別名:ドワーフ・クレーンスビル
- 分類:フウロソウ科
- 原産:ピレネー山脈(原種の自生地)
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 4(-30℃前後)
- 花期:春
ややピンクがかった白い花びらに線状の濃いピンク色が入る、とてもユニークなゲラニウムです。グレーがかった葉もなかなかイイ感じ。
ミセス・ケンドールクラークもそうですが、他にも名前をど忘れして出てきませんがゲラニウムって花びらにこんな感じで線が入るモノって多いですよね(^^;)
ミセス・ケンドールクラークについてはこちらで↓
数あるゲラニウムの中でもこのゲラニウムは、草丈が伸びるタイプではなく地面に近い所で開花します。
草丈は15cm、株張りは30cmを目安にしてください。
花がイイ感じ
こんな感じの怪しいというのか妖しいというのか、好きです・・・・個人的に(^^;) なんかね、大鉢に植えてモリッモリにしてドヤ顔したいですね。
よ~く画像を見たら3月になり株が動き出したのを確認してから液肥を与えてましたが、流石に開花し始めたら肥料が切れてきたかぁ~早めに植え替えないと(;^_^A
花の大きさは2cmほどで、ゲラニウムの中では小輪の部類に入るんじゃないかな。
育て方
ゲラニウムなので、というと誤解を生みそうですが寒さにはそれほど気を付けなくても良いかと。
というか、国内のほとんどの地域では寒さで枯死することはほとんどないんじゃないかなっと。
なんせ元々はフランスとスペインの国境に位置している、イベリア半島の付け根のピレネー山脈の中央部のようなので。
問題は夏越し
でしょうね。
暑さだけというと35℃ほどの場所でもなんら問題なく他国では夏越しできているようですが、そこに湿度が加わる日本の夏・・・・世の中のガーデニング好きの人には実は「隠れゲラニウム好き」が僕の印象だとけっこう多いですが、
その「隠れゲラニウム好き」な人たちがゲラニウムをけっこう夏から秋にかけて枯れる、もしくは枯らす、という印象もあります。
「隠れゲラニウム好き」と書くとなんだか「隠れキリシタン」みたいな連想をしてしまいますね 笑。
大概は蒸死というか株元がドロッドロに溶けて終了、もしくは「昨日までは元気だったのに今朝見たらグテってとしてたから触ってみたら株が簡単に抜けた」的な感じ(根腐れですね)ではないでしょうか。
自信のない方は地植えはせずに、軽石やゼオライトなど土中にスペースを作り空気入れる効果のあるモノを多めに入れ鉢で管理したほうが良いんじゃないかな~っと思います。
画像の株も外にずっと放置してましたが、ポットに入れたままなのでよく乾きますからね~高温多湿の状態でも、鉢に植えておくと根が呼吸しやすいという点や株が乾燥しやすい点では、
他の植物との水やりなど生育条件的な兼ね合いが必ず起こる地植えよりもやはり効果は高く蒸れ死のリスクは軽減できるんでは、と思います。鉢植えは移動もさせられますしね(^^)
交配種です
さてさて、このゲラニウム・キネレウム’ローレンス・フラットマン’(Geranium cinereum'Lawrence Flatman)ですが、あるゲラニウムとあるゲラニウムを交配してできた、いわゆる交配種になります。
ゲラニウム・キネレウム・キネレウム(G.cinereum ssp. cinereum)とゲラニウム・キネレウム・スブカウレスセンス(G.cinereum ssp. subcaulescens)を混ぜたモノのようです。
・・・・どちらも見たことも聞いたこともないですが 笑。一応「あぁそうなんだ」程度に(^^;)
ご存知の方も多いとおもいますが、ssp.は「亜種」という意味で亜種同士の交配種なんですね、’ローレンスフラットマン’は^^
1979年に英国最大の多年草・宿根草のナーセリーのブルームオブブレッシングハムから発表されています。
国内での流通が少ない割に案外発表されてから時間が経ってますね。
というわけで今日はゲラニウム 'ローレンスフラットマン'でした~
ではでは~(^^)v