(元)バックパッカーな園芸家・伊藤章太郎が植物のことを中心に綴ってます。

ショウタロウブログ

やや青みがかっています。

ドワーフ・コンフリーについてです。コンフリーのわい性種です。画像は斑入りのゴールド・スミスです。

2016年7月31日

どもども~(^^)v

 今日は草丈も出ず大きくならないドワーフ・コンフリーについてです。

画像とデータ

やや青みがかっています。

 

  • 学名:Symphytum grandiflorum 'Goldsmith'
  • 別名:ドワーフ・コンフリー
  • 分類:ムラサキ
  • 原産:コーカサス地方
  • 形態:耐寒性多年草
  • 耐寒性:USDA 4b(-31.6℃前後)
  • 花期:早春

わい性の小さい小さいコンフリーです。常緑樹の下やあまり日光があたらないところでグランドカバーとか斑入りなので比較的に暗い所を目立たせるためとか、そのような使い方できる数少ない植物です。

基本は外斑ですが、斑はランダムに入ります。

あ、真っ暗なところは×ですよ。

学名のSymphytumは「シムフィツム」と読みます(^-^; ・・・・舌を噛みそう。

コンフリーって大きくなるんじゃないの?

コンフリーというと下の画像(左側の光を浴びてる紫花のではなく、中央にある緑色の塊)ように、葉も株もけっこうな大きさになります。

一般的なコンフリーは花芽を入れた草丈は1m近くなるんじゃないかな。

花も赤花や紫、白、青と種類がいくつかあって、

植えた1年目はたいていの方は満足されるんですが、

早いと2年目からこぼれ種と地下茎で増えて雑草化して厄介者に・・・orz

なんていう

最初に抱いた感情を短期間で覆される、という

例えるなら、

「付き合う前まではすごくイイ人だったけど、付き合った途端に性格が変わる人」

と言われ兼ねない植物な印象があります・・・ね(;^_^A

大きくなるのも増えやすいのも育っている土質が湿っている場所でも渇きが強い場所でもあまり場所を選ばない、というも理由ですかね。

それと、けっこう知られた話ですがコンフリーの葉や株そのもは緑肥として使えるますね。それこそ邪魔になったら細かくして土の中に戻してあげると良いデス

ドワーフと呼ばれる理由

暗めの場所でも咲きます。

対してこのドワーフ・コンフリーは、

特に画像に載っている斑入りの’ゴールド・スミス’は伸びあがってくる花茎を+しても30cmにもなりません。

地下茎でもそれほど増えず、植えこんで2~3年くらい経っても葉張りも30~50cmで納まります。もちろん環境によります。

寒さよりもどちらかと言うと高温多湿の環境では育つのか?

と気になる方がいらっしゃるかもしれませんが、問題なく名古屋地方の夏を越えてます(^^)

長野県の白馬村や大町でも自生しているのでどちらのコンフリーも国内のほぼどの地域でも露地越冬できるんじゃないかな、と。耐寒性についてはあまり考えなくても良いかと思います笑 

どちらも食べ過ぎ注意

コンフリーと言うとどこのサイトを見ても書いてありますが、近年までは天ぷらや何かにして食べられていたようでしてね。

しかしながらいまは食べ過ぎると体に良くないようなものとして捉えられているので、食べられるとしても大量には食べない方が良いデスね(*_*)

というわけで今日はドワーフ・コンフリーについてでした

ではでは~(^^)v

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