(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

燃えるような、という言葉がピッタリの赤色です(^^)

サンゴシトウ 別名:ヒシバデイゴ について。晩春から秋にかけて真っ赤な花が咲きます。

2017年8月7日

どもども~(^^)v

サンゴシトウ(Erythrina × bidwillii)、俗名でヒシバデイゴについてになります。

デイゴというと沖縄を連想しますが、雪や霜に比較的に強く耐寒性は-6℃あるので暖地では街路樹などで使われることもあります。

普段よく通る道にあり、長年ずっと正体がわからないけどカッコイイな~っと思っていた植物です。

画像とデータ

燃えるような、という言葉がピッタリの赤色です(^^)

  • 学名:Erythrina × bidwillii
  • 別名:ヒシバデイゴ
  • 分類:マメ
  • 原産:
  • 形態:耐寒性落葉樹
  • 耐寒性:USDA 9a(-6.6℃前後)
  • 花期:春

コーラルというのか真っ赤というか、鮮やかな赤花で30cm以上の大きい穂咲きするデイゴです。

樹高は3m、株張りも3mを目安にしてください。

※このブログ内では「ヒシバデイゴ」で統一します。

長年ずっと気になってました

デイゴのような花

丸く広がる感じで育ちます。

確か園芸を始めてすぐくらいだったかな~だから2009年くらいかな。

普段移動する時によく通る道の途中でこの植物・ヒシバデイゴを見つけて

なんだあの赤いカッコイイのは????

と思ったものの園芸を始めたばかりだったということもあり何者かわからず・・・・というかついこの間まで正体がわからず、でしたが^^;

でも気温が高くなってくると咲き始めるので、毎年この花を見ると「もうすぐ夏かー」と自分の指標となっていた植物です。

実際は早いと5月下旬頃から開花したりしますが 笑。

きっかけはNHK名古屋・さらさらサラダのロケ

戸田川緑地公園の温室で見つけたこの看板で判明!!!!

長年ある時期になると思い出したかのように、

「この赤い花の正体はいったい何なんだ?」

という疑問だけを持ち続けつつも

「その内に市場に出荷されるだろうからその時にわかるだろう」

と高をくくってましたが、一向に出荷される様子が感じられず・・・そんな時に初の生放送出演となったNHK名古屋制作・さらさらサラダという番組内の1コーナーでジャカランダのレポートと実物を録る、

ということで名古屋市中川区にある戸田川緑地公園にロケに事前に行ったわけなんですが、

あ、さらさらサラダ出演の時のこととジャカランダについてはこちらから↓

時間があったのでちょろっと戸田川緑地公園の熱帯系植物が展示してある温室内をブラブラしてましたらね、開花しそうなどこかで見たことある姿のモノが。

この状態でも確信しました(笑)

あ!これ!毎年暑くなると道端で見るやつだ!

っと誰もいない温室でシャウトに近い感じで言ってしまいました。

一人で 笑。

株元を見ると上にある「ヒシバデイゴ」と書いてあるので、

デイゴかぁ~あ~うんうん!っぽい!っぽいわぁ~

とまた一人で納得しつつも、念には念を!ということで葉や茎や全体の樹形の写真を撮り、いつも道端でみかける株と見比べてみて特徴が合致して、

数年かかりようやく正体が判明(^^)v すっごい嬉しかったです。

耐寒性

ヒシバデイゴの「ヒシバ」は文字通りひし形の葉をしている、という意味ですが全然ひし形ではない件^^; でもこの葉の形も特徴です

というか、デイゴの北限って沖縄ではなかったっけ?

それと経験則ですが、このヒシバデイゴのように大概ハデな花色の植物って霜とか雪に弱いんですよね。

僕が毎年見かけている株がある地域では積もりはしないけど雪も霜も降りて、ざっくりで最低-5℃には毎年下がる地域です。

 

耐寒性がそこそこだし、沖縄にたくさん植えてあるデイゴみたいに直立した木になってないよな~不思議だな~

 

と戸田川緑地で「長年正体不明だった赤い花の植物」が判明してから家に戻るまで運転しながら疑問に思っていましたので検索をしてみると色々出てきました。

交配種です

マメ科ですね~マメが出来てます。

さて、耐寒性とかと直接結びつきがあるかどうかは後ほどにしますがヒシバデイゴは交配種です。

E. herbacea というデイゴと 

E.crista-galli というデイゴ、こちらはアメリカデイゴと和名が付いています、

という2種類のデイゴの交配種です。

E. herbacea はアメリカ南部からメキシコにかけて分布していて、E.crista-galli(アメリカデイゴ)は主に南米はアルゼンチンやウルグアイに分布しています。

E. herbaceaとE.crista-galliも共にアメリカ大陸原産の植物ですが、2種類を交配させ「ヒシバデイゴ」を誕生させたのはオーストラリアの植物学者です。

しかも1840年代初頭には交配を終えて現在のような形になっていたそうです。鮮やかな赤色の花でなるべく小型の樹木を開発しようという目的で交配されてます。

 

1840年代にはもう誕生していた、というのが歴史を感じさせますね。

日本だと江戸後期末期しかもまだ黒船が来てません。 

密生します(^^)

それで耐寒性に対しての疑問がここで解消されるのですが、

  • E. herbacea は -7℃
  • E.crista-galli(アメリカデイゴ) は -6℃

ほどの耐寒性を元々持ち合わせてます。

そのためデイゴと言えども愛知県内某所で地植えで越冬できていたわけです。

育て方

注意

この暴れまくってる感じもすごく個人的に好みです。

ヒシバデイゴの由来と耐寒性について-6℃くらいなら問題ないと書きましたが、小さい苗を植える時は別です。

 

他の植物にも言えることですが、小さい苗というか幼苗の時に根を凍らせたりしますと、越冬する確率が低くなります。

そのためある程度の大きさ(こう書くと「具体的な数字を教えてほしい」とよく言われる)になったら地植えにするとよいです。

 

絶対に大丈夫、と言える大きさですが鉢のサイズで10号鉢で根が鉢底から出ていてしっかり根が回っている株なら問題ないでしょう。

10号鉢で根が鉢底から出ていてしっかり根が回っている株がどれくらいの樹高?という話ですが、たぶん2mにはなっていると思います。

その他

その他ですが、ご覧の通り日当たりを好みます。太陽の下での直射日光にしっかり当ててください。

水持ちが比較的良い畑の土質でも十分に育つので水やりは根腐れはそれほど気にしなくて良いです。だからと言って、毎日水たまりができるほど水やりして言い訳ではありませんので。 常識の範囲内で。

剪定は花が咲き終わり古い枝を落とすとよいでしょう。落葉している時でも開花中でもいつでも良いです。

では花の拡大画像と1枚余ったので載せておきます 笑。

このウネウネ~って伸びてる様子も好きです^^;

というわけで今日はヒシバデイゴでした~

ではでは~(^^)v

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