どもども~(^^)v
数年前に植えてもう5年くらい経ったシモツケの’ゴールドマウンド’を本日久しぶりに見て、そう言えば’ゴールドフレーム’って似たものがあったなぁ~
ということで違いをまとめてみました。
画像とデータ ※’ゴールドマウンド’です
- 学名:Spiraea x bumalda 'Gold Mound'
- 別名:シモツケ、スピラエラ
- 分類:バラ科
- 原産:日本、東アジア
- 形態:落葉低木
- 耐寒性:USDA 4(-34℃前後)
- 花期:初夏
耐寒性、耐暑性に優れた元々は日本の植物です(^^)
平均最低気温が-30℃にもなるアメリカのある州でも植栽に使われている優れものです。
葉色がやや緑がかりますが、明るい半日陰でも育つのも良いですね。秋の紅葉もきれいですよね!
’ゴールドマウンド’? ’ゴールドフレーム’?
シモツケには’ゴールドフレーム’('Goldflame)や
白花で黄金葉の’ホワイトゴールド'など
「ゴールドなんちゃら」
とつくものが’ゴールドマウンド’以外にもあります。
僕は最初に手にしたシモツケが’ゴールドマウンド’で、その後にもっとも流通していて知られている’ゴールドフレーム’を知り、
苗の状態だけ見るとパッと見で、
「何がどう違うんだろう・・・??」
と思ったことがありまして(;^_^A
簡単な見分け方です。
’ゴールドマウンド’の特徴
’ゴールドマウント’は基本的には春の芽吹きから黄金葉で、色変わりせずに、黄金葉のまま葉が展開していきます。
あと、成長は’ゴールドマウンド’のほうが遅いです。
↑の画像が冒頭で書きました植えて5年目くらいの株です。高さはまだ50cm弱しかありません。追肥などまったくしてないので参考にならないかもしれませんが(^-^;
でも追肥しても葉色がより鮮やかになったり葉が大きくなるくらいじゃないかな~と。
ちなみに’ゴールドマウンド’の葉↓
葉です!とか言われても、シモツケの黄金葉、ですわね(^^;)
ゴールドマウンドの花
薄いピンク色になります。
遠目から全体を見ると
このような形状をしています。
’ゴールドフレーム’の特徴
’ゴールドフレーム’は芽吹きは赤色、その後赤色だった葉は明るいブロンズっぽい色へ(画像はアルムさんのお庭)。
葉色が変わるせいか、黄金色が’ゴールドマウンド’に比べて弱くややぼんやりとした印象の黄金葉です。
気温が上がってくる初夏に入ってくると’ゴールドフレーム’も全体的に黄金色がしっかり葉に入ってきますが、’ゴールドマウンド’の方が鮮やかな黄金色です。
また個人的な感想に近いですが、'ゴールドフレーム'の方が紅葉が始まるのはが早い印象があります。
ゴールドフレームの花
ゴールドフレームの花の拡大画像です。
こちらの方がピンクの色が濃く、「シモツケ」というと濃いピンクだよねっというのを体現しています。
まとめ
・’ゴールドマウンド’
芽吹きの新芽から黄金葉で色変わりは基本的に秋の紅葉まではせず、ずっと黄金色
成長が遅い
・’ゴールドフレーム’
芽吹きの新芽が赤色、その後やや明るいブロンズ色へ(これくらいの時期はまだ全体的にはぼんやりとした黄金色)
気温が上がってくる初夏ごろに全体が黄金色に
といった違いがあります。
鮮やかな黄金葉を楽しむなら’ゴールドマウンド’、
芽吹きから色変わりを楽しむなら、’ゴールドフレーム’、
といった感じですかね(;^_^A
どちらも紅葉の時期には葉色は変わりますので、植えられる際は他の植物との兼ね合いで選んで良いのかな、
っと思います。
実は
このように見分けが付きにくいのにも理由がありまして、ゴールドマウンドは交配種なんですよ。
片方がゴールドフレームの。
え?
え?どういうこっちゃいな?
ってなるかと思いますよね^^;
ゴールドマウンドは
わい性種のオヤマシモツケと呼ばれるSpiraea japonica 'Alpina' と 黄金葉タイプのシモツケ'ゴールドフレーム'(Spiraea japonica 'Goldflame')の交配種です。
交配親の片方がわい性種だからか、生長がすごくゆっくりに感じたんだ~と思います。
なかなかボリュームが出ないですからね~ゴールドマウンドは(^^;)
というわけでシモツケの’ゴールドマウンド’と’ゴールドフレーム’との違いについてでした。
合わせてこちらもいかがですか?
最後にこのシモツケの記事は僕のブログの中でも色々な人から評価を頂いている嬉しい記事です。
ではでは~(^^)v