どもども~(^^)v
アガスターシェ・ルゴサ の白花品種のアルバ(Agastache rugosa 'alba')についてです。
は?アガスターシェ・ルゴサって何?
っとそもそもが何なのか?ですが、日本にも自生しているカワミドリという和名のアガスターシェです。
カワミドリは沖縄を除いた国内の山間部や沢沿いに自生していると言われていますが、
夏の暑さにも冬の寒さにも強いので育てやすさという点で最高クラスの多年草(宿根草)だと思っています。
画像とデータ
- 学名:Agastache rugosa 'alba'
- 別名:コリアン・ミント
- 分類:シソ科
- 原産:東アジア
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 7b(-15℃前後)
- 花期:春
「シロハナカワミドリ」と俗名として付けられているアガスターシェは、ハーブとして使用されることで有名なアニスヒソップ(Agastache foeniculum)と呼ばれるアガスターシェの白花品種です。
混同したりして間違えないように。
花期は春から秋にかけてで、下記にまとめてますが切り戻すことで花期内でしたら何度も返り咲きします。
草丈は1m、株張りは50cmを目安にしてください。
時期や環境によってはかなり草丈が伸びて1mを超えることがあります。
切り戻しを行うことで、草丈を抑えたり花数を増やすことができます。
育て方
日当り
「カワミドリは主に山間部に自生している」ような日当りが悪そうな場所に自生しているようですが、直射日光が長く当たる場所でも問題なく育ちます。
ですが、株の状態が良いのはやはり「ほどほどに直射日光が当たる環境」が良いです。
「真夏に直射日光が8時間当たる場所」と、
「朝陽が2時間・夕陽が2時間の場所に配置した株」の状態を4カ月見比べましたが、
葉が瑞々しく清々しい健全な状態だと思えたのは、直射日光が当たる時間が少ない「朝陽が2時間・夕陽が2時間の場所に配置した株」です。
「真夏に直射日光が8時間当たる場所」に配置しても枯れることはないですけどね。
剛健な性質
その他のアガスターシェと同じように、基本的に雪や霜、低温などの寒さ全般かなり強く、「冬の間に枯れる」ということがあまりないです。ほぼないでしょう。
冬季は地上部分をほぼ無くし、地際にロゼットを組んで越冬します。
暑さに対してもその他のアガスターシェと同様に、気温38℃で湿度80%ほどの高温多湿でも鉢植えでも庭植えでも涼しい感じで余裕で乗り越えます。
性質的に根腐れにも渇き(水切れ)にも強いので、ネペタなんかと同じ扱いで良いです。
ポット苗でも真夏に2日ほど水切れの状態でも、その状態から水やりすれば何事もなかったかのように復活します。
他には気になってしょうがないくらい害虫や病気が現れるわけでもないので、
正直、これを枯らしたら園芸はやめた方が良いレベルです。
と言われても仕方ないのかなっと思わせてくれます。
切り戻し
性質が剛健なので特にこれと言って行うことはないですが、
肥料がしっかり効いている土に植えるなどすると、春から夏の数ケ月の間で短期間(3週間くらい)で徒長気味に1mくらいに伸びることがあります。
他の比較的に草丈が出るアガスターシェも似たようなことが起きますので、伸びすぎた場合は半分以下に切ってしまって良いです。
ここまで切ってしまってOK。
不安な人は半分くらいでもOkです。
切り戻す時期ですが、真夏に切っても良いです。
なのでいつ切っても良いです。
いつでも良いと言いながら、上に書きましたが冬はほぼ地上部分をなくしますが。
ライム葉
それと
ルゴサ種で黄金葉のアガスターシェでゴールデンジュビリーという品種がありますが、
日光の当たる時間の長短なのか肥料の効き具合でしょうか、このアガスターシェは葉の色がライム色っぽくなる時もあります。
理由はわかりませんがライム葉と白花の組み合わせもなかなか良いです。
ちなみに葉にはそれほど強い香りはありません。
真夏の白花
地植え株の画像を頂いた@ bluemoon_cottage さん は
春に植えてから3回切り戻したけど、気が付いたら元に戻ってるし真夏でも咲くから良いね
っと言われていました。
良コメありがとうございました。
「真夏の白花」で管理が楽、というのは意外に探すと見つからないですが、このアガスターシェは数少ない真夏に咲く白花です。
というわけで今日はアガスターシェ・ルゴサ 'アルバ' でした~
ではでは~(^^)v