どもども~(^^)v
ソルガストラム・ヌタンス'インディアン・スティール'(Sorghastrum nutans 'Indian Steel')と呼ばれる黄金色の穂(正確には黄褐色かな)のグラスについて。
黄金の穂はだいたい晩夏から秋頃にかけて上がってきます。
黄金色の穂は光沢があり太陽の光に当たるとちょっとキラキラします。
イネ科ということもあり、頑丈で育てやすいです。
画像とデータ
- 学名:Sorghastrum nutans 'Indian Steel'
- 別名:
- 分類:イネ科
- 原産:アメリカ
- 形態:耐寒性多年草
- 耐寒性:USDA 4b(-28℃前後)
- 花期:晩夏〜秋ごろ
品種のインディアン・スティールですが、インドに由来するモノではなくアメリカに元々住んでいたネイティブアメリカンと言われている人を指します。
それとスティールは、「鋼」という意味のSteelです。発音が同じで違う意味の「盗む」という意味のStealもあります。
僕は最初にこの名称を見た時に「インド人が盗難?」っと思ってしまいました。
間違えないようにしましょう。
草丈は穂を含めるとだいたい1.5m、株張り90cmを目安にしてください。
環境が合うとこぼれ種で自然増殖することがあります。
この記事内の画像のほとんどはBluemoon Cottageさんにて撮らせてもらいました。
Bluemoon CottageさんのInstagramアカウントはこちら@ bluemoon_cottage さん
育て方
イネ科だからという訳ではないですが、特に何か気を付けることはなくとりあえず日当りの良い所に植えておけばOKです。
日当りが悪いと徒長しやすく、たとえ穂が上がっても色が薄くどこかだらしない見た目になります。
そうなったら移動した方が良いです。
耐暑性
暑さと湿度についてはそれほど心配しなくて良いです。
かなりジメっとする愛知県尾張地方の夏でも問題なく夏越ししています。
ですが、
ココに注意
雨が降っても水が溜まらない斜面になっているような場所や水はけが良い土に植えてください
要するに植えてある土や場所が保水力があると、蒸れて根がグチャグチャに溶けたように腐りますよってことです。
関東ローム層のような「水はけは良いけど、保水力がある」土壌に植える場合は、ちょっと高畝のような感じにして乾きやすい環境を整えると良いかもです。
耐寒性
他のイネ科のように寒さについてはそれほど気にしなくて良いでしょう。
ポットごと凍りついても枯れることはありません。
アメリカのある植物園では茶色く枯れたままの状態を残し、一定期間「枯れた茶色」を景観として使用しているようです。
刈り込み時期
枯れた様子を景観として使用した後、芽吹きが始まる少し前にバッサリと地際で切ると新芽が綺麗に生えそろいます。
他のグラスと同時期
刈り込むのは時期的にだいたい冬に入ったころから早春の時期に。
他のグラス類と同じ時期ですね。
その他のグラスについてはこちらから。
というわけで今日はソルガストラム・ヌタンス(インディアン・スティール)でした~
ではでは~(^^)v