どもども~(^^)v
バプティシア ’ブルーベリーサンデー’ (Baptisia 'Blueberry Sundae')の育て方です。
こちらのブルーベリーサンデーは和名でムササキセンダイハギと呼ばれるバプティシアの園芸種になります。
花色はムラサキセンダイハギとほぼほぼ同じですが、草丈が少し低くコンパクトです。
性質は剛健で、暑さにも寒さにも強く育てやすいです。
ちなみにムラサキセンダイハギ=センダイハギではありません。
黄花のセンダイハギの学名は Thermopsis lupinoides です。
画像とデータ
- 学名:Baptisia hyb.'Blueberry Sundae'
- 別名:
- 分類:マメ科
- 原産:アメリカ
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
- 花期:春
「ブルーベリーサンデー」とカタカナで書かれていると、サンデー(Sunday)=日曜日?っと疑いもなく認識しそうですが、
このサンデーはSundaeでシロップとかトッピングが乗ったアイスクリーム、という意味です。
このブルーベリーサンデーというバプティシアには、アイスクリーム的なSundae感をどこから感じ取れるのかっと思ってしまいますが。
それでこのブルーベリーサンデーという品種ですが、
元々はバプティシア・アウストラリス(Baptisia australis)と、バプティシア・アウストラリスの変種のミノール(Baptisia australis var. minor)の交雑種(交配種)です。
原種と変種の交配種だからか花色にはそれほど大きな違いが見られず、
ブルベリーサンデーとほとんど同じような色合いです。
花色は差がないブルーベリーサンデー、原種のアウストラリス、変種のミノールの3種類の違いは草丈に違いがあります。
参考に
- バプティシア・アウストラリス 120cm
- バプティシア 'ブルーベリーサンデー' 90cm
- バプティシア・アウストラリス ミノール 60cm
ミノールはまだ見たことないので参考程度の目安ですが、それぞれこれくらいの草丈に差があるようです。
アウストラリスとブルーベリーサンデーを並べて植えてあるのも見たことないですが、
それぞれ別の場所で地植え株を見たところ「ブルーベリーサンデーの方がちょっと小さいかなっ」と思いました。
ブルーベリーサンデーの特徴とは言えませんが、
原種などとくらべると、比較的に若い株でも茎が多く現れるかなっという印象があります。
草丈は上記しましたがだいたい90cmほどで、株張りも90cmほどを目安にしてください。
株は一人で群生するような感じで地中から茎を出し、年々大きくなっていきます。
育て方
冒頭に書きましたが性質は剛健で「根っこさえ生きていれば復活する」タイプの多年草です。
真夏に強烈に水切れさせて、葉が反り返って真っ黒になっても根さえ生きれていれば再び地中から茎が伸びてきます。
植えた数年後に地下茎などであっちにもこっちも出てきて爆発的に増えることはなく、
地中から出てくる茎の本数が毎年少しづつ増えるっといった感じで広がります。
害虫が付く印象はありませんが、花が咲き終わる頃からうどん粉病が発症することがよくあります。
種まきし育てると早くても開花まで2年かかります。
苗を買って開花しなかった場合はまだ株が若いからかもしれません。
耐寒性
冬季は上の画像のように1m近く伸びた茎をほぼ100%枯らして、春になったら伸びる茎を残して越冬します。
葉や茎が枯れ始める時期ですが、最低気温が10℃を下回る気候になってきたら葉の色が黒や茶色になり始めます。
関東以西の太平洋側の暖地基準ですが、株によっては10月中旬頃から葉が茶色や黒くなり枯れ始めます。
でも12月に入っても枯れずに青々としている場合もありますが、
地上部分を残して越冬することはないので青々としていても「その内に枯れる」と思ってください。
耐暑性
関東以西の太平洋側の暖地と呼ばれる地域の高温多湿の環境下でも十分に育ちます。
鉢植えでの管理では水切れを心配しなければならないほど問題なく育ちます。
高温多湿の環境に耐える割に、
原種のアウストラリスが自生している環境は高い木がほとんどない野原や草原のような場所で、土質は砂利や砂地の場所が多いそうです。
根が地中深くまで伸びる性質で、そのおかげか乾燥や水切れに強いのかなと思います。
高温多湿に耐えると言っても、色々な植物を雑多に植えて株元が完全に隠れ蒸れるような状態にすると茎が黒くなり腐りますのでご注意ください。
鉢植えでも密集した状態にすると腐ります。
というわけで今日はバプティシア 'ブルーベリーサンデー' でした~
ではでは~(^^)v